2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

霜月の六

●11月某日: 午前中、育児サロン。ゆうに30分はもじもじして、それからおもむろに気ままに遊び始める。一番はしゃぐのは、時間が終わり帰るべく靴を履いて、校庭へ出たとき。砂場にダイブし、いいかげん帰ろうとベビーカーに乗せようとすると全身全霊で抗…

『家政婦のミタ』第7話

ミタさんの演出をするにあたっては、明らかに能に使うお面を意識しているはず。無機物であるお面は、いつでも同じ顔のはずなのに、場面に応じ、また見る者の見方に応じて、笑っていたり泣いていたり、微妙に異なる表情に見える。松嶋菜々子は少しずつ違う顔…

『11人もいる!』第6話

ほんとにこのまま進学あきらめてソアラと結婚するの? てかこの2人、似合ってなくね?という、視聴者の素朴な疑問にドラマが答え始めました・・・や、そういう疑問を持たせるような作りになってた、ってことなんでしょうが。ソアラの言動の未熟さ、身勝手さは…

10/26 7.4キロ 44分

9時10分より。16,7度? 存外あったかい。朝ごはん食べずに走りだした割に体調は上々で、「このままシモンさんと2人でどこまでも走っていきたい気分」(by Qちゃん@シドニー五輪)だったんだけど、てか、当然ながら私の隣にシモンさんはいないんだけど、と…

霜月の五

●11月某日: 朝からなんとなくそわそわ。思いつきでBOOK OFFへ、本棚の6冊くらいを里子に出しに行く。350円げと。で、行ったらそりゃ、店内も見て回りますわよね。退屈した子どもがギャーギャーわめきだすまで物色。発売当時はそれなりに売れたっぽい掃除…

『江戸はネットワーク』 田中優子

江戸はネットワーク (平凡社ライブラリー)作者: 田中優子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る(はてなハイクに投稿した感想) :無論ごく限定された世界だったんだろうけど、江戸という…

『カーネーション』 その1

今いちばんハマってるドラマ。毎日まいにち楽しみで仕方がない。どこから書いていいのかわからないくらい好きだ。名場面を挙げ始めたらいくら字数を費やすことになるやら知れぬ。欠点はあるけど愛すべき、とか、好きな役者が出てるからとか、放送当時の自分…

10/26 三谷幸喜@スタジオパークからこんにちは

いかん、書いてからアップするの忘れとった。表情を変えず独特の間でボケを挟んでくる三谷さんに、純粋まっすぐちゃんなスタパのアナふたりはついていけるのかしらん? と思っていたが、なんのことはない、三谷さんはちゃんと優しい球を投げていた。だてに長…

霜月の四

●11月某日: サク、大寝坊。雑事が捗るのでついついそのままに。で、起きたと思ったら大暴れ。ふう・・・。家を出たときはそんなつもりなかったんだが、片道1.8キロくらい離れたレンタル屋へ(歩いて行く)。そして大河『葵 徳川三代』のDVD、パッケージ裏の…

フィギュアグランプリシリーズ2011 エリック・ボンパール杯

いや〜、地上波放送に頼っている私の場合、NHK杯を見たあとだと、「試合感」の薄さによる盛り上がらなさはいかんともしがたいね。やっぱりスポーツって中継が基本だよね。スポンサーと視聴率の関係上しょうがないんだろうけどさ、録画のうえにすごい編集が施…

霜月の三

●11月某日: 雨の中、ドラッグストア〜スーパー〜酒のディスカウントストア と、車で買出し回り。すんごく重い荷物+サクを、夫とふたりで手分けして駐車場から家まで運んで歩く。ものの3,4分とはいえ、お、重い・・・。夕方になって夫の腰が軽くグキッと…

豊崎由美の仁義

豊崎由美、フリーライター。星の数ほどある世の中のありとあらゆる本を読む書評家・・・というだけのイメージの人ではない。大森望とやってる『文学賞メッタ斬り!』では、候補者・候補作にとどまらず渡辺淳一や石原慎太郎ら審査員の“御大”たちも斬りまくり、自…

『妖怪人間ベム』第4話

秀逸な回。ゲストの紺野まひるの、美人なんだけど、心に何かを抱えてる感じの顔が、役にすごいハマリようだった。そして、みんなで餃子を作るとか、小春の、白線からはみ出さずに歩きとおせたら・・・のジンクスとか、『すいか』『Q10』の流れを汲む演出にはさ…

『家政婦のミタ』第6話

視聴率うなぎ上りらしい本作。高視聴率を獲得するためには、老若男女・・・とまではいかずとも、視聴者層をそれなりに縦断しないといけないわけで。『ミタ』も、もともとのこの枠のターゲットであろうF1・F2以外にも裾野を広げてるはず。ドラマほとんど見ないう…

『11人もいる!』第5話

五月がかわいー! こういう話をあざとくなく、いい意味でささやかに書けるのはクドカンの才能だと思った。古今東西、人は物語を必要としていて、どんな民族も神話や民話をもっている。震災のことも、これから、いろんな書き手によっていろんな種類の物語が書…

11/20  7.7キロ 45分

10時40分より。17度くらい? 半袖、寒っ。そらそうさね。風が強く、日陰は空気が冷たい。しかし、マラソンシーズンに入ってきたなあとも思う。20分くらい走ってるとあったまってきた。大楠から百年橋通り、美野島、住吉から城南線、薬院〜平尾。城南線でやた…

霜月の二

●11月某日: ゆうべ夫とふとんで雑談してたら寝ていたサクが泣き出したので一も二もなくパイをさしだすが、なかなか寝ついてくれない。眠りに落ちてゆく夫と反比例するように覚醒してゆくサク。ついに目はぱちくり。おなかがみたされてないのかな〜、もう…

Born To Run

なんのオチのある話でもありませんが。NHK杯エキシビション、男子シングル3位・アメリカのロス・マイナーは、現地で買った「北海道」Tシャツにねじり鉢巻で登場し、会場は大盛り上がりだった。曲はブルース・スプリングスティーンの『Born To Run』。ハタチ…

『生きるコント』 大宮エリー

生きるコント作者: 大宮エリー出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 58回この商品を含むブログ (59件) を見る確か、出版されたときかなり話題になった本だと記憶している。図書館で見つけたので借りた。人気作を読…

霜月の一

●11月某日: サクをポリオの予防接種へ連れて行く。会場の保健センターまで徒歩20分、お天気も良いし、ちょうどよいお散歩・・・じゃない! 暑い! 背中に汗をしたたらせて歩く11月って何。27度くらいあったらしいです、福岡。受付開始10分前には着いたのだが…

『きのう何食べた? 5巻』 よしながふみ

きのう何食べた?(5) (モーニング KC)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/23メディア: コミック購入: 19人 クリック: 1,109回この商品を含むブログ (161件) を見る入手したのが連休前の金曜日だったからってのもあるんだろうけど、読…

フィギュアグランプリシリーズ2011 NHK杯のその2

まおまおのことを書いたら燃え尽きた感があるが、記録しとこ。女子。 SPで素晴らしい演技続出! 点数も52点以上が8人と、ハイレベルな戦い。アリョーナ・レオノワの最後のきめ顔には鳥肌が立ち、鈴木明子の演技後のぴょんぴょんにはじんわりきた。鈴木明子は…

『11人もいる!』第4話

いじるといじめる、キャラと殻か〜。クドカン、うまい。相手と本気で向き合うことから始まるんだよね。っていう感慨が、果し合いの場に立っても「2,3発殴ってくれたら降参するから」「了解」なんて、小芝居を打つ四郎たちの姿を描くことによって増幅され…

11/13 4キロ+α 22分+α

家族で大濠公園へ、夫と交代で走る。プラスαは、アクエリアス(自動販売機)を求めて走った分。むっちゃ全力ってわけでもなく、かといって軽くってわけでもなく、普通にタッタと走った感じ。気持ちよかった。やっぱりたまにはこういうところを走るのっていい…

神無月の十二

●10月某日: ちょこちょこやってはいるつもりでも、珍しいお客さんが見えるとなると、ちょっとした大掃除の様相を呈しますな。サクを連れて夫が散歩に出てくれたのだが、雨がひどくなる前に私も・・・と、ワインとバケットを買いに出ると、正面から、パパ&サ…

『妖怪人間ベム』 第3話

今回けっこう亀梨くんがしゃべってたけどあんまり違和感なかった、よかった。細田よしひこは、あれだけではちょっともったいなかった。人間になったら死んじゃう。それでも人間になりたい・・・。さらりと深くて泣ける。最後、いろんな登場人物と言及されてきた…

『家政婦のミタ』 第5話 ・・・と、カーネーション?

録画予約を忘れてて、途中からリアルタイム視聴。ダメ父ちゃんが元・不倫相手のマンション前で待ち伏せして、ダメかましてるところだった。ぷぷぷ。あのダメさがあるから、最後の、土下座なんてオチも、あまり突っ込まず見られるんよね。主人公サイドが土下…

]フィギュアグランプリシリーズ2011 NHK杯の真央さん

素直に主義に従って(真央原理主義)、真央さんのことから書きます。俺はずっと真央欠乏症だったのだーーーーー! you tubeでアイスショーの動画とかちょろちょろ見てるぐらいじゃ足りなかったのだーーーーー! GPシリーズ初戦(真央にとっての)にあたる11…

神無月の十一

●10月某日: もうすぐ夫の待つ関東に帰ってしまう親友と待ち合わせて天神でランチ。入ったイムズの店のソファ席、隣に座らせたサクが、みるみるうちに私の膝に前のめりになって・・・声もなく寝た。こういうのも初めての展開である。そのまま1時間もサク…

『たそがれ清兵衛』 藤沢周平

たそがれ清兵衛 (新潮文庫)作者: 藤沢周平出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (94件) を見る数多い藤沢作品の中でも特に人気の1冊だと思う。私も、この10年くらいでゆうに10回は読んで…