水無月の六 / ピリカサク松本美夏さんインタビュー
●6月某日: 車で某所まで。11時では既に公式駐車場も私設も軒並み満車だな…うーむ…。放送大学の授業。夜ごはん、豚肉とタケノコたっぷりのチンジャオロースふう。ごぼうのみそ汁。今夜は行きたいパネルトークがあったんだけど夫が残業で遅かったので断念。サク、新聞記事を音読してみるの巻。スポーツの記事だったらもう8~9割がたの漢字も読めるな。勘もよい。
●6月某日: ピリカサク代表、松本美夏さんのインタビュー記事をリリース。
暑くならないうちに朝ラン4キロちょっと。今日も車で某所まで。10時半でも満車だな…うーむ…。
『街場の平成論』はどの寄稿もおもしろいんだけど、中でも白井聡「ポスト・ヒストリーとしての平成時代」がすばらしい。ずっとそういうことが言いたかった、っていうのと、そういうことか~!!!っていうのとが両方。そして、網野史学が大好きな私をして「天皇陛下ばんざい」と言いそうになるw
夜ごはんは、ハンバーグ、マカロニサラダ、タケノコ煮、シソキュウリなど。
水無月の五
●6月某日: 朝から干しシイタケの出汁でタケノコと鶏を煮て実家にもっていく。私の好きなコーヒーもらった。午後は成瀬さんの事務所にももっていく。夜ごはんはそのタケノコ…はちょっぴりで、メインは大豆と砂肝、野菜のトマト煮。夫がゆうべ作りおいてたもの。大人用は辛い。イイ! 春雨とキュウリの中華サラダ。
田辺聖子さん、逝去。ジョゼと虎と魚たちを筆頭に、田辺さんが書く男女関係がすごく好き。源氏物語の関連本でも子どもの頃からよくお見かけしてた。ご冥福をお祈りします。
●6月某日: 「ピリカサク」松本さんのインタビュー原稿、いただいた写真をレイアウトする。むちゃくちゃいい感じ! 昼、京子ちゃんとランチで「彦」。最近、おそばをやめてカレーを出すようになった経緯をおかみさんから聞く。お料理は変わってもていねいなお料理でお客さんをもてなす心は不変! 野菜をいっぱい食べられるカレー。火の入れ方が抜群。優しいのにスパイシーな味! 京子ちゃんの台湾旅行の話を始め、いろいろ話す。
サク、初めての「書道」の授業。好きな文字を書いていいことになり、トレンドの「令和」を書いてきた。「令」の字を、マではなく、ちゃんと刀っぽく書いてる、あの揮毫のようにw
昼下がり、町内のYさんとパトロール当番。夕方、せっせと梅仕事。
そしてちょっと休憩の時間には三浦しをん「ビロウな話で恐縮です日記」をちょびちょび読んでいる。小確幸せだわー。
夜ごはんは、鮭とキャベツ、えのきのちゃんちゃん焼きっぽいやつ。安定のタケノコ。
新井紀子:GAFAに代表される少数の企業が利益を独占するデジタライゼーションは持続可能なシステムか?
長期的にその投資が何十倍、何百倍になって戻ってくると投資家が考えるからだ。その仕組みはこうだ。
かつて学会は各々学会誌を発行していた。そのために人を雇用していた。あるとき、エルゼビアという会社が「それは非効率でしょう。私たちが代行してあげましょう」と言われた。素晴らしいと思った。
そしてほぼすべての学会誌を手中に収めた後、エルゼビアは購読料を倍、四倍…と、毎年のように倍々に値上げしたのである。
引用元はこちらのリンクから。
水無月の四 / 蒼井優結婚、いだてん
帰宅後、郵便物を見て「うわあああああ」と叫ぶ夫。「今年のクジ運を使い果たした」という。高橋大輔のトークショー@西鉄ホール の懸賞に応募して、当選したのだ!!
夫 「当たったら喜ぶかなーと思って」
愛を感じるわぁぁぁ~~(嘘です。スキマ時間にせっせと懸賞に応募するのが彼のルーティンなだけです)
夜ごはんは、豚バラ焼き、マカロニサラダ、にんじんとピーマンのナムル、タケノコなど。
(facebookより)
さほど映画好きでない自分でも、蒼井優ほどの女優となると見る機会はいろいろあって、なんたって鮮烈だったのは『フラガール』だけど、出演作のリストを見ると、昔から何と難しい、激しい、ややこしい作品が多いことでしょう。
ちょっと想像しただけでも、大変だっただろうなと思うよね。
「少女の聖性」みたいなのを投影されたうえで、「清らかな少女が××に」みたいな創作を山ほど演じるのは。
××の部分に入るのは、フラガールだと「華やかなフラダンサー」だけど、「奔放」とか「淫蕩」とか「男にずたずたにされる」とかとか「犯罪者」とかいろいろあるからね。
そんな中で、女優としては、年齢につれて「少女」を脱却しないといけない。
そのうえ、プライベートまで注目されて、誰かと付き合ったり別れたりするたびにあやこや言われてさ。
予定調和を好まない正直な彼女が、そこだけを切り取れば「かわいげのない」発言をするたびに、
「こじらせて当然だよね」
…と思って見てた。
でも2018年3月の日本アカデミー賞授賞式。
当時の自分のブログに、このように記録しています。
(ブログってホント便利ねw)
『最優秀主演女優賞、蒼井優。
彼女ほどの人が(って何を知ってるんだって感じですが)
壇上で言葉を失って涙で顔をゆがめる姿にはびっくり。
その後の短いスピーチで
「新学期が始まって、学校や新生活がつらい人は、
どうぞ映画界に来てください。
とても素敵なところです。大好きなんです」
と言って、とてもいい笑顔になったのは、感動的だった。』
その後、Eテレ「スイッチインタビュー達人達」、山田洋次監督との対談では、
「テレビも映画も見ない家に育ち、東京に行けるという理由だけでこの世界に入って、若さと運に押し出されるように仕事をしてきた。
でもふと気が付くと若さがなくなっている。
勢いでできていたこと、考えずにできていたことができない。しっくりこなくなる。
それで気持ちが落ち着くまで待った」
と話していた。
(ちなみに、その話を聴いた山田監督は「落ち着くまで待っていた、それはあなたの賢さだね。若い人は匂うように美しい。でも若さを売りにするのはどうかと思う。勉強、修行によって役者がつくりあげられていくのがいい。」と答えていた。)
「女優は演技より人間性を磨かなければならないとつくづく思う」
とも言っていた蒼井優。
10代、20代で葛藤した分、30代に入ってすごく落ち着いたのかな~というのが、最近の彼女に対する印象。
だから、山ちゃんとの結婚は、もちろんすごく驚いたけど、言われてみれば納得。
結婚会見は、山ちゃんが蒼井優をいわゆる【トロフィー】扱いしてないのがすごくよかった。
女優という彼女の仕事をリスペクトしながらも、対等な人間同士の付き合いという感じがすごくした。
一方で、付き合って2か月でここまでの会見をやるっていう多少の痛々しさが、なんかこの人たちらしい気もして、それがまたいい。
山ちゃんもなかなかややこしそうな人だもんね。
「ややこしそうに見えて実はいい人」に見えてややこしい…みたいな2周くらいねじれたややこしさを感じる(笑)
なんたってたった一度の人生、やらかしたって、やりたいようにやったもん勝ちだ!
めちゃ長くなったけど、リンク先は友人安田サニー氏のブログ。
『10代のころから働いて、つまり丸裸に近いプライベートを送って来て。
そりゃいろいろあるでしょうよ(笑)
生きてるんだもん。』
ってとこに、いいね100押ししたい。
四三、「女は悪くない、男が目隠しすればいい」はすばらしかったが、それはスポーツのためで、スヤとの家庭生活や妊娠したシマに対しての反応に先進性はない。嘉納にしろ、崇高な志や人間性とかより○○馬鹿(例:スポーツ)が時代を動かすんだ、てのがクドカンのリアルなんやろね。ちょっともやるが。
妊娠は自分もうれしいし、スヤや四三が大喜びしたのも嬉しかったろう、それでもシマの中には宙ぶらりんな気持ちが残っただろう、娘時代とどこか違う杉咲さんの演技からもそう感じた。シマもまたこのドラマの中の挫折者の一人。挫折のあとの人生を生きる人々に感情移入させられる。
水無月の三 / 宇多田ヒカル「プロフェッショナル仕事の流儀」「SONGS」
あこさんちの里子ちゃんは1か月ぶりかな。泣くときに身をよじらせるという新たな技を体得している。きゃわ♡
清香園でランチしてたらサクから「ぐあいわるい」という一言メール。電話すると、存外元気そうな声で、帰宅したらフツーにゾイドに色塗って遊んでたが。ピークは4時間目くらいだったらしい。聞いてると、どうやら軽い熱中症的な症状だったんじゃないかな。夜ごはんはよく食べていた。鶏手羽と野菜のポトフ、小松菜とえのきの生姜蒸し、トマト。ポトフは、健康診断で朝ごはんが食べられない夫が早起きして作ったもの。ちょっと古い言葉だが「神ってる」と言いたいw
水無月の二 / 家庭訪問
水無月の一
●6月某日: 夫が二日酔いのようすなので、おいしい出汁をすすめて昔ながらのうどん屋へ。近所なのに初めて行った。午後は私が運転して買い物。サクは少しゲーム。
夕方、少し遅れて市民連合の街頭活動へ。野党と市民がかわるがわるスピーチする。市議の成瀬さん、弁護士の後藤富和さん、衆議院議員の稲富さんなど知っている方がスピーチをするので聞きたかった(どれもよかった)し、市民のfumiyoさんという方の熱のこもった言葉に打たれた。もしやと思って聞いてみると、やっぱり知人Aさんの友人の方だった! 世の中つながっている。
夜ごはんは、鶏むねのピカタ、焼きそば、うるめイワシ、ブロッコリー、トマト。
●6月某日: 午前中、ランニング7キロほど。くもっていて、まだ走りやすい空気だ。午後、ナフコへレースのカーテンを買いに行く。サクのスイミングキャップに新しい級のワッペンをつけたり、梅干しの下準備をしたり、こまこまがんばった。
そして自転車を新調した! もう1年以上、乗せる機会もほぼなくなったので、子ども乗せカゴばいばい。3年間、坂の上の幼稚園の送り迎えを含めて本当によく子どもを乗せた。ちょっと淋しいが、1人乗り用は圧倒的に軽い! いぇーい! 夜ごはんは、アジフライ、みそ汁、ひじき、コールスロー。
『いだてん』に黒島唯菜登場! 姿もだけど、声がまたいいんだよなあ。超かわいい杉咲花ちゃんが落ち着いて見えてくるのもすごい。梶原さん、どっかで見たことあると思ったら、「僕らは奇跡でできている」の尾崎さんだー! 自分の生きたいように生き続け、スヤさんの賢さと愛情に当然のように支えられてる四三をずっと見てきたので、やりたいことをやるために結婚をあきらめようとするシマと、「仕事も走るのも続けてください。結婚のために犠牲にしてほしくない」と言う増野さんに、五りんならずとも泣くわ!
●6月某日: 細かい仕事いろいろ。運転の練習。サク、体力テストの結果になかなか満足したらしい。ズートピアの録画、サクと見終わる。すごくおもしろかったらしく、こののちもちょこちょこ録画を見直すサクであった。夜ごはんはカレーライス、コールスロー、ブロッコリー、ピクルス。
皐月の十五 / Nスペ「不登校44万人の衝撃」
●5月某日: 今日は絵本デー。小学校の読み聞かせボランティア仲間とランチミーティング。広報の引継ぎがメイン目的だったけど、いろいろ話し込む。
夕方はどんぐり文庫。今日のストーリーテリングは「食わず女房」、スリルがあっていい! よもぎ、菖蒲の季節だしね。Tさんが、よもぎと菖蒲の草束で「よもぎじょうぶのしりたたき」をみんなにやってくれた。めちゃすてきや~。
夜ごはんは、餃子とサラダと、あとなんだったっけー。だーいぶ前に録画してた『ズートピア』を分割で見てる。サクも一緒に。もうすぐクライマックス!
●5月某日: (facebookより)
昨日のNスペ「不登校44万人の衝撃」見た。
こないだ、ヒマをもてあましてる息子8才に算数の問題を出したらかなり格闘したのち正解にこぎつけたので、「すごいな。力があるね。難しい問題を解き続けるためには3つの力が要るとよ。知ってる?」と聞くと(←別に何かのメソッドとかじゃないです。その場の思いつきでテキトーに言っただけですw)、「うーん…」と考えたあげく、
「あきらめない心」
と答えられて軽くショックを受けた私です。
息子は良くも悪くもメタ認知力が高めで、学校についても先生についても批評的な目線をもってるのがややこしくもあり頼もしくもある・・・と思っている。
それが、「あきらめない心」って!
日本の学校教育による洗脳が、ちゃくちゃくと進んどるやないか~!
いろんなことを「心の問題」に帰着させようとするのは、学校(=日本社会)の悪弊のひとつじゃなかろーか。
思いやりの心とか、感謝の心とか、あきらめない心とか。
学校が「心」を持ち出すときは、「こうあるべき」という押しつけが含まれていることが多い気がするのだ。
「どう思いますか?」
と学校が子どもたちに尋ねるとき、
子どもたちの気持ちではなく、実は「模範解答」を求めている。
子どもたちはそれを敏感に感じ取っている。
空気を読んで「正解」に辿りつける子は、いつしか「正解」を「自分の心」だと思い込んで、主体性を後退させていく。
「心」を押しつけられることに違和感を持つ子、抵抗する子は、学校という場所(それは大人の社会のミニチュア版でもある)になじめなくなり、生きづらさを抱えていく。
…と、これは極論で、もちろん現場ですごくがんばってくれている先生たちがいるのもわかってるけど、学校や親や子供たちを見てて、そういう傾向ってあるんじゃないかと思う…。
「あ、あのね…。あきらめない心も大事やけど、人生、心だけではどうしようもないことがいろいろあるけん」
と息子には言ったけど、わかっただろうか? 折に触れて言わないかんな…
◆
前置きが長くなりすぎました。
昨日のNスペ「不登校44万人の衝撃」。
44万人とは、「隠れ不登校」まで含めると、中学生の8人に1人が該当するという数字だそうです。
哲学者、教育者である苫野一徳さんが「学校のシステムに限界がきている」として、問題点を大きく3つにまとめていました。
●細かなルール
●学力向上至上主義
●教師の多忙化
「みんなで同じことを、同じペースで、同じようなやり方で、同質性の高い学年学級制の中で、出来合いの問いと答えを勉強する」
そんな、(限界がきている)日本の平均的教育とは全く異なるアプローチの「イエナプラン教育」の学校を、広島の教育委員会のメンバーが視察に行く様子が放送されていました。
それはオランダの小学校で、異年齢の子どもたちがひとつの教室で思い思いに勉強しています。
それぞれにフィットするやり方が尊重されているので、教室の隅で立ったまま勉強したり、バランスボールでバウンドしながら勉強してる子もいます。
視察後、夕食を食べながら、教育委員会のメンバーが激論を交わすシーンが印象的でした。
「立ったままとか、バランスボールとか、あんなふうに勉強する姿が本当にいいんですかね?」
「好き勝手する子が出てこないですか?」
「そこで引っかかる人が多いだろうから、きっちり議論しとかなきゃいけない」
「そういうこと(好き勝手する子が出てくること)につまづいて、先人たちは、学習規律を作ってきたのでは」
「それ(現行の規律)で合ってる子もいるけど、合わない子がどんどん増えてるのが不登校だと思う。子どもにボイコットされてるんですよ」
「(規律をゆるめると?)学校制度そのものが崩れるじゃないですか」
「学校を守るために子どもの教育や学校があるわけじゃないですよ。子どもに必要だから学校があるんですよ」
◆
とある中学校、「ふれあいルーム」と呼ばれる、校内の一室。
登下校時間も、勉強内容も、子どもたちが自分で決めていい。
不登校になっていた子たちの中には、ここなら通えるという子もいる。
(もちろん、いろんな経緯で、また休みがちになる子もいる。)
文字の認識・文章の理解が困難でクラスがつらくなったりゅうせい君。
ふれあいルームで自分のペースを尊重されるうちに、他の子に優しさを見せるようになった。
きっとこれまでは日本の制度に従って、同質的な教育に従事してきただろう、50代と思しき男性教諭が、ふれあいルームで子どもたちの様子・成長を間近に見るうちに、
「ひとりひとりの個性や実情に寄り添うことの大切さを学んだ」
と語る姿に希望を感じました。
子どもが変わったのではない、社会が変わったのだと思う。
子どもを導いたり変えるのではなく、まず大人が理解し変わらなきゃいけないんだろうと思います。
◆
インタビュー原稿。帰宅後、迷いなくぐんぐんと段ボール迷路(2階建て)を作るサク。夜はしほちゃんちで飲み会、たなかまさんも。子どもたちも、あとからFくんも。よく飲み、しゃべる。子どもたちよく遊ぶ。時期柄、運動会のダンスも踊ってくれた。
『本日は、お日柄もよく』原田マハ
ひょんなことから脱サラして伝説のスピーチライターに弟子入りする28歳女子が主人公。あれよあれよという間に、国会議員に立候補する幼馴染み男子のためのスピーチを書くことになる…
友だちにすすめられて読んだ。ありがとう、おもしろかったです! かっぱえびせん的に一気に読んじゃいましたよ。
2008年から雑誌連載されていたらしく、めちゃくちゃ時宜をとらえた小説になっている。
そう、バラク・オバマの「Yes,we can」がヒットしていたころなんですね。当時、オバマのスピーチライターも20代だとかで話題になっていたよね。
日本はというと、小泉政権から禅譲を受けた第一次安倍政権から民主党に政権交代したのが2008年だったはず。
この小説では、構造改革を唱え、郵政選挙でどでかい支持を得て、さらには後期高齢者医療制度をつくり、母子家庭補助金を打ち切る小早川総理が、まんま小泉純一郎。長期政権におごる総理から政権を奪取するのが、幼馴染みの所属する民衆党だ。
つまり、この小説では、第一次安倍政権はすっ飛ばされている。それくらい小粒だと認識されていたんだろう。4年後、まさかこんな悪夢みたいな第二次安倍政権が始まるとは、当時の作家も編集者もつゆ知らず…。
…などという見方でも楽しめる小説となっております(笑)
「この時代はよかったよね、自民が与党でも、国会や党首討論がちゃんと開かれていて…」と遠い目になったり。
◆
幼馴染みへの失恋や、ライバルとの新しい恋なども並行して描かれ、政治まわりのお話はごくごくライト。裏表紙のあらすじ紹介でも、「お仕事小説」とハッキリ銘打ってある。「政治小説」なんて書いた日にゃ、若い女子は誰も読むまいというわけですねw
つまり、政治に特に興味がない人でも、非常におもしろく読めるお仕事小説なのです! みんな、読んで、これを入口に政治に興味を持とう~!
本当~に読みやすく、おもしろく書いてある。文章も、登場人物の設定もわかりやすく小気味よく、展開は随所にカタルシスをもうけ、つらさは最低限にコントロールされている。ウェルメイドという言葉がぴったり。これだけ快適なエンタメの作成は職人技だと思う。
原田マハの小説を読むのは2度目(最初は『キネマ日和』)。
この、するするとノンストレスな読み心地がちょっと食い足りないくらいだな~と思っていたところ(←アクの強いものが好きなお年ごろ)、Eテレ『スイッチインタビュー』でこの方と指揮者の大野和土との対談を消化するターンがやってきた!(本と同様、録画もたくさん積まれています)
美術館のキュレーターだったとは聞いてたけど、なんとMoMA(ニューヨーク近代美術館)に勤務していたこともあるらしい。すげー!(←ミーハーw)
やっぱり、この人の本丸は美術小説だな。『楽園のカンヴァス』、『暗幕のゲルニカ』、そしてゴッホを書いたという『たゆたえども沈まず』、読みたい。
皐月の十四 / ママじゃなワークショップ
●5月某日: 平尾の幼稚園にて「ママじゃない私ポートレート」ワークショップ!
(facebookより)
「ママじゃない私、ポートレート」から飛び出す特別編、
【もう一度「私」と出会うワークショップ】 浄水通のママグループ「みらいカフェ」さんの呼びかけで、12名のママたちに集まっていただき、開催しました❣️
ママたちのポートレートが上がってから、あらためてレポートしますが、ちょっと速報…
ワークショップでは、私からみなさんにいろいろ質問していきます。
「今、世の中で気になってる問題ってありますか?」という質問への、みなさんのご回答。
●メディア依存
●幼保無償化
●性教育
●暴力の問題
●道徳の授業
●不登校
●日本経済
●参院選(←!)
●地球の環境
●環境問題
●日本の暑さ
などなど…。
どれも、本当に大きな問題ですよね。そのほか、
●将来の日本
●日本のこれから
と、非常に大きな枠組みでとらえてくださった方も何人かいました。
すごくわかる・・・!
もう、全体的に、いろいろと心配ですよね~
「子どもたちが成長し、はばたいていく社会」
それを具体的にイメージし、問題点に気づき、切実に求めていける第一人者って、私たちお母さんじゃないかと思います。
「私なんて」「ただの主婦だから」と卑下せず、子どもの代弁者になりたいですよね。
・ふだんは自分の生活で手いっぱいだけど、世の中の問題は将来の子どもたちの問題になるんだな
・1人では怖くても弱くても、みんなで手をつなげば前に出られる!
・・・というご意見も出ました😊
すてきな主催者さんの呼びかけで集まるママたちはやっぱりすてきな方たちでした。
ちひろちゃんと、サポートカメラマン吉野さんによる写真の仕上がりが、私も楽しみです❣️
ポートレート写真へのご感想 ↓↓↓
「鏡もろくに見ない日々なので、まじまじと写真をみて嬉しくなっています。
夫に見せたら「美人やん!」と言って笑っていました」
写真を(facebook上で)見たお友達からのご感想↓↓↓
「若い頃ともまた違って、“ こういうオトナになりました ”って胸はって言える写真だねぇ」
そう!
そうなんです!
どんなお母さんも
いや、お母さんかどうか、性別や職業にも関係なく
「私なんて」じゃなくて、
「こういうオトナです」って胸をはって言っていいと思う!
「ママじゃな」はそういう気持ちでやっています。
- http://mamajanaiwatashi.hatenablog.com/
- https://note.mu/conversation_p_f/m/m4cfe0178d1ba
◆
2,3日前まで思い切り雨の予報だったが、直前に変わって一滴も降らず晴れ間すら。良かった~!万全の準備をしておいたはずだったのに、大切なファイルを忘れて行ってしまう…が、代替策で乗り切れた。ほ。今日は12名のお母さん方が参加、会を楽しく盛り上げてくれた! 「この幼稚園も○年目だけど、今日初めてカミングアウトしたことがいくつかある」という声をいただいたりして、うれしかった~。夜ごはんは鍋! 豚、豆腐、ニラ、キャベツ、しめじ、ごぼう、ちゃんぽんめん。
●5月某日: ランニング6キロ、なぜかすげー調子いい。インタビュー録音の聞き起こし。いい話だなあ。なんだかんだやってたら3時前。遅い昼ごはん、もうトーストでいっか、となる。
夜ごはんはポークビーンズ、さつまいもとキャベツのスープ、サラダ。藻谷さん出演のサタデージャーナル、おもしろかったし、あらためて考えるきっかけになった。経済について、消費税について、まとめと所感。興味のある方、読んでみて。
https://www.facebook.com/emiinoue9024/posts/2460603754226229