五月の五 / どこから目線?市民目線です

●5月某日: 午前中、小学校の読み聞かせサークルのミーティング。けっこういろいろ立て込んでるのに、またちょっと大きなことを引き受けてしまった・・・というか自分から手を挙げてしまった。今しかない!って思ったの。サクも3年くらいになったら、母ちゃんがみんなの前で何かするのとか、イヤがる(周りにからかわれたりとか)ようになるかもしれんしさー。

放課後、男子5人で人生ゲーム。夜ごはんは、じゃがいもとひき肉のケチャップ炒め、タケノコ煮、レタスときゅうり。


●5月某日: いろんな予定が並行してて、連絡が飛び交う日々。5/3Nスペ、憲法生討論。面白い。でもこれ、視聴率どんくらいだったのかしらね…。ってことで、市民目線の感想。

facebookより)

「生討論!どうなる憲法改正」録画して視聴。なかなか面白かった。

細田さんがけっこう投げやりだったりw(自民党憲法改正推進本部長だよねw)

日本維新の会っつーのは、とことんポピュリズムなんだなーとか。
「我々だって政権とったら解散権を絶対手放しませんよ」って恥ずかしげもなく断言してた。こーゆー身もふたもなさを支持する層もあるんだろうなあ。しかし、これが維新だとは、坂本龍馬が見たら泣くぜよ(テキトー)。

希望の党(そう、今は亡き希望の党!)の階(しな)さんという人のしゃべりを初めて見たけど、かなり論理的でわかりやすかった。ググったら弁護士出身らしい。納得。

ちょいちょい国会とか討論番組見てると、実は今、野党は、なかなかいけてると思う。除く維新ねw 
政治家の魂である「言葉」をちゃんと使ってる人が多いのだ、実は。

この番組でも、立憲民主党の福山幹事長、民進党の原口副代表、希望の党の階幹事長、共産党の小池書記局長、社民党の又市党首、自由党の木戸口幹事長と、堂々たる論客ぞろいだった。

一昨日から、民進と希望が合体して国民(国民…しつこいけどなんて名前だ…)になっちゃったので、こういう番組にもたとえば原口か階かどちらか一人しか出られないのはもったいない話だ。まあ、選挙で勝たないとどうしようもないから再編したくなるんだろうけども。

つまり結論、小選挙区制がいかんのよね。
いや中選挙区制だった時代の批判も何となく覚えてるけど・・・。

とにもかくにも、この番組が、仮にもちゃんとした討論番組になってたのは、武田アナのしっかりした仕切りもさることながら、与党側が細田さんだったからというのが一番大きい。これが安倍さんだったら議論にならないのだ・・・。

無党派層でも「野党は批判ばかり」と言う人ってけっこういるけど、どんなに質問にも同じテンプレを延々と繰り返したり(安倍さん)、全部はぐらかしたり(菅さん)という驚異のスキルを行使されたら質問(批判)し続けざるを得ない。

みんな、ニュースで切り取られたものじゃなく、質疑の流れの中で安倍さんの話を聞いてみたらいいと思う。
ほんと、言葉の力のなさというか、言葉の意味のなさというか、言葉をちゃんと使う意思が皆無なことにびっくりするよ。

そりゃ議席の数だけ見たら野党は確かに情けないんだけど、野党は情けないからっつって与党を許し続けてきたツケが、公文書の改ざんや虚偽答弁や自衛隊シビリアンコントロールへの疑義、そしてセクハラ・パワハラの何たるかを知らない財務官僚や閣僚として表れてきてる。

「野党は頼りないから無理」こそ批評家マインドの上から目線・他人ごと目線であって、今すぐの政権交代はもちろん無理だとしても、今は政権をきっちり批判しつつ野党を育てるしかない! と、子どもたちの将来が切実に心配な一市民として私は思うけどな。

夜ごはんは、豚汁、サバ、タケノコ煮。5月だというのにえらく寒い日だったので、豚汁がうまいのなんの。サクは今日スイミングだったが、まったくもってプール日和ではなかった。