師走の七 / 定点観測的に

●12月某日: 所用で区役所へ。待ち時間もあり、午前中かかった。後藤さんの「ママじゃな」原稿。夜ごはん、twitterでバズってた白菜の無水カレー作ってみた。確かにおいしい! 家族もおいしいおいしいと食べていた。炒める手間がないのが超素敵だ…。最近、サクを寝かせるとき、3人で「いっせーのせ」ゲームっていうの? 親指の数をあてるやつをやってる。一週間以上ずっとやってる。


facebookが過去記事をリマインドしてくれるので、定点観測的に今年も書いておきます。

2014年12月12日

【今から政治的な発言をします】
民主党政権が残したものは徒労感ばかりだったし、その結果、今の野党はまったく存在感をなくしてしまっている。
人材面でも、やはり自民党のほうが強いのかなという気もする。
アベノミクスについては・・・よくわからない。
民主党が(怖気づいて?)やらなかった金融緩和は、デフレ下では必要な政策だってのがマクロ経済の常識らしいけど、そのあとどうするの?ってのがやっぱり見えないし。円はどこまで下がるんだろうか? 超インフレになるって警告とか見ると不安になる。
かといって、託したいと思える経済政策を持っている野党もないからね。
その辺考えると、「消去法で自民党かね」となるんだけども、

集団的自衛権の行使を閣議決定した●
私はこの一点だけでも現政権を支持するのは怖い。戦後のどんな総理もタブーとして手をつけなかった問題、憲法改正という手続きを取るべき問題を、たかが内閣で話し合っただけで、ひょいと変更してしまった。皆様よもやお忘れではありますまい。

集団的自衛権行使についての是非以前に、上位の法を、下位の組織で勝手に変えてしまったこの件は、大きすぎる前例となって、今後、あらゆる問題、あらゆる法に適用されてしまうのではないかと恐ろしい。
私たちの生活なんて、あっという間に木端微塵にされてしまいそうじゃないか。

こんなふうに政権を暴走させてるのは野党が弱いからでもあるし、私たち国民の政治への監視が弱いからでもあるんだろう。

こんな内閣でも支持率は高い。巷にも右寄りの人はあふれている。歴史上、人々がナショナリズムに走るのは、それだけ身辺に不満があるとき。状況や他者を理解しようと努力するより、排除の論理、近視眼的な盲信で突破しようとしてしまう。努力は難しく、ヘイトスピーチは簡単だから。ナチスも、大政翼賛会も、戦時中は国民に圧倒的に支持されたのだ。

2014年、集団的自衛権の行使を【閣議決定】したことで、私の現政権への信頼はほぼほぼゼロになったわけですが、それから4年、政権与党はどう変わったかを簡単に書きます。
日本がダークサイドに堕ちていく歴史・・・

2015年 新・安保法案
2017年 共謀罪法案

このころは、かなり無理筋の説明であっても、まだ何とか説明する意思が見えました。
それなりの時間を確保して議論していました。ただし最後は強行採決ですが。

2017年秋 国会での野党の質問時間が事実上削減されました

2018年前半 
モリカケ問題、働き方改革法案

このあたりになると、質問されたことにまともに答えない
質問の答えになっていない、はぐらかした回答をしたり
何を聞いても同じ台本を念仏のように繰り返したり

公文書の改ざん
法案を成立させるために必要なデータを出さない、数字を操作する
自殺者まで出てもトップが責任をとらない

など民主主義、法治国家とはいえないような状態になっていきます

そして今、2018年後半 改正入管法
たった15時間あまりしか議論せず強行採決。議論するそぶりさえ見せなくなりました
閣僚の不祥事がいくら発覚しても、どんなに失言を繰り返しても
かつてなら更迭されていたラインをはるかに超えても、辞めません。

記者の質問にも答えなくなりました。
「その指摘はあたらない」「○○(ex 財務省)に聞いてください」と逃げるか
「真摯に説明します」「○○(ex 沖縄)の心に寄り添います」と嘘をつく

昨日は河野外相、記者の当然の質問に対して
「次の質問をどうぞ」とガン無視を4回繰り返していましたね。

消費税アップ確定
生活保護受給基準は見直し(実質切り下げ)。
高額な米国製兵器は輸入を拡大、そのローン支払のため、国内企業のローンを返済できない(返済猶予を求める)

そして、メディアは権力を監視する役割を果たせず、こんな状況にも関わらず、与党が選挙に勝ち続けております。
さて来年は・・・?

【2017年12月12日の投稿 再掲】

どうも。夫(出勤前)が朝っぱらからコロッケを揚げるような家なので太ってもしょうがないよね、ディセンバー。

3年前、なぜこのときにこの発言なのかというと、衆議院選挙の投票日前だったのです。

2014年衆議院選挙、この2日後の開票結果は、与党が326議席で圧勝。

みんな、集団的自衛権の行使を「閣議決定で」容認しちゃってよかったのォォォォ・・・? 
と落ち込む3年前の私に、

「このあと、安保法案も共謀罪も成立します。
 自衛隊の日報を始め公文書の管理がズタズタなことが判明します。
 それでも衆議院選挙ではまた与党が圧勝します」
と告げたらショックで痩せたかもしれません。

【2016年12月12日の投稿 再掲】

こんな投稿したちょうど2年後の本日。超インフレは今んとこ起きてませんが…。

今春施行された安保法に基づいて、
今日午前0時から、自衛隊は「駆けつけ警護」「共同防護」の新任務ができるようになったそうだ。
南スーダンに派遣された隊員たちをテレビや新聞写真で見ると、若い人たちが多い。
南スーダンってどこにあるか?
何で南スーダンなのか?
たぶん国民の相当数が知りもしないし、何なら興味もない中で、
たぶん“20代、独身”みたいな若者たちが南スーダンに行って、
警護やら防護やら。
つまり現地の武装勢力と戦うかもしんないってことですよね。。。
クリスマスも正月も南スーダンで過ごすんですよね・・・南スーダン・・・