弥生の十

●3月某日: 息子の春休み初日。新年度の資源ごみ回収予定表など、息子と町内に配って回る。先日のスペースのタイムテーブルなど作る。記録魔の腕がうなるぜ。

夕方、義実家へ移動。年度末だからかたいそう道が混んでいる。古い写真が出てきたとかで、義父の現役時代のエピソードなど聞いておもしろい。議会やウクライナ侵攻についてなどもいろいろ話す。

夜ごはん、義父お手製の鶏から揚げ、野菜とイワシの天ぷら、ゴマアジ、茶わん蒸しなどいっぱい。

●3月某日: 息子と夫の野球の球拾いをさせられてたら、先週から不穏なふくらはぎがグキッと…しくしく。夕方、町内に来週の資源ごみ回収の掲示をしてまわる。

facebookより)

義実家に泊まりに来たら、義父(元・福岡市職員)がガチな冊子を完成させていた。40数年前、この集落を襲った豪雨災害の記録。畑仕事ができない冬の間に作業したらしい。
かなりの力作で、思わず読みこむ。

この災害当時(昭和48年)は予報の精度も情報インフラも今とは比べものにならないけど、昔の人の行動力と責任感、そしてネットワークはすごい。

町全体ではなく、ひとつの集落に的を絞ってのここまで詳細な記録は自治体には存在しないらしく、今後の防災計画にも活かせる貴重な資料になると思う!

さらには、今回この冊子を作るプロセスで生まれた地域の人々とのつながりなど、周辺の逸話もおもしろくて、今度詳しく書き留めたい!

義父 「結局、最後はマンパワーと付き合いやもんね」

至言だ。

●3月某日: 午前中、子ども会の新会長と少々打ち合わせ。それとは別件、子ども会の世帯数減少や、担当者の仕事軽減のため資源ごみ回収の当番の運用をマイナーチェンジしたくて、町内子供会のLINEグループに事前に連絡。なんか、毎日子ども会の仕事をしとるんだが?

夕方、美容室。3か月ぶり? 行かなきゃ行かなきゃと思ってたけどついつい後回しにしてあ。やっと行けたー! すっきり。

地政学の(再)流行現象と ロシアのネオ・ユーラシア主義】浜 由樹子 ・羽根 次郎/June 2019
https://t.co/z8Xkgw1FpG 
を読む。

大学でコマを埋めるために履修した地政学の授業がとてもおもしろかった記憶があり、2010年代に入って中東・中国・南アジアそしてロシア周辺など各地で火種が起きるようになると、やはり地政学の本を読むようになった。今回ウクライナへの侵攻でそれらを読み返してるんだけど、地政学ってある種のイデオロギーなんですよね。だから地政学そのものの歴史・潮流・変遷みたいなものを知っとかないと危ないなーと思ってたところに、この論考を発見したというわけです。

けっこうなボリュームだけど、内容を考えるととてもコンパクトにまとまっていて勉強になった。
夜、来週のインタビューの資料下読みも。