『Q10』第3話

んー、いいねいいね。今クールのダントツどころか、今年度、いやこんなに愛おしく思えるドラマは数年に1本ってレベルじゃないかと思える。セリフの一言一句も聞き逃したくない感じ。今週も、「走ってくれたじゃん。・・・走っちゃいけないのに」とか、「届くことを考えちゃダメ。ぶつけることだけ考えるの」とか、「先へ進むってことだよな」とか、いろいろありましたよね。一言一句どころか、ものすごく貧弱な記憶力をもとに、だいぶ違うセリフ書いてますがw

「お金を捨ててください」とか「河合はきれいだ!」とか、そこだけを見ると荒唐無稽でおバカなドラマにしか見えないんだろうけど、ひとつひとつの積み重ねがあるから、そういう場面でも、きゅーんときちゃう。河合さんのへたくそな歌とか、夕闇の中、ひとりで素振りしてる中年男(爆笑田中)とかね。

しかしQ10の出番が意外に少ないんだよね。ひと昔前なら、こういうドラマではQ10がみんなを助けたりくっつけたりと八面六臂の活躍を見せそうなもんですが、Q10関係なくすすむエピソードがいろいろ。これは、前田さんが忙しすぎて、撮影時間の確保すら、ままならないからでしょうか・・・なんて邪推をしたりもしてるんですが、わたしキューちゃん大好きです。Q10かわいいよかわいいよQ10

それにしても、平太(佐藤健)やクラスのみんなが少しずつ前に進んでいけばいくほど、視聴者の心を占めていくのは久保(池松壮亮)だよね・・・。久保くんを切ないだけの存在にしないでほしい! 木皿泉に期待してます!