2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『リーガルハイ』 第8話

クライマックスの古御門のセリフ。人間は欲望の生き物であり、欲望を否定することなどできない。欲望によって人間は進化してきた。「これからも進化し続け、決して後戻りしない!」って一言が最高に真実だと思った。「燃料廃棄物処理場を造り、高速道路を造…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために(追記)

ちょっと言葉足らずだったかも、と思い、追記します。前記事での「だいたい日本史を選択しないで高校卒業できるなんてどうかしてると個人的には思う」というのは、「日本史をとらずに高校卒業した人」を「どうかしてる」と思ってるわけじゃなくて、「日本史…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために (3・完)

ただ、この数年、「戦前」に言及するものは増えてきたなという感じがしてる。それも時代の移り変わりなんだろうなと思う。私が最初に受けた平和授業(小1)で、校長先生が「今年は戦後40年です」と言ったのをハッキリ覚えてる。もう四半世紀以上前のことだ(…

これ、見てくださってるかどーかわかりませんが、のりさん! 今日の「ごちそうさん」! 希子の焼き氷の歌、すごくすごくよかったー! もう録画を4回はリピートしました〜! 今日の記事はダーーーッと長いです。下の方にはリーハイの感想記事もあります。

神無月の十

●10月某日: 夜のおでかけ。会社帰りの夫&同期と待ち合わせて六本松の居酒屋。ふたりが10年近く通っている店があることはかねがね聞いていたが、六本松のキャンパスに通った身でありながら聞いたことない店で…って私10年前もすでに大学生じゃないのよね(汗…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために (2)

「細かすぎる平和教育」の弊害(?)で長らく戦争周辺に強いアレルギーを持っていた私なんですが、いかんせん、同時期から大河ドラマが大好きだったもんで、自然、高校に入ると日本史を選択しますわな。そのころには流石に大人になりつつあったので、近現代…

神無月の九

●10月某日: 朝7時からせっせせっせと走る。帰ってシャワーを浴びてドロンとしていると、背後で夫がせっせせっせとお弁当を作っている。今日は幼稚園の運動会。といっても、サクはプレクラス&未就園児対象のプログラム2つに出るだけなので、必要ないんです…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために (1)

「はだしのゲン」閉架図書扱いの件がきっかけで、この夏は私のTLにも平和教育についてのツイートがよく流れてきた。いろんな意見があったけど、小学生ぐらいの子どもに何をどこまでどのように教えるか?てのは、けっこう難しい問題だと思う。今、福岡市では8…

神無月の八 / Eテレスイッチインタビュー 藤原竜也×長谷川穂積

●10月某日: 朝、けっこうな雨が降ってる。なのに深夜、博多の病院が燃えてたくさんの人が亡くなった。ショッキングなニュース。夫は通勤途中、号外が配られているのを目にしたらしい。雨がやむまで家にいる。鰯煮と新生姜の甘酢漬けをつくる。雨がやんでか…

『八重の桜』 第47回「残された時間」

オダギリジョーいい!いいなあ!!と再確認の回。「隠し事は困ります」で八重さんに真実を打ち明けられてからの「かわいそうに…。驚いたでしょう、一人でそんな話を聞いて」の微笑みも良かったが、「死が私に追いついてしまう!!」等、激昂からの「種を蒔か…

『日本の中世を歩く』 五味文彦

日本の中世を歩く―遺跡を訪ね、史料を読む (岩波新書)作者: 五味文彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/03/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (10件) を見る刺激的な読書になった。歴史が好きで、中世が好きで、多少の知識…

サクことば 40 複合語

名詞で終わる複合語は子どもの周囲にもあふれている。おもちゃ箱。牛乳パック。急行電車。Eテレの子供向け番組では「やぎさんゆうびん」が出てくるし、「ピタゴラスイッチ」だって考えてみれば複合語だ。それらについて、「おもちゃの箱だからおもちゃ箱だよ…

神無月の七 / AERAドラマ特集

●10月某日: 自転車で隣駅の本屋さんへ。3か月ぶりぐらいに来たのでラインナップが新鮮。生活圏内では本屋6軒、図書館2館、ブックオフ3店舗を利用している。サク連れだと天神や博多駅の都市型大型店舗になかなか行けないのは残念だけど、中型〜小型店舗でも…

神無月の六 / たかみな、優子、こじはる@スタパ

●10月某日: 九州って台風のイメージあるけど、なにげに福岡は最近見舞われてなかったの。2007年以来の上陸あるかも、しかも中心気圧935hPaとかで非常に強い! って予報に、正直びびってました。台風24号ダイナス。明日の夜ごはん(を作る時間)までは外に出…

神無月の五 / 「活字の力」シンポジウム

●10月某日: 朝、古新聞をまとめながら、「こ、この作業、久しぶり…!」と、なんかすごく懐かしかった。我が家は新聞を購読してなくて、週に1,2回コンビニで買うぐらい。それで普段は、可燃物用ごみ袋に入れてそのまま捨ててしまっているのだが(エコじゃな…

『八重の桜』 第46話「駆け落ち」

先週に引き続いて「内輪のスキャンダラスな話をチャチャッと叙情的にまとめてみました」みたいな話、しかも先週は弱冠23歳で熟した演技力を見せつける美月ちゃんだったけど今週は先週の最後で子どもっぽいウソ泣きしてたあの子やん、と思うと先週よりさらに…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと (5・完)

何かについて考えたり、考えなかったりするのは、持ち回りじゃないかなと思う。考えるキャパシティには限界があって、その限界は、人によって違うのはもちろん、同一人物の中でも上下するもの。ひとりの人間が興味をもてるトピックは限られているし、時期に…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと(4)

二項対立に見えているうちは、まだ考えが煮詰まっていない、ってことはあるんだろうね。あ、この場合の「煮詰まる」は「行き詰まる」ではなく「深まる」みたいな、本来の意味のほうね。逆に言うと、最初は二項対立から始まる、ってこともあるのかもしれない…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと(3)

今って、自分で選ばなければいけないことがすごく多いと思う。食材、学校、銀行、保険、病院、教育方針…。選択肢が増えるって、自由度が上がるわけじゃないんだよね。本文中では「選ぶことを強制されている」と書いてあった。選んだあとでいわれる「自己責任…

神無月の四

●10月某日: 隣町で街の店々を中心とした組合(?)主催の小さなお祭りがあった。新婚時代の私たちが住んでいたころから始まって、今年で5回目。今年は、友だちが、自分の園ママ友だちとウクレレバンドを組んでステージに立つという。ランニングがてら見に行…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと (2)

最近、自分の中で違和感が強くなっていたことがある。Twitterでちょっと気になるツイートがあると、気軽にその人のアカウントページに飛んでいく私。アカウントページには、その人のつぶやきが、その人のアイコンと共にずらーっと時系列に並んでいるのだが、…

神無月の三 /長谷川博己@プレミアムトーク

●10月某日: 午前中、育児サークル。やっと良い季節になったので遠足…ってかあんまり遠くないけど大きめの公園で子どもを遊ばせみんなでお弁当を食べるイベント。しかもやっと良い季節になったかと思いきやけっこう日差しが強くて、日影に入っている時間もけ…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと (1)

社会の抜け道。何やら胡乱なタイトルだが、とても面白い本だったのでおすすめしたい。そして、心に浮かんだよしなしごとを、そこはかとなく書きつづりたいと思います。あやしうこそものぐるほしけれ、な長文なので、分けます。相変わらず、長いだけで構成力…

神無月の二 / 大久保利通・マイフォーチュンクッキー(?)

●10月某日: ドラッグストアで買い物をしたあと「次は公園だよ〜」と近所の公園(B)に連れていくも、サクは渋い顔。「こうじしてる こうえん いこうよ」昨日行った、ちょっと遠くの公園(C)のことを指しているらしい。一画を整備中で、大きなショベルカーが…

『八重の桜』 第45話「不義の噂」

画づくりがとてもきれいだし、役者さんの演技がすばらしい。お話も、この一話を見たらまとまっていたと思います。特に時栄の視点に立てば。が、んがっ。1月から見てきていると、大河ドラマの中の一話をまるまるかけて、しかも大詰めに差しかかってきたこの11…

神無月の一

●10月某日: 今週と来週は幼稚園のプレクラスがお休みだ。ということに、今日になって気づく。たぶん、運動会前だから、先生たち大変なんだな。運動会後に、振替っぽく、イレギュラーな日程が組まれている。さて本日は、図書館 〜 本屋(そのハシゴおかしい…

猿之助&蔵之介、「スーパー歌舞伎」で共演決定!

http://www.sanspo.com/geino/news/20131107/oth13110705050015-n1.html (そのうちリンク切れるかも)蔵之介さん歌舞伎デビュー!ってyahooニュースにのってて、迷わずクリックしたらスーパー歌舞伎の新作じゃないですか!! きゃー! 亀ちゃん流石というか…

長月の二十二

●9月某日: 午前中、家族3人で大濠公園へ。夫がちゃっちゃとお弁当を詰めてくれる。サクの分は、ちゃんと、サクの弁当箱に詰めている。小さな小さな雨が降っては止み、降っては止みする中、夫と交代で走る。こないだまで、違和感と痛みの中間くらいのランナ…

『遠い太鼓』 村上春樹

遠い太鼓 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/04/05メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 109回この商品を含むブログ (136件) を見る1986-89年、ギリシャ・イタリアに住んだ時代の旅行記。といっても、身辺雑記のような文章が、…

長月の二十一

●9月某日: 朝10時から幼稚園の説明会。ばたばたと準備をしてサクとふたり出かける。毎週プレクラスでお世話になっているところなので、親子ともに緊張はない。てか、説明会はパスして願書を出してたっていいかなとも思ったけど、興味深い話が聞けるんじゃ…