『11人もいる!』第4話

いじるといじめる、キャラと殻か〜。クドカン、うまい。

相手と本気で向き合うことから始まるんだよね。っていう感慨が、果し合いの場に立っても「2,3発殴ってくれたら降参するから」「了解」なんて、小芝居を打つ四郎たちの姿を描くことによって増幅されました。クドカン、うまい。そして、結果的に、四郎たちの本気のケンカを見たことで奮い立って、小手先のバントじゃなく本気でバットを振って、ソアラとサムに本気で向き合う一男! クドカン、うまい。

夜中の素振りとランニングホームラン。家族会議で光浦母さんに突っ込まれて「ぼ、ぼくの事は放っておいてください・・・」とおどおどする姿と、「結婚しよう!子ども産んでよ!」と叫ぶ姿。いろいろ対照的になってるのも効果的。クドカン(演出?)、うまい。そんで、神木くんもうまいっ!

最後の一男、かっこよかった。確かに、現実はそんな簡単じゃないよ。っていうか、私を含め、いい年した大人って、ああいうシーンを見たら「あーあ。現実はそんな簡単じゃないんだよ」と思っちゃうもんじゃないですか。でも、私のあのシーンの感想は、「とりあえずそれはおいとくとして、一世一代の決意をして、それをまっすぐに宣言する若さが眩しいゼッ!!!」っていうものだった。それは、脚本もあれ、神木くんの演技のたまものだと思ったわ〜。

そして広末絶好調。なんだあの飲んだくれのかわいさは。