弥生の十三 ・ 卯月の一 / 「昔話法廷」桃太郎

●3月某日: 実家へ。浜勝でテイクアウトして食べる。カツサンド美味しい。夜ごはん、チンジャオロースを息子に作らせる。美味しくできたよ。夫は長崎出張。


●3月某日: N事務所出勤。息子に洗濯などまかせる。事務所、某件で荷物がすごい! 夜ごはんの野菜スープも息子に作ってもらう。料理けっこう楽しんでる感じ。もともと手先が器用だしトリセツ読むのも得意だし美味しいものも知ってる。向いてるはずだ。

森下脚本の昔話法廷桃太郎、さすがのおもしろさだったわー。偏見、差別、ディスコミュニケーションフェイクニュース、「正義とは」、炎上からの袋叩き、想像力の欠如、保身、暴力の連鎖‥‥こんな詰め込んですっきり30分。昔話という「型」の活かし方がすばらしい。

息子10歳と一緒に見たんだけど、どういう判決を下すかを話し合うのはもちろん有意義だろうが、結論を出して思考停止につながらないように気をつけなきゃいけないですね(このシリーズ初めて見ました)。子どもたちには、世界の在り方、問題の所在を理解する手立てのひとつとして見てほしいものです。

太賀の熱演はもちろん、天海祐希の芝居のアクセントのつけ方もツボだった。てか、大倉孝二いたよね? 犬の中にw


●3月某日: 午前中、息子を連れて散歩がてら期日前投票。「導かれるがままに流れていけば投票できるからね」と教えるw 午後、事務所に来ていたインターン生のおつかれさま会をささやかに。

夜ごはんは今日も息子に教えつつハンバーグ。玉ねぎのみじん切りうまい。
「走れバンタン」隠しもの&探しもの大会。いちばん大きな隠しものにあたったジンくん、エレベーターの天井をあけて隠すという荒業をこともなげに!


●4月某日: N事務所出勤。スイッチインタビュー、高橋一生中村拓志高橋一生、さすがあーゆー芝居するだけあってややこしい話をしてた! ますます好きになった。
夜ごはん、たきこみごはん、鶏とキャベツのポン酢煮。息子に味噌汁を頼む。

 

皐月の十二 / 鈴木さんインタビュー

●3月某日: 大濠公園にて鈴木さんインタビュー&撮影。桜は終わりかけの満開、よく晴れて行楽日和だった。今日も紆余曲折のライフヒストリーを聞かせていただく。長く東京で暮らして、私よりやや年上で、男性で。私にはないエレメントが多い方で、でも音楽が好き、子どもが同い年などの共通点もあって。お話とても興味深かった。

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夜ごはんは、一口トンカツ、一口チヂミなど、なぜか夫が一口しばりでいいろいろこしらせていた(超おいしかったです)。

「LIFE!」で朝ドラのパロディドラマ「うっちゃん」を3話連続。若き日のウッチャンを演じる中川大志、コントの場面での演技が振り切れてるだけじゃなくウッチャンに似ていて驚愕ものである。


●3月某日: 午前中、ためこんでいるブックマークを集中的に消化して(でもまだまだある)いくつかアウトプット。

昼は回転ずしへ。大トロ祭りと煽られるがままに食べた帰り、各食材の産地一覧表を見ると、まぐろの産地は外国の名前が8つくらい書いてあって驚く。クロアチアとか(一般的に、輸入先として思いつかないですよね?)そういう国も入ってた。私が食べたマグロさんはどこからきたんでしょうね。日本近海からきていたのは、アジやイワシ、サバくらいのもので、あさりすら中国産でございました。

本屋に寄って帰る。息子「本屋ってめちゃくちゃ本がいっぱいあるね。あたりまえだけど」と言う。それはとてもとても大切な気づきだ。夕方、ランニング6キロ。

 

弥生の十一 / 「現役官僚の渡英日記」 / ドキュメンタリー「赤ちゃんラボ」

●3月某日: N事務所のお仕事で、某報告書を提出に県庁へ。子どもも一緒。乗り換えを間違えたり出口を間違えそうになったりとなぜか珍道中に‥‥w ちょうど「県庁所在地」を習っていることもあり「これが県庁か~」と興味深げであった。担当者とやりとりする間は待たせることになるので、かねて買っていた児童向けの本を渡す。なかなかおもしろかったようで帰宅後に最後まで読んでいた。

夜ごはんは皿うどん。「現役官僚の渡英日記」読み終わった! あーーーー! おもしろかった。

facebookより)

現役官僚の滞英日記


個人的、2021年最高の一冊にノミネートって感じ。官僚のイメージが根底から覆された。イギリスのエリートすげー! でも日本もまだ捨てたもんじゃないねって思えたし、自分にとってもめちゃくちゃ勉強になった。おすすめです。ブレイディみかこさんとはまた違った視点からのイギリスの見聞録。それだけじゃなく、仕事をしたり社会を見るうえでのヒントが盛りだくさん。

とにかくものすごく賢い人が書いていて、文章もめちゃくちゃ簡明だけど、普段ビジネス書か自己啓発書しか読まない人には質量ともに大きく感じるかも。なので読書会案件にしてもいいんだけど読書会には向いてないタイプの本でもありw
でもせっかく読んだので、お友だちには何らかの形でシェアしていきたいものです。

あー、ついに読み終わってしまった。おもしろすぎるので読み終わりたくなくてブレーキを踏みながら読んでいた。この気持ちわかってくれる人います? 本当におもしろい本は速読なんてもったいなくてできません。

それにしても私、良本を選ぶ目がある!(←いつもの自賛。いやたまに失敗することもあるんですけどねw

この本に関しては、お金さえ出してないからね! 「一冊プレゼントします」って企画でこの本を選んだんです。定価だと3,000円以上するのか。むむ、けっこう高いね。でも飲み会一回分より安いくらいの金額でこの叡智。やっぱり本ってコスパ良すぎる。

 

●3月某日: 子どもと散歩がてら買い物に行く道、「桜が超絶きれい」と彼が言う。きれいなものをきれいと感じ、きれいだねと言えるのはとてもすばらしいことだ。

Eテレでやってたイギリスのドキュメンタリー「赤ちゃんラボ」を見て、今度は赤ちゃんかわいいかわいい言い合う。ラボの実権では、赤ちゃんは生後一週間ほどでも人の顔に(おもちゃなどよりも)激しく反応し、0歳台でも無視されると2分以内に泣き出したり不安げな表情になり、1歳台でお話の内容「いじめる子、助ける子」を理解しているという結果が出ていた。驚愕、でも納得。

夜ごはんは、ポテトグラタン、ひき肉とニラあんのオムレツなど。

弥生の十 / 「天国と地獄」最終回

●3月某日: N事務所出勤。Tさんにきゅうりとデコポンをいただく。息子、帰宅するや「大ニュース!」なんと担任の先生が結婚を発表したらしい。というかもう結婚してるみたい。ごはん食べてるときにプロポーズされたんだって(女子の質問により判明)。先生おめでとうございます!

最近、RMのミックステープをよく聞いてる。メロウでローファイですごくいい。夜は「走れバンタン」を追っかけ視聴、振り付けあてゲームがすんごくおもしろい、ジンくんの活躍がうれしい~! というArmyの一日。

夜ごはんは豚バラ大根、ほうれん草とトマト。


●3月某日: 午前中、zoom打ち合わせ。で、ついに子どもの修了式~。春休みだ~~~。子どもは「来年もこのクラスだったらいいのに」と言ってる。来年もそんなクラスに出会えますように。

子ども、スイミングの進級テストを受けて合格。夜は焼き鳥屋さんでテイクアウト。中に、買ってないはずの砂ずりの串が混じってる‥‥?と思ったら夫がしれっと(いや、がんばって)作ってくれてた。プロみたいな串打ちだなw 
「天国と地獄」最終回の感想も書く。

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弥生の九 / 「アンという名の少女」最終回 / BTS「Graduation」

●3月某日: 呉座氏のTwitter‥‥駒崎さんとか藤田(孝典)さんとか、社会的に弱い立場の人を支援するために真摯に活動してきた人たちの心の中にもミソジニー(女性蔑視)が深く巣食っていて、ふとしたときにマグマのように噴出するのはいくつも見てきたけど、知性の牙城だと思っていた日本史界隈の人々も同じ穴のムジナだったのを知ってだいぶショックを受けている。しかも、これまで見た中でも一番ひどいくらいのやつだよ‥‥。あんな陰険で、幼稚で、恥ずかしい、ホモソーシャルそのもののノリを長年続けてたなんて。来年の大河をどうしてくれる。

「アンという名の少女」シーズン1最終回をついに見る。アンとギルバートの若いとギルバートの旅立ち、ジェニーも交えた子どもたち3人それぞれの厳しい人生を思うと胸がしめつけられつつ、「えーっ!」という終わり。

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ランニング、のんびり8.5キロほど。最初の2キロほど、息子も一緒。


●3月某日: 別に自分の子どもが卒業するとか推しが脱退するとかはないんだけど、BTSの3人が歌う『Graduation』を見て最近やたら切なくなってる。


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今から8年前の動画で、正式なデビュー曲をリリースする数か月前。世界のBTSもこんなにモッチモチでふわんふわんしてたころがあったのだ! 息子10歳はこのジミンちゃんを見て、「小学生の頃の鈴木福くんみたい」「てか、こういう子おる! 学年に何人かおる」と盛んに言うw

「学校からの解放だ」
「泣かないよ」
「お母さんに電話して「今日外泊する」って言おう」
「綺麗なお姉さんとすれ違って瞬殺されて」
「大人になった気分でどんちゃん騒ぎ」

十代らしい、素朴な卒業ソング。
でも

「友だちに “ おまえいつになったらデビューするの? ” と聞かれる」
「もうすぐだからファン活動する準備でもしてろよ」
「でもデビューってこんなに難しいものなのか」
「練習生だから(卒業しても)またスタートラインだ」
「今日はひとまず悩みは忘れてお酒を飲もう」

なんてラップ部分もあってしんみり。
作詞には、メンバーのJ-HOPEの名前もクレジットされている。
人生は、不安と旅立ちの連続だなあ。

夜ごはんは、夫が長崎で買ってきた水餃子を入れた野菜スープ。ひじきなど。肌寒い今日でした。

弥生の八 / 「おちょやん」/ 大学生のイベントとか

●3月某日: 歯医者。某件のライティング第一稿。「おちょやん」テルヲ最終週。重かった。そして、朝ドラでこういうヒロイン見るのはつらい。この成田凌すごく好きだけれども。

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夜は、長崎日帰りしてきた夫が買ってきた豚の角煮まん。鶏手羽少しときびなごの唐揚げ。サラダ、ほうれん草のごま和えなど。金曜日の夜ごはんを満喫。


●3月某日: facebookより

「そのバイト、ブラックだけど大丈夫そ?」という小さなイベントがありました。ブラックなアルバイトについて学ぼう、しゃべろうという主旨の勉強会で、主宰も参加者も大学生。私はご縁があってオブザーバーとして参加しました。

3人の大学1年生が、何から何まで初めて自分たちで作り上げたイベント。コロナ禍で、ほとんど通学がかなわないという、ずいぶんハンデがある一年間だったと思いますが、とても立派な内容で感嘆しました!

ブラックなアルバイトってどんなもの?
経験談や、まわりで聞いた話はありますか?
こんなふうに言われたらどうする?
根拠となる法律は?

大学生はもちろん、就職時にも、みんなに知っておいてほしいことばかりです。
一度きりで終わるのはもったいない、いろんなところで繰り返しやってほしいな。

私も高校大学の7年間かなりいろいろバイトして、今でも仲良くしてる友だちもいるし、本当に社会勉強になったけど、思うのは、若いころは特に「働かせてもらってる」というだけのスタンスになりがちなんですよね。
学生時代は、ルールというものに関して「決められたことを守る」としか教えられないから、なおさら。
そして、意識的にせよ、無意識にせよ、その素直さと従順さにつけこむ職場は少なくない。

もちろん大人が(職場が、組織が)圧倒的に悪いんですよ。
だから、染まらないでいてほしい。
人は、その場の空気に適応したほうが楽な気がしたり、情がうつったりしがちだからね‥‥。

参加者も大学一年生の方が多かったのですが、初めて会った人同士も和やかに活発にグループトークができていてよかったです。

「ブラックバイト」というテーマが大切なのは言うまでもありませんが、
こんなふうに、いろんな人と交わりながら、自分の考えを言葉にしたり、人の考えを聞いたりすることっておもしろいな、大切だなと思える機会になったんじゃないかな~。
主宰のお三方、おつかれさまでした。

 

弥生の七

●3月某日: N事務所出勤。Tさんに美味しいたい焼きもらう。帰宅後間もなく、zoom打ち合わせ。私はライティング担当なんだけど、こういうプロジェクト初めてで、誘ってもらって有難し。

明日、息子は学校休みなので(卒業式)家族で居酒屋。めちゃくちゃ久しぶりだ。近所のとびきり美味しいお店。めちゃくちゃ食べた‥‥。息子、カワハギやクジラの刺身、うつぼの揚げ出しも美味しい美味しいと言う。将来酒飲み間違いなしやな。


●3月某日: 午前中、息子の友だちが何人か。卒業式のお休みを活用して、クラスの仲良しの子たちでネットを結んで「あつ森」をやるのだという。wifiにつなぐのにけっこう苦労してたけどなんとかうまくいったもよう。すごく楽しんでたけど、あーこれってふとした流れで疎外感とか仲間外れとかに容易につながるんだろなとも想像できて、まだあんまりハマってほしくない‥‥。

私は問い合わせ対応、ご依頼のライティング、講座のアーカイブ視聴などいろいろ。夜ごはんは、鶏とかつお菜、しめじの中華炒め。


●3月某日: 某審議会委員の公募に応募していたら二次選考に進んだので面接に。話のタネにくらいの気持ちなので、かなり気楽に行き、かなり気楽にしゃべったw 

そのままN事務所出勤。ミニイベントを控えたインターン生とのミーティングに入ったり。

昨日から、韓国からの移民ラッパー、モーメント・ジューンのインタビューや寄稿を集中的に読んでいる。阪大の大学院生でもある彼の稿、すごく興味深いし考えさせられる。夜ごはんはチンジャオロースふう(豚肉ですw)と紫キャベツのコールスローなど

弥生の六 / 読書会「AIに負けない子どもを育てる」

●3月某日: facebookより

AIに負けない子どもを育てる

AIに負けない子どもを育てる

読まずにカモンな読書会「AIに負けない子どもを育てる」(←このタイトルに未だに抵抗感があるけどw)で、「読んだヒトからのシェア」を担当しました~ 

子どもに必要な「生きる力」ってなんでしょね? 
「多様性」ってなんでしょね? 
社会を支える人材育成ってどうしたらいいんでしょね?
‥‥というテーマについて、「そこ視点か!」と驚かされる本。

いろんな人に触れてみてほしいなあ。
そして、いろんな人と話してみたいなあ、この本が語ってることについて。
他の人と話すからこそ広がる部分も大きいです!

「多様性がなけりゃ」
と、この本にも書かれてますけど、
多様性って
自分と違うヒトと
一緒に時間を過ごしたり、
食べたりしゃべったりすることからですよね。

今のご時世、たった何人かで集まることすら おそるおそるにはなりますが、
「やっぱり、こういう時間って楽しいし刺激になるよね~」
とマスク越しに一致しました~。

終わった後、何人かでかつ丼食べたよ。

この本の回し者でもなんでもありませんが、
せっかくスライドもあるので(都度ブラッシュアップもしてますので)、
シェア会またしますね & お誘いくださーい! 3,4人でも集まれば楽しい会になると思います。zoomでもできるはずだし。

夜ごはんは、豚の生姜焼き、切り干し大根、サラダ。
実は朝からグラミー賞のあれこれをずーーーっとチェックした一日でもありました。BTS沼が私の世界を超広げている。

弥生の五

●3月某日: 来週の勉強会に向けて猛然とレジュメを修正。夫、半休で昼過ぎに帰宅。ランニング4キロ、シャワーを浴びて、どうしても文字起こしたかったBTSの「BE」制作会議を起こして、義実家へ出発。息子10歳が車の中から大きな大きな虹を発見、しかも二重だった! たくさん食べて、夜10時過ぎには寝る。


●3月某日: こんなに寝たのは久しぶり。先週はずっと睡眠不足だった。畑でネギやほうれん草、ブロッコリーなど収穫。散歩。息子とオセロ2戦。アマゾンに頼んだ特大サイズ(30cm四方)の折り紙が来た。息子、大きさはもとより「すばらしい紙質!」と絶賛w 


●3月某日: 夫はゴルフへ。息子「日曜日に父ちゃんがいないなんて変な感じだな」と3回くらい言ってた。午前中遅くにやる気が起きて、家事いろいろ。洗濯物もいっぱい。息子と一緒に、空きハンガーがなくなるまで干した。昼は袋ラーメンにお肉と野菜を足して食べる。午後は息子を散髪に連れていく。散歩がてら歩いていくと、暑い。息子、久しぶりに自作のマンガ「とびはねくん」を書きながら(←5巻らしい)、自分で笑ってる。

弥生の四 / あれから10年

●3月某日: 息子がEテレのアニメ「はなかっぱくん」が花を出す音頭(?)のバックトラックを唐突に歌いだす朝。「え、そんなトラックだった?」と驚いたけど、確かめてみるとかなり合ってて爆笑するやら感心するやら。

原稿がんばって提出。もうちょっと時間あれば、もっとブラッシュアップできたんだろうけど、これも実力‥‥。ともかく解放感でちょっと飲む。「Run! BTS」の最新回(プールサイドで水浸し)を見つつ‥‥。

息子に「もうすぐ4年生も終わりだね」と言うと、「5年も今のクラスだったらいいのに」と。きゅん。夜ごはんはカレーライス!


●3月某日: あれから10年。自分のTwitter確認したら、2011年3月11日以降、1か月くらいほとんどつぶやいてない。できなかったんだよね。九州にいても。

RTとかで時々TwitterのTLに流れてくるarmyさん(=BTSのファンをarmyといいます)のアカウント。今日のつぶやきで、彼女の夫さんが津波で亡くなったことを初めて知った。思い出すのがつらい人やフラッシュバックが起きる人もまだたくさんいると思う。だからこそ、被災していない私のような人間がいろんなことを知って、覚えていなくちゃいけない。

最低、週に一度は新聞を紙で買って最初から最後までめくることにしているんだけど、そうすると311前後だけでなく震災や原発事故に関連する記事は今でもよく載っている。それはそれは、いろんな視点からの記事がある。

死別や避難や失業、病気になったり…人の数だけ様々な体験がある。時々だけど継続的に、新聞を中心としたメディアの記事で読んできた。原発や訴訟に関してなど、中には「この書き方はおかしい」「弱い」という記事もあるだろうけど、それを具体的に指摘するためにも読む必要があると思う。

経験していないから、当事者じゃないから理解できない。生半可なことは語れないと思う。
でも、だからって黙っていたり、知ろうともしなかったりすると、当事者だけにすべての負担を負わせることになる。
想像するため、伝えていくために、非当事者が知ることが大事だし、語らなきゃいけないこともある。

いまいちうまく言えないのだが、「当事者じゃないから」「経験してないから」を、知ろうとしない免罪符にはできないと思ってる。もちろん、世の中で起きてるすべてを知るなんてできっこないのだけど。ゼロか1かの問題じゃないのだ。

もちろん、当事者の前で無神経に語れるわけないし、「非当事者に語ってほしくない」という当事者もいるでしょう。個々の思いは当然尊重されるべきです。

でも、だからって、何も知らない(知ろうとしない)・語らない・我関せず‥‥な人ばっかりになったらダメだよねって話です。

あのとき0歳で、まだ立ち上がりもしていなかった息子は、今日学校で黙とうしたらしい。