歴史

弥生の八

●3月某日: 夫と息子はFさんにいただいたチケットで野球観戦へ。朝イチでチケットを引き換えたため最前列で見たそうだ。よかったね^^ 私は午前中仕事、午後はHさん、Sさんに誘っていただいて某講座の発表会へ。私も2年前に受けた講座で、このときのご縁が…

如月の八 / 韓国の「大満月」・BTS神社の問題とか

●2月某日: N事務所出勤。ロシア軍がウクライナに侵攻。つい数日前、J-HOPEの誕生日のお祝いをしていたウクライナアミのツイートがつらすぎる。インタビュー記事を少し。夜ごはんはチャーシュー、肉じゃがなど。 ●2月某日: インタビュー記事。夫は在宅ワー…

長月の三 / よしながふみ「大奥」のスペクタクルとワクチン開発

●9月某日: よく寝てたくさん汗をかき、朝起きると明らかに回復していた。シャワーを浴びて着替え、シーツも洗ってすっきり。 かなり発熱しましたが幸い24時間弱で回復しました。人との接触が減った昨春以来1年半、風邪をひくことすらなくなっていましたが、…

長月の七 / 日本の女性の歴史と現在、そして未来へ

●9月某日: 「なつぞら」に朝から涙ナミダ。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://p…

『沖縄・先島への道 街道をゆく』 司馬遼太郎

昨夏の沖縄旅行とその前後で司馬遼太郎の『街道をゆく』の沖縄編を読んでいた。昭和40年代後半に司馬が沖縄を訪ね、ほぼリアルタイムで書いた紀行文。本土復帰してまだ間もないころで作中には戦時中の体験談等も少なくない。その中に、 「軍隊というものは自…

睦月の七 / プレゼン「みんなの歴史勉強会」

●1月某日:ワークライフバランスプレゼン勉強会にてプレゼンターをつとめました。テーマは【みんなの歴史勉強会 ~歴史を参照して 「今」 「未来」を考える】あたたかく聞いていただき、さまざまなご意見をいただき、大変勉強になりました あと2時間くらい…

霜月の十 / 『村 ~百姓たちの近世』 水本邦彦

・なんだかバタバタ多忙でブログの更新が私にしてはあいてしまいましたが、元気です! ●11月某日: 夫が東京出張へ。「東京ばな奈と崎陽軒のシューマイでいいかな?」というので「もうちょっと目新しいものを買ってきてほしいな☆ あなたは目利きだから期待し…

『明治維新とは何だったのか ~ 世界史から考える』 半藤一利・出口治明

日本史界の大家 半藤一利に、APUの出口さん(=ライフネット生命創業者でもある)が「タテ・ヨコ・算数」そして世界史の視点から挑む、ということで、面白くならないわけがありません! 昨今、大河を始め歴史ドラマや小説でも世界史の視点を入れるものは珍し…

『太陽の子』 灰谷健次郎

今年の夏、数年ぶりに沖縄に行って、リゾートホテルに泊まったり水族館に行ったりして楽しみながら、楽しむだけでいいのかなという思いがあった。 ここ沖縄は、本土とは違う気候で、海も植生も食べ物も言葉もユニークだ。この独自の文化をもつ地域が歴史の中…

『日本人と象徴天皇』 NHKスペシャル取材班

2015年、2回にわたって放送されたNHKスペシャルをもとに編まれた本らしい。記述の8割がた、昭和天皇に関して。残りが今上、つまり平成の世の天皇。 昭和天皇についての研究は、実質亡くなってしばらくしてから始まったわけで、私がシロート目線でこの20年く…

2018年 8月6日(リンク集も)

不肖わたくし主宰「朝ドラや絵本で語るレキシ勉強会」にて広島・長崎の原爆投下日を尋ねてみると、スラッと出てこない人(子育て世代)は少なくないと感じてる。 こんな会に多少なりとも興味をもってくる人でもそうだから、有権者平均では、周知率はもっとも…

『とめられなかった戦争』 加藤陽子

2011年5月、NHKで4回シリーズで放送された内容に添って書かれたもの。当時、全然チェックしてなかったのは、震災からわずか2か月という時期の放送だったのも大きいと思う。そういう人は多かったはず。 というわけで、本作の感想としては、「その映像作品を、…

『風雲児たち 蘭学革命篇』

#風雲児たち 見て感動してる。愛之助、新納、村上、迫田のカルテットのすばらしさ! 特に新納さんの軽さからシリアスまで自在に行き来する演技に惚れた。真田丸の秀次もすてきだったけど真ん中にきても目が離せない役者さんなんだな。この4人中心の正月ゴー…

Xデーは いつ来るか? ~「描き続けた“くらし” 戦争中の庶民の記録」

『描き続けた“くらし” 戦争中の庶民の記録』8月にEテレで放送されたドキュメンタリーです。東京の下町で暮らす7人家族。お父さんが、敗戦までの3年間を絵日記で書き残していました。 少しずつ物資が窮乏していく世の中でも家族の暮らしには、ささやかな幸せ…

文月の十 / 歴史勉強会と星座になりきる子ども

●7月某日: (facebook投稿より)【未来のための歴史勉強会 ~朝ドラや絵本を携えて】無事、終了しました。伊藤さんや茉莉ちゃんはじめ、市民政治ネットワーク那珂川の方々に、場所や軽食(軽食というレベルではない!)など、丸抱えでお世話になって開催す…

1945年(昭和20年)6月19日、福岡大空襲(再)

lifeismine.me 6月19日は福岡大空襲があった日です。昨年、【ライフイズマイン】に書いたものをシェアしますね。当時の被害の状況など、ごく簡単にですがまとめています。1年生になった息子も平和授業を経験。帰宅後、開口一番ってぐらいに、「きょうのどう…

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子

それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫) 作者: 加藤陽子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/06/26 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13件) を見る 何年か前、網野善彦の『日本の歴史をよみなおす』に、“すべての日本人に読んでほしい!”と…

水無月の十三 / 考古学講座を受講

●6月某日: 午後から、福岡市埋蔵文化センターにて考古学講座。「土偶と装身具にみる縄文人の身体装飾」奈良女子大学の武藤康弘教授。道路が混雑していたりして開始直前に着いたら、空いている椅子はもう本当に少なくて、200人の定員はほとんど満員だったん…

『山に生きる人びと』 宮本常一

山に生きる人びと (河出文庫) 作者: 宮本常一 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/08/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 筆者は戦前戦中戦後を通じてフィールドワークを身上にした民俗学者。生活誌はもちろん史料や伝承も、山や谷…

『戦国乱世から太平の世へ』 藤井譲治 ~秀吉周辺について

(2月ごろ書いたの、まだアップしてないのを発見した。) 戦国乱世から太平の世へ〈シリーズ 日本近世史 1〉 (岩波新書) 作者: 藤井讓治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/01/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 1582年6月1日 本能…

『こんなに変わった歴史教科書』 山本博文

こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫) 作者: 山本博文 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/09/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (12件) を見る 1972年(昭和47年)に発行された“昭和”教科書と、2006年(平成18年)に発…

『戦国乱世から太平の世へ』 藤井譲治 ~信長周辺について

戦国乱世から太平の世へ〈シリーズ 日本近世史 1〉 (岩波新書) 作者: 藤井讓治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/01/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 1534 誕生1551 17才 父 信秀が死去、家督を継ぐ1559 25才 初めての上洛。将…

長月の七 / DASH島の石橋

●9月某日: 朝ラン。もたもたしていて10時近くになってしまい、やっと外に出たら雨が降り出していたのでガビーン(死語)となったが、ええい、ままよ(古語)とそのまま走りだしたら数分でやんだ。勝利! 糖質不足感があってきつかったけど、なんとか8キロ。…

『経世済民の男』 第3部 「松永安左エ門」 と シリーズを見終えて

第3部は、脚本:池端俊策。演出:柴田岳志 というコンビ。私への訴求力、最大級! そして実際にすごく面白かった。なんという潔い、おじんドラマ! 主演に吉田綱太郎を迎え、國村隼、萩原聖人、伊東四朗、高嶋政伸、うじきつよし、国広富之、岩松了、宝田明…

『明治天皇を語る』 ドナルド・キーン

明治天皇を語る (新潮新書) 作者: ドナルドキーン 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/04/10 メディア: 新書 クリック: 13回 この商品を含むブログ (18件) を見る 「明治天皇の人物像」に迫る本って、そういえば読んだことがないな興味あるなと思って買っ…

『日本文化の形成』 宮本常一

日本文化の形成 (講談社学術文庫) 作者: 宮本常一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/07/09 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 92回 この商品を含むブログ (18件) を見る 宮本常一の著書にもまだまだ読んだことのないものがたくさんある。長い年月か…

『街道をゆく 11 肥前の諸街道』

街道をゆく (11) (朝日文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1983/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 福岡・博多に生まれ育った人間にはなじみ深い場所から始まる一冊。30数年前、司馬遼太郎は福岡空港に降り立ち…

弥生の十八 / 『マッサン』最終回 / フィギュア世界選手権 / 角牟礼城

●3月某日: 湯布院にて、家族で一番に起床。ひとりで温泉に入っていると、ドアが開いて「おはよう」とサクが顔を出した。「サクタローも いまから パパとくるよ」。上がって、「マッサン」最終回。 #マッサン 涙…。なんだかんだいっても、最終回に二人の人生…

『歴史をつかむ技法』 山本博文

歴史をつかむ技法 (新潮新書)作者: 山本博文出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/10/17メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る新刊のころから話題になっていた本。書店でもよく平積みになっていたので気になっていたのを、ようやく入手。その昔は…

『忘れられた日本人』 宮本常一

忘れられた日本人 (岩波文庫)作者: 宮本常一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/05/16メディア: 文庫購入: 49人 クリック: 366回この商品を含むブログ (215件) を見るもう何度目かわからないんだけど、久しぶりに開いてみたらやっぱりものすごく惹きつけ…