2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

卯月の十二

●4月某日: 今朝は、夫とサクは4時ごろ、私は5時過ぎに寝た感じ。夫は余震の合間にもスースー寝息が聞こえてて、落ち着いてるなというか疲れてるんだなというか、まあ眠れるのはいいことである。度重なる地震は、震源を大分に移したものもあり、交通網も遮断…

『とと姉ちゃん』 第12週 「常子、花山伊佐次と出会う」 (下)ツイートと追記: 個は弱いけどきっと途絶しない

これもまた、怒鳴り散らす・群れるような「ニセモノ」の強さと、とことん自分本位に動く「ホンモノ」の強さの対比なのでしょうね。 URL2016-06-23 00:01:01 via Twitter Web Client 劣悪な素材で建築して、4畳半に4人。清、「収容する」って言葉を使ったよね…

卯月の十一

●4月某日: 冬の間、いろんな都合(主に子どもの体調不良など…)でキャンセルも相次いだりして、実質充電期間になっていた「ママじゃな」久々の取材! しかも今日のモデルは、帰福中の親友しず氏! ママじゃなを始めたあとに、お腹に赤ちゃんを迎えた彼女が…

卯月の十 / 劇団四季「美女と野獣」

●4月某日: サク弁、ごはん、豚バラとキャベツの炒めもの、たまごやき、さつまいもサラダ、小松菜。今春、放送大学の選科生になり、前期は1科目だけ申込んでみたのだが、午前中、その授業をパソコンで視聴。すごく面白い。2時、迎えに行くとサクは超元気。 …

『真田丸』 第25話 「別離」

鶴松の死は、死ぬ前から葬儀の段取りや天下の行く末を算段される「政治的事項」であると同時に、幼い子の死という普遍的な悲劇でもある。という両義性が、力を入れて描かれたなという印象。前者が後者の悲劇をより際立たせもする。小さな子の死すら悼まれる…

『とと姉ちゃん』 第12週 「常子、花山伊佐次と出会う」 (上)ツイートと追記: ひとつひとつ、すべてに意味があるねって

u 常子も誌面の企画を考えるのはいいんだけど、そもそもどんな雑誌を作ってるんだろーか? #とと姉ちゃん2016-06-20 09:27:26 via Twitter Web Client 「人々の暮らしのために」以前にも滝子は言ってたね。常子は前の会社で「困ってる人を助けるため」雑用し…

卯月の九 「サク、ホットケーキを作る」

(『とと姉ちゃん』的副題。笑) ●4月某日: 今週1週間は自由登園期間。今日はお休みすることにした。3週間ぶりの幼稚園生活で、いきなり月曜から5日間みっちりは子どもも疲れるかなー、という母の思いやり(笑)もあるが、自由登園期間中は給食がない=お弁…

『重版出来!』 第8話

和田さん回。松重さんは世に出てからもうキャリア長いけど(私が知ったのは1990年代後半の大河『北条時宗』)、この3年ぐらい、特にいい役が続いてるよな! 真のブレイクというか。この和田編集長も、おもしろい役。熱狂的な虎党で、負け試合の翌日は機嫌が…

卯月の八

●4月某日: サク、久しぶりの幼稚園。といっても新学期ではない。現在、園のすぐそばで大きな建物を壊す工事をしているため、始園日が例年より一週間遅く設定された。しかし春休みが一週間伸びるってつらいよォ~という親子のために、来たい人は来てもいいで…

卯月の七 東京旅行 その3

●4月某日: 東京3日目、今朝はのんびり。部屋でとと姉ちゃんを見てから、夫とサクが地下階のコンビニに朝食を調達に行く。サク、レゴのアニメに夢中。地上波だったみたいだけど、福岡では見たことない。10時半過ぎにチェックアウト。いいホテルだった。丸の…

卯月の六 東京旅行 その2

●4月某日: 旅先では「あ、そうだ、○○にいるんだった」て感じでスキッと目覚めの良いサク、今朝も起きるとすぐに窓際に、真下の線路を見に動いた。ちなみに部屋は、ツインに1つベッドを入れてもらっているので多少狭い。 昨日とは打って変わって良い天気で…

『とと姉ちゃん』 第11週 「常子、失業する」(下)ツイートと追記: どんな人のどんな暮らしも等しく大事なものなのだと

「仕事のことが心配」て会話だったけど、心中にはもっと襞があったろうな。3か条の誓いの達成も危うい。生活の危機だけでなくアイデンティティの危機。富江を祝って夫婦鶴を折りながら、自分が選んだ人生に対する不安もわくよね。そのシーンのあと、富江を…

『真田丸』 第24話 「滅亡」

信繁は歴代大河の“アゲられ主人公”のように、情を前面に出したトンデモ熱弁をふるったわけじゃないんだよね。冷静に状況説明をしつつ、降伏すれば命は助けるという条件を提示しその上で「どうか助かってほしい」と伝える。和睦交渉の使者として過不足ない弁…

『とと姉ちゃん』 第11週 「常子、失業する」(上)ツイートと追記:どんな統制も超えるものがあるってカタルシス

こういう描写を見て、このドラマの描き方を見て、「常子以外は悪者」「常子アゲ」に見えるのかー。そうかー。と思う。怖いね。#とと姉ちゃん2016-06-13 09:05:22 via Twitter Web Client あと、暮らしの手帖には疎いんだけど、見聞きする情報だけでも、丁寧…

卯月の五 東京旅行その1

●4月某日: 早起きして、いろいろ雑事&準備。旅行前に済ませておきたいことがいろいろあったけど、昨日・一昨日と具合が悪くてストップしてたので。全部はできなかったけど、まぁしゃーない。朝から雨が降っていて風が強い。テレビでも「台風並みの心構えを…

卯月の四

●4月某日: ゆうべは38度5分まで熱が上がり、苦しくてなかなか熟睡できず、朝起きても37.9度。うーむ。夫が出勤前に、ポカリやら果物やら当面の必要物資を買いに行ってくれて、サクに朝ごはんを食べさせてくれた。なんとかかんとか起き出して病院へ。「おか…

卯月の三

●4月某日: 今日から(?)Eテレが新編成。服部さんが手がけていたフックブックローが、真田丸の仕事で多忙なため(違)実質終了し、代わってコレナンダ商会という番組が始まった。パペットたち+人間ひとりで楽しい歌やお芝居を見せてくれるのは同じなのだが、…

『とと姉ちゃん』 第10週 「常子、プロポーズされる」(下)ツイートと追記: とと姉ちゃんとは何ぞや問題

なんか、見えてきた気がする。プロポーズを断るのは家族のための自己犠牲(と背中合わせの家族支配)ではなく、常子の生き方なんだ、というのが。早乙女が自分の力で生きようとするように、山口智子が子を持たない生き方を選んだように、常子は今この場所で…

『真田丸』 第23話 「攻略」

何をおいても今回は高嶋政伸の鬼気迫る演技である。『武田信玄』での中村勘九郎(当時)のように、語り継がれる敗軍の将になるのでは。実質3人きりで描かれていながら、「関八州の盟主・北条家の滅び」が目前にあるという重大さがひしひしと伝わってくる。…

『とと姉ちゃん』 第10週 「常子、プロポーズされる」(上)ツイートと追記:「ナレ成長」を選択して描かれたもの

ととの家訓を額面通りに受け取り口うるさいオヤジと化して家族を形がい化させつつある常子。「神国日本」「ぜいたくは敵だ」と、勇ましいスローガンで一致団結し思考停止して(あるいは統制されて)破滅的な戦争に突き進む日本。小さな共同体で起きているの…

一見変わったようなところのある(主人公姉妹たちと毛並みの違う)人々が登場するのは、「それでも登場人物たちの関係はフラットで受容し合える」或いは「わかりあえない人もいるがそこで憎悪したり悪い意味で捉われない」ことを描くため、と解釈しています…

『夜中の薔薇』 向田邦子

新装版 夜中の薔薇 (講談社文庫) 作者: 向田邦子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/02/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 向田邦子の脚本作品は見たことがなくて、小説も3年くらい前に読んだ『阿修羅のごとく』だけ。生前の彼女の記憶もな…

卯月の二

●4月某日: 朝ごはんのあと、料理の準備を始めた夫が「花見に行くから弁当作るよ」と言うと、サク「まかしといて!!」と よつばちゃんの真似をして返事。おにぎりを作りたい、の意らしい。何日か前、やってみたいというので握らせて以来、「おにぎりは自分…

「Life is mine」 vol.29 「博多座でスーパー歌舞伎「ワンピース」を見て猿之助さんと握手したよ!!」

そうです、4月某日、博多座に歌舞伎を見に行ったんです。マンガ「ワンピース」の歌舞伎化という、どう考えてもムチャな試みでしたが(笑) 気づいたらスタオベで喝采を送っている私がいたという(笑) その舞台の感想については当ブログに既に詳しく書いてお…

卯月の一

●4月某日: 迷ったが、サクが行きたいというのでスイミングの体験教室に行く。昨日と今日の2日間申込んでいたのだが昨日はさすがにキャンセルしていたのだった。夏休みにも2日間行ったことがあり、そのときの楽しい記憶があるもようだが、今回は違うクラブで…

『重版出来!』 第6話・7話

●6話 「潰しの安井」回!きた!とにかくヤスケンのヒネた演技がうまくて、4話ラストか、東江さんを引き抜かれて怒りモードの心に、「じゃあおまえは東江をいつデビューさせてやれるんだ?延々とネーム直しばっかりさせて就活の時期も逃して・・・」云々と長…

弥生の十八

●3月某日: 起きたときから気分が優れない様子で布団から出ないサク。吐き気と腹痛らしい。みるみるうちにさらに悪くなって、うずくまるようにして呻き、苦しくて泣いてる。病院に行かなければと思うが、とてもじゃないけど自転車に乗せて・・・という感じじ…

『真田丸』 第22話 「裁定」

名胡桃事件。有名だけど、映像で詳しく描かれるのを見るのは初めて。しかも、歴史が大好き・大河が大好き、「だけど戦より会議シーンを書くほうが楽しい」といってはばからない三谷さんは、当然、力を入れて書くはず。とても楽しみにしていた。・・・ら、な…

弥生の十七

●3月某日: サク、にっこり起きてきたけど「朝ごはん食べたくない」と言う。ゆうべもちょっとお腹が痛いと言っていた。今日は天神に出て私の母も一緒に買い物やお昼をと思ってたけど、「おばーちゃんに来てもらって、家で遊ぶようにしようか?」と持ちかけて…

『とと姉ちゃん』 第9週 「常子、初任給をもらう」(下)ツイートと追記:不完全な作品が提示するもの

「雑用問題」での早乙女と常子の意見対立エピは「テーマとしてここでも提示するけど、本質的な解決はもっと後になるのでこの話はいったん終わり」という事で「課長コメディ」「いい感じ音楽」「強引な仲直り」は、不自然さは百も承知の苦しい演出なのだろう…