弥生の九 / 「アンという名の少女」最終回 / BTS「Graduation」

●3月某日: 呉座氏のTwitter‥‥駒崎さんとか藤田(孝典)さんとか、社会的に弱い立場の人を支援するために真摯に活動してきた人たちの心の中にもミソジニー(女性蔑視)が深く巣食っていて、ふとしたときにマグマのように噴出するのはいくつも見てきたけど、知性の牙城だと思っていた日本史界隈の人々も同じ穴のムジナだったのを知ってだいぶショックを受けている。しかも、これまで見た中でも一番ひどいくらいのやつだよ‥‥。あんな陰険で、幼稚で、恥ずかしい、ホモソーシャルそのもののノリを長年続けてたなんて。来年の大河をどうしてくれる。

「アンという名の少女」シーズン1最終回をついに見る。アンとギルバートの若いとギルバートの旅立ち、ジェニーも交えた子どもたち3人それぞれの厳しい人生を思うと胸がしめつけられつつ、「えーっ!」という終わり。

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ランニング、のんびり8.5キロほど。最初の2キロほど、息子も一緒。


●3月某日: 別に自分の子どもが卒業するとか推しが脱退するとかはないんだけど、BTSの3人が歌う『Graduation』を見て最近やたら切なくなってる。


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今から8年前の動画で、正式なデビュー曲をリリースする数か月前。世界のBTSもこんなにモッチモチでふわんふわんしてたころがあったのだ! 息子10歳はこのジミンちゃんを見て、「小学生の頃の鈴木福くんみたい」「てか、こういう子おる! 学年に何人かおる」と盛んに言うw

「学校からの解放だ」
「泣かないよ」
「お母さんに電話して「今日外泊する」って言おう」
「綺麗なお姉さんとすれ違って瞬殺されて」
「大人になった気分でどんちゃん騒ぎ」

十代らしい、素朴な卒業ソング。
でも

「友だちに “ おまえいつになったらデビューするの? ” と聞かれる」
「もうすぐだからファン活動する準備でもしてろよ」
「でもデビューってこんなに難しいものなのか」
「練習生だから(卒業しても)またスタートラインだ」
「今日はひとまず悩みは忘れてお酒を飲もう」

なんてラップ部分もあってしんみり。
作詞には、メンバーのJ-HOPEの名前もクレジットされている。
人生は、不安と旅立ちの連続だなあ。

夜ごはんは、夫が長崎で買ってきた水餃子を入れた野菜スープ。ひじきなど。肌寒い今日でした。