如月の八 / 大きくなったよ発表会…
●2月某日: 最近忙しくて寝不足。午後、今日はKさんの事務所に。いろいろ大変そう。忙しいのは当然だけど、そういうストレスは大変そうだな…というお話をいろいろ聞く。少しお手伝い。4時半、帰宅すると、サクはコロコロコミックを買いに行っていたw 夜ごはんは、肉野菜炒め、みそ汁、おでん。
●2月某日: 土曜授業。道徳の授業参観で、「大きくなったよ発表会」とやら。このために、親に「ボクが/私が生まれたときからこれまでの話」をインタビューをしたり、小さいころの写真をもっていったりしていた子どもたちである。
いろんな家庭があるのに、学校でそういうことやるのおかしいと思うけどね。親がいなくても、親に愛されなくても、ただ今ここにある君の命は最高に大事だよ、と教えるのが公教育の役割だと思うが。
発表会では、1人ずつが前に出て、「1.僕は小さいころ〇〇でした」「2.僕はこれができるようになりました、今からやります」「3.最後に一言」の発表をする。
「2」は一芸発表会みたいで面白い。絵や粘土作品を見せる子、お話を読む子、九九を早口で言う子、オルガンを弾く子、マット運動を見せる子などなど…。サクは鍵盤ハーモニカを吹いていた。
「1」は「かつてダメだった自分」、
「3」は「産んでくれてありがとう/ 育ててくれてありがとう」
みたいな話になりがちで、うへー8歳に言わすなよと思うが、サクは
「僕は小さいころ、お母さんと自転車に乗っていて、車にぶつかられました」
「最後に一言、お母さん、いつもごはん作ってくれてありがとう」と感動路線から遠かったので良し。ごはんについては、本当に感謝してもらっていいと思う! 私、ごはん作るのそんなに好きじゃないからw
午後、成瀬さんの街宣1か所に付き合う。夜ごはんは、カンパチの刺身、鶏モモのグリル、ネギソース。ピザ。超うまい!!!
如月の七 / ゆるマジ 「1/2成人式ほか」
●2月某日: サクを耳鼻科へ連れていく。風邪があらかた治ったあと副鼻腔炎に移行する、私とまったく同じルートを辿る彼。DNAってすごい…。
そのまま登校。サクは教室へ、私はPTA会議室へ。サク、割と躊躇なくガラッとドアを開けて入っていった。「あ、○○さん来たー」と騒いだりタッチしに来たりする子どもたち。帰って聞くと、「おくれて来た人がいると、いつもああいうかんじ」とクールな説明だったw
私は来週のおはなし会のリハーサル、軽く昼食をとって、昼休みおはなし会。今日の昼休みおはなし会、人数多かった。『きらきら』と『ラチとらいおん』という、この季節らしい組み合わせ。それにしても、子どもを病院に連れてきているのも、役員やボランティアで学校に来ているのも、母親ばかりである。夜ごはんは、鶏とキャベツの中華炒め。マカロニサラダ。
●2月某日: 後藤さんの事務所へ。いろいろ打ち合わせやアイデア出し。帰宅してfacebookでキャッチコピーを募集。ちひろちゃんから、成瀬さんの写真も届いた! すごくいい。200枚以上のデータから、いいのをセレクト。いろいろ忙しい。
夜ごはんはシチューなど。サク、苦い抗生剤をがんばって飲んでいる。ものすごく苦いことを延々とアピールしているのがおかしい。
●2月某日: 電車1本遅れます、と連絡したけど間に合った。私、チャリこぐの超早い。
【ゆるマジ】バレンタインデー♡2分の1成人式? 2019.2.14配信
・やる?やらない? バレンタイン
・里子ちゃん3か月!
・戸籍がない子、虐待される子・・・
・児相やケースワーカーさんの現実
・2分の1成人式、どうよ?
みたいなお話。2分の1成人式の話が、意外に反響あった。
あこさんちの里子ちゃん、3か月。ぷくぷくしてきて、顔もはっきりしてきて、超かわいい。
サク、帰宅後すぐに「今日のできごとを話します」と言う。何かと思ったら、クラスの補助に入っていたA先生が明日で勤務最終日だと発表されたのを聞き、幼稚園から一緒のHちゃんが号泣したとのことだった。「明日がおわかれなら、明日はっぴょうすればいいのになー!」と憤慨している。ちなみに本人はA先生に特に思い入れないらしいw おまえってそういうやつよなw
夜ごはんは、ぱりぱり麺の皿うどん。みそ汁など。食後、家族でバレンタインのチョコレートを供出しあうw
如月の六 ~ワークライフバランス勉強会からの撮影会
●2月某日: facebookより
【ワークライフプレゼン勉強会】
プレゼンターは、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、コミュニケーションプロデューサー、MC、そして多世代交流の場「Roco's バー」のロコママ・・・などなど、さまざまな顔をお持ちの Rocoさん こと 古澤弘子さんでした。
タイトルは『私はわたし♪ ~自分らしいHappy and Smile ライフをデザインしよう』
お話を聞いている間、ロコさんのお顔を見ながら
「今日も綺麗だなあ…」と何度となく思っていたのですが、
そんなロコさんが経験してきたのは、うつ、不妊症、離婚、シングルマザーの子育て、数々のお仕事のプレッシャー、更年期障害…などなど。
詳細はSNSでは伏せますが、本当に驚くことも多かったです。
けれどそのたびに、
「私は、幸せの『形』にこだわりすぎていたのかも?」
「彼に対して、私ができることは もうすべてしてあげたんだ」
「『こうでなきゃ』ということは何ひとつない」
「子どもたちがいてくれたから、強くなれた」
「子どもは子どもの人生を生きている。私は見守って手助けするだけ」
「いただいた命を大切に、私ができることを精一杯」
心から納得できる気づきを得て、前を向いて自分の人生をデザインし続けてこられました。
「苦しかったこともすべて糧になる、だから起こったすべてに『感謝』」
いつかそう思えるようになるだろうか・・・?
私自身はまだまだ、そんな心境には遠いようですが、ロコさんのヒストリーを通じて、自分の人生や子育てを考え直すきっかけをいただいた思いです!
ごく最近の経験として、更年期でホルモンのバランスが乱れ、ずっと寝込んで、起き上がれないくらいだったというお話。
「“女性活躍”と言われる世の中だけれど、やはり、女性の体は繊細で神秘的。
男性と同じようには働けない。体に無理はさせられない」
本当にそうだなあ、と思って、とても印象的でした。
表向きは、いつも元気で変わりないように見えても、月経や授乳中、嵐のような育児期、そして更年期などなど、さまざまな要因で日常的な不調を抱えやすいのが女性です。
後半のディスカッションでも発言したのですが、
「体調が不安定になりやすいからといって、『だから、女は使えない』とされたり、女性が『私はダメなんだ』と自分を責めたりするのではなく、そういう性である女性が、働きやすく生きやすい環境を作りたい」
と思います。(もちろん、男性の性も尊重する。お互いに尊重しあう!)
「そのためには、学校で教えてほしい。性教育とは生殖のことだけではない」
「授業の合間の休み時間が5分では、生理中(しかも生理にまだ慣れていない小中学生は大変」
「そういう事情を勘案・想像できない人たちが時間割を作っている。だから女性や、子どもたち自身が意思決定にかかわっていくことが重要」
などの意見も、ご参加の方々から出ていました。
また、高卒認定試験に合格し、今はアルバイト先にて「お客様に寄り添う営業」ですばらしい成績(正社員を合わせてもエネオス九州で9位ですって!)もおさめながら将来をじっくり考えている、10代にして鋭いビジネス感覚をもつ息子さんの生き方と関連して、
「昨日のイベント「みんなで考えるこれからの教育~『Most Likely To Succeed』でもあったが、一斉・一律の形で行われる教育はこれからどんどん変わっていくだろう」など、教育の在り方についても議論が交わされました。
ちなみに、先日開催しました出口治明さん(APU立命館アジア太平洋大学)の講演後、ロコさんが出口さんに息子さんのことをお話したら、
「尖ったヘンタイ! そのままで育ててあげてください」
と励まされたそうです。
【尖ったヘンタイ】は出口さん流の最高の誉め言葉なんですよね♡
最後に、本日、データの移動がうまくいかなかったり、私のPCの調子が悪かったり、アンケート用紙を忘れたりと相当ご迷惑をおかけしてしまったのですが いろんな試行錯誤をお手伝いくださったり、ドラえもんのようにマウスやら白紙やらを提供くださったり、赤ちゃん(里子ちゃん)をかわるがわる抱っこしたり、
皆様の優しさと有能さが身に沁みました…( ノД`)...
◆
午後は、成瀬えみさんの写真撮影!
立憲民主党福岡県連合の政策委員として、南区を中心に精力的な活動をしている成瀬さん。
でも、“ いかにも政党 ”って感じの写真は、ちょっと近寄りがたかったりしますよね。
そこで、「ちーひーろーちゃーん!」とマグマ大使の笛を吹き(from いつまでも『半分、青い』)、カメラ一式、担いで来てもらいました。
なんちゃってマネージャー・エミが、成瀬さんのホーム・高宮周辺にて撮影プランをご用意しましたよ~
●パラカス(カレー専門店)
↓
●成瀬さん事務所
(タメ書き前 / なせばなる木 / 応接セット)
↓
●高宮駅前 ご挨拶
事務所の近くの路地で、高架を走る西鉄電車をバックに「町に立つ成瀬さん」を撮影したり、みなさんの願いが集まる「なせばなる木」とともに撮ったり、街宣に向かう途中に、成瀬さん・私・ちひろちゃん共通の知人が通りかかって手を振ってくれたり。
成瀬さん、なかなかノリが良くて
何度も着替えたり、いろんなポーズ撮ってくれました。
女子同士でわいわいアイデア出しながら撮影するのは、とても楽しい!
にわかカメアシ・エミも、強風の中、旗のはしっこを抑えたりしてがんばりましたよw
ちひろちゃんが撮った写真は、
「政治って、ちょっとね~」
という、私たちにしみついた感覚を取り払い、成瀬さんの自然な姿を見せてくれるはずです。できあがりが楽しみ~!
◆
夫とサクは、新車の正式な契約に。昨日、話題に出た「実印」の実物を初めて見たサク、自分がもらった賞状の末尾を見て、「これ、じついんだな…」と悦に入っていたw 夜ごはんは、天ぷらそば、サラダ。
『なつぞら』考 北海道編大団円 ~5/19記ス
「どこにいてもベニヤ板でつながっている」は物理空間的にはきっともう交わらないと悟っているから、そして、それでもつながっていたいから。「待たないよ」と自分の世界を大切にすることでなつを送り出す。なんて天陽らしい告白だったろう! 哲学的で、爽やかで、切ない。#なつぞら
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
ややもすると「田舎で単一的な北海道、多様で大都会の東京」みたいな対比になりそうなところ、北海道の人々の中にすでにすばらしい多様性があって(それは当然のことだもんね)よかったなあ。#なつぞら
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
#なつぞら 今日の天陽くん見てたら『さよならなんて云えないよ』(小沢健二)を思い出した。
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
♪南風を待ってる 旅立つ日をずっと待ってる
「オッケーよ」なんて 強がりばかりをみんな言いながら
本当はわかってる 二度と戻らない美しい日にいると
そして静かに心は離れていくと
本役になってすぐは天陽くん見て「昭和30年かそこらに、こんな髪型のこんな垢ぬけた美少年おらんやろw実在感なさすぎww」と思ってたんだが、北海道編終わった今はこの造形に唸るしかない。十勝が生んだ自然哲学青年。朝ドラにまた一人、類型から遠い名キャラが刻まれた…!て感じ。#なつぞら
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
(実はなまら美形でシュッとした照男兄ちゃんが初期から「昭和30年かそこらの十勝にw(ry」とならなかったのは、扮装や寡黙さもあるけど、両親が藤木直人と松嶋菜々子だからってのも大きいと思うw あの一家、美がインフレしすぎてるもんw #なつぞら)
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
いそいそと牛乳持って登場したら、なつと天陽までいて、サラさんに「別に頼んでないけど」って心底不審そうに言われる照男、なまらかわいかった! 家に帰ると「牛乳に意味なんてあったら牛は年じゅう悩んでることになる」なんて言っちゃってさ! #なつぞら
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
東京でのなつみたいに、札幌で夕見子が富士子さんにちょっと甘えたり、はしゃいだり、弱音吐いたりしてたらいいな。夕見子のことだからツンまじりだろうけどさ😊 #なつぞら
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
#なつぞら じゃがいもや乳牛を育てながら絵を描いていますと言う天陽。倉田先生は「生活者にこそ演劇が必要」と言った。芸術と生活とは切り離されたものではなく、背中合わせにぴったりくっついて分かちがたいものだ、と示した十勝編。ここから東京編がどう描かれていくか楽しみ。
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
#なつぞら 世にも美しい天陽が、ベニヤ板に向かって描くとき自分の無力さを重い知らされるが自由そのものだと語るとき、大地に根をはって生きる芸術家の凄みを感じた。でも「(スキー板を)自分で作るわ」「(作り方は)知らん☺️」の軽やかさも印象的で、吉沢亮ほんとにすばらしかったなあ
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
そういや、小沢健二と吉沢亮といえば、『アルペジオ』つながりですね。小沢くん、吉沢亮によるリリックの語りを「天才的なリズム感」みたく大絶賛してた。
— エミ (@emitemit) 2019年5月18日
如月の五 / だいじなもの
●2月某日: 移動中の車中。
サク「かーちゃんのだいじなものって何」
私 「それは、さくたろう(←息子。小2)だよ」
サク「つまり家ぞくな」
私 「う、うん。おまえ、なんかクールやな」
サク「おれは、まず家ぞく。それから、金。あと、デュエマのカード」
私 「あと、カギやろ(笑)」
サク「そうそう! あ、そうだ! ケータイもだ」
(↑最近、キッズケータイを持たせた。イエ電のない我が家で、1人で留守番させることがあるため)
私 「ゾイドもやろ」
サク「そうだ。なんか、ふえたな~」
私 「生きている時間が長くなるって、大事なものが増えるってことなんだよ」
綺麗にまとめてやった(ドヤァ)。
と思ったら、「見て見て、へび。手ぇ使わんでやった!」と言って、口から出したガムを見せるサクであった…。
このあと、「印鑑も大事」「高い印鑑を売りつける商売があるから、大人になったら気をつけるように」などの話から、「実印って何?」と息子に聞かれてめんどくさい説明をするハメになるw
夫の実家に日帰り帰省。お昼をいただいたあと、畑で野菜の収穫、そのあとサクと2人で庭の草取り。田舎の庭は広いので、草は無限にあり、子どもは喜び、じぃじばぁばには大いに感謝される。
夜ごはんは、イワシ刺、アジ刺。めっちゃおいしい! ぶりカマの塩焼き! めっちゃおいしい! ホウレンソウの辛いパスタ。めっちゃおいしい!!!!!
『なつぞら』考 「そんなに応援しないでよ」~5/15記ス
いや~、「そんなに応援しないでよ」ってすごいセリフ♡♡♡ 言ったなっちゃん、言われた天陽くん、それぞれのきまり悪げな表情も絶品… (*´Д`)
あ、今日の『なつぞら』もよかったわ~って話です❣
行きたいけど、背を押してほしいけど、引き留めてもほしいんだよね。子どもでいたい気持ちもあり、天陽のそばにいたい気持ちもあり。いいね、いいね、モラトリアムだね、青春だね✨
「もともと、人間の生き方にいいも悪いもないんだよ。そんなの、人間がこしらえた観念に過ぎないのさ。自然の中で生きている者はそんなこと思わない」
北海道の寒村に生きて、本とか読んでるふうもないのに、次々と哲学的なことを言う天陽くん(吉沢亮)。お釈迦様とかキリストとかみたいな人が若いころは、きっとこんなんだったに違いない。
でも、エセ哲学者エミには見えている!ビシ
天陽くん、君が今、むきになってなつを急き立てて東京に行かせようとしているのは、「本当に好きならその人の幸せを願うべき」なんていう、高校生くらいの子が読むマンガに描いてあるような切ない思い込みからなんだよね。
うんうん。いいのじゃよ。君は18歳なんだから。
いつも達観している君が、「達観しなきゃ」と頑張ってるさまを見るのは楽しい。そして、頑張ってることをなつ本人に指摘されて憮然とするのはサイコーだった。
山小屋の美少女にときめく若き日の綾野剛…いや照男兄ちゃんも、いい。安心して好きになれる相手って、なんてすばらしいんだろう。
朝ドラは時々、月9に勝るとも劣らぬ恋もようを見せてくれます。むふふ♡
東京大空襲で始まったこのドラマ。
なつも、天陽も、照男も、そして山小屋のサラちゃんも。
昭和10年代に生まれた彼らが、恋と未来を天秤にかけたり、鼻の下伸ばしたりできるようになったのも、平和になったからだよね。
『なつぞら』考 天陽と照男のクロカン対決 ~ 5/10記ス
わかった、わかりましたよ。
『なつぞら』の照男兄ちゃんこと清原翔さん。綾野剛に似てるんだわ!! ほらほら、この流し目の感じとか!(言うまでもないかと思いますが綾野剛も大好きです)。
今日の『なつぞら』クロスカントリー対決。必死に走って優勝をもぎとった照男を見て、「これであいつの気持ちがわかったな(なつ=広瀬すずが好きなんだな)」とほくそ笑む草刈正雄おんじ。
しかし、照男はなつを好きなことは好きなのだけれど、対戦前、天陽(吉沢亮)と「勝ったほうがなつをあきらめる(←実質的に)」という約束をしていたのでした。
なぜ、そんな普通とは逆の約束になったか?
照男は、なつの夢は天陽と結婚することだと思っている。
つまり、自分がなつと結婚すると、なつの夢を奪ってしまうと思っている。
天陽は、なつの夢は東京へ行くことだと思っている。
つまり、自分が好きだと打ち明けると、なつの夢の邪魔になると思っている。
…というわけで、二人してなっちゃんを思うがゆえに「だから、勝ったら身を引くんじゃい!」なんて話になったのだ。ああ、青春ってヤヤコシイ。
当のなっちゃんはといえば、スキー板を履いた照男と天陽を見て
「いいなあ、私も大会に出たかった」と言う。
「応援することを通じて、なっちゃんも大会に参加してるんだよ(大意)」と言われ、
「応援するだけじゃつまんない」と答える、念の入った脚本だ。
なつは、照男と天陽どっちと結婚するか? なんて二者択一は考えちゃいない。
勝ち負けにこだわるわけでもない。「どっちも勝ち」と言ってた。
「青年開拓団の大会に出たい」 つまり男たちと一緒に走りたい。
応援する(=家庭の中で男性を支えることのメタファーだよね、もちろん)だけじゃつまらない。
それがなつの今の夢なんだ。
とはいえ、東京でのなつは「女でも(アニメーターに)なれるんですか?」と驚いて質問してた。
・性別関係なく、おもしろそうと思ったことをやってみたい。
・でも、そんなの無理だろう。
両方の気持ちがなつの中にあって、無意識のうちにせめぎあってる。
このように、女性の半生を描く朝ドラは、必然的に何らかのジェンダー的な掘り下げをせざるを得ないし、そこが通りいっぺんだったらつまんないと感じる(ex. まんぷく)。
最初に戻って、草刈正雄おんじは「あいつの気持ちがわかったぞ」と言ったけど、人の気持ちを簡単に理解することはできないよ。
何しろ、本人だってよくわかんないんだから。
朝ドラのセオリー的に、なつはまず間違いなく東京に行くんだろうけど、どうやって決めるのか、楽しみ!
この写真・・・左から、山田裕貴(雪次郎)・吉沢亮(天陽)・岡田将生(咲太郎)・清原翔(照男)ですが、こうして同じようなスーツ姿の写真になったら、一瞬、誰が誰かわかんなくなりそうだなw
『なつぞら』考 吉沢亮の沼が近づいてきてる ~ 5/9記ス
あかん…毎日の『なつぞら』で吉沢亮の沼へと確実に近づいている…
最初は「昭和20年代の十勝に、こんな髪型のこんな垢ぬけた美少年おらんやろw 実在感なさすぎww」と失笑してたのに…
ちなみに今日の回は「じゃあ行くなよ(真顔)」もよかったんですけど、スキー大会に出る話での
「(板)持ってない」
「自分で作るわ」
「(作り方)知らん」
の三連発で完全にノックアウトされました…
私がなっちゃんなら東京になぞ絶対行かん!!
十勝にいれば、天陽くん(吉沢亮)か照男兄ちゃんか選び放題なんだぞ!!
(そう、照男兄ちゃんも何げにめちゃかっこいい。)
そして藤木直人(←育ての父の役)のことが、一昨年よりも去年、去年よりも今年…と年を追うごとに好きになっている私。
このままいくと、来年はおしゃれイズムを毎週見よるかもしれんw
岡田将生については語ると長くなるので割愛(=以前から大好きです)。
さらに、このあと、中川大志くんも登場するというではないか。
『なつぞら』男優の私ホイホイぶりは朝ドラ史上最高レベルである!!!
史上最高…といえば、『いだてん』のほうは大河ドラマ史上最低の視聴率を更新したらしい。
あんなにおもしろいのに?!?!
あんなに大河ドラマしてるのに?!?!
(ナショナリズムの扱いにはどきどきするけど…)
(あと、クドカンは無意識のミソジニーがほの見えるときが…)
まぁ、オタクにしてみれば視聴率なんぞ、たとえ1%を割ったとしても何の問題もない。
鬼の首を取ったように騒ぐメディアに屈して、変なテコ入れがされないことを祈るばかり。
如月の四 / 中村洋子さんにインタビュー「不自由を自由にしたい、楽しく!」
●2月某日: 朝、一緒に通学してる子たちのグループにサクの欠席届を託す(休むとき、そういうシステムなんです)。Nくんが「さく、いつからねつあったと?」と聞くので「昨日、学校から帰ったら熱があったんだよ」と答えると「そっかー、ぼく、きのう、きゅう食 食べすぎてトイレ行きたくなって急いでかえったけん気づかんかった」と。おかしかわゆい(^^)
さて、サクはというと朝起きるとほっぺはひんやり。果たして熱は下がっていたのだった。なんという体力。インフルじゃなかったのか。朝からずーっと雨だったので、もう病院も行かなくていいやってことにして家に籠る。夫は飲み会だし、ヒマを持て余すサクに絡まれ続ける一日であった。
●2月某日: 午前中は所用、戻って後藤さん事務所とオンラインミーティング。夜ごはんの仕込みをしつつ急いで昼ご飯食べて、午後は成瀬さんの事務所で打ち合わせ。なんかバタバタした。後藤さんの応援団のTwitterアカウントを運用することに。つまり、そう、『中の人』です!!一度やってみたかったw 夜ごはんは、鶏手羽と大根の煮物、豚としめじの瓦そばふう、白菜ゴママヨサラダ。
●2月某日: 今月から、有償でインタビューをお引き受けすることにした。facebookで「スタートダッシュ価格」での募集を出したところ、パタパタッとご予約いただいたので、怖くなってすぐ締めきる(笑)。安請け合いして回らなくなったら怖すぎるので! 皆様ありがとうございます。
今日は第1回、中村洋子さんの巻。なんて光栄な・・・! 大学の、洋子さんの研究室におじゃまする。保育学科なので絵本や子どもたちのためのグッズもたくさんあり、かわゆい。朝9時から3時間弱ほぼノンストップでインタビューに答えてくださった洋子さん、午後は2時から佐賀の小城市でご講演だというから、驚きである。
そしてわたくし、お金をもらっておきながら領収証をもらい忘れて帰るの巻。お金をもらい慣れてなさすぎる・・・!(至急郵送しました)。撮影は後日ということになったので、今日はわたくしがスマホでひとまず速報写真を撮ると、洋子さん!! 連写した1枚1枚、すべて違うポーズで写っています!
インタビュー、ぜひ見てください♡
◆
雨の午後、家族で人生ゲーム。「今日は絶対に家を燃やさん!」と勇むサクw 夜ごはんは、焼き肉(豚バラ)。しめじももやしもなかったので、そんな焼き肉ありえないと思い、買いに走る夕方であった。
如月の三
●2月某日: 写真家ちひろちゃんと、打ち合わせランチ。と言いつつ、ちひろちゃんがあまりに自然に白ワインを頼むから私も飲んじゃったじゃないか。
シーズン的に、立候補予定の方や、立候補予定者を応援している知人友人から、ちょいちょいご連絡をいただきます。私にできることなんてたかが知れていますが、声を大にして申し上げたいのは
「写真にお金を惜しまないで!!!」
ってことです。特に、無党派層、不特定多数に広く訴えたい候補者の方!!
選挙にはすごくすごくお金がかかるので、お金がかかることを提案するのはとても気が引けるのですけど、写真は本当に大事です!
ちひろちゃんといろいろ喋っておもしろかった。
ボイスレコーダー持っていって、録音しとけばよかった…。もう一度同じことは喋れまい。
ちひろちゃんが「私はもう女の人しか撮らないかも」と言っていた。男の人を撮りたい欲が、今ほとんどないらしい。しかも、めちゃエイジング推し。おじさん脳推し。
「熟女をテーマにした官能小説とか読んでると・・・あ、おじさんが書いたやつね。」とか普通に喋るちひろちゃん(笑)。読んでるんかいw
「日本では、痩せてるほうがいいってばっかりいうけど、お肉は別に全然悪くない! 熟女のお肉ならではの良さがある!」
「チュニックは日本の女性の敵!」
「太ってたって全然いい! でもくびれはあったほうがいい」
「50歳への憧れ!」
「年を重ねるって、誰でも美しくなれるチャンス!」
などなどの話で盛り上がる。
しゃべってて、私は極論すると
「自己否定感について、その人を救えるのはその人自身しかいない」
と強く思っていることがわかった。
もちろん周りは手助けすることはできる。でもあくまで手助けだけだ。他人の言葉では、人は救われない。
何でいきなり自己否定感の話をするかっていうと、いろんな女のひとにインタビューしたり、ワークショップでお会いしたり、おしゃべりしたりしていると、やっぱり自己否定感を抱えている女のひとって、ことのほか多いと感じるからです。ご本人が気づいていない場合も多々ある。私みたいにおめでたい人にすら、ある。
この何年か、ずーーーっと、そのことを考えています。
男女共同参画とか、政治参加とかも、その延長線上にあるだけです。
いろいろ考えたら、やっぱり政治に行きつかざるを得ない部分があるんですよ。もちろん、政治だけでは救えないけど、政治には本来もっと可能性があるんですよ。
なぜ、自己否定感を抱える女のひとがこんなに多いのか?
それはやっぱり、世の中の規範意識なんですよ。
女のひとにチュニックみたいな服を着せてしまう、社会通念。
いや、チュニックが好きで好きでたまらなくて、チュニックフェチの人が着るのは全然いいんですよ。でも、大半、そうじゃないですよね。
だから、写真はすごくいいと思います。
ちひろちゃんの写真なんか、絶対、救う手助けになると思うなぁ。
私のインタビューも、そういうお役に立てていただけたらうれしい。
◆
学校から帰ってきたサクが、「あたまいたい、おなかもいたい、きもちわるい」と言う。38.1度。給食食べながら、「なんかへんだ」と気づいたらしい。それから2時間、しんどかったろうて。とはいえ、プリンとか餃子とかばくばく食っていた。