霜月の八 / 「SONGS 小沢健二」

●11月某日: 歩く。家から2キロ以内だが、知らない道と坂、たくさんの家々がある。夜ごはんは、豚のしょうがやき、みそ汁、レタスときゅうり、糸こんのチャプチェ。

 

 
小沢健二を見ると、人生、この程度の歌唱力でもオーケストラで堂々と歌えるくらい、立派な自己肯定感が必要なのだとつくづく思うw 若さで「てへっ」と誤魔化せる年でもないからねw あ、disってません。大ファンです。
NHK「SONGS」で『彗星』
 

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1995年、2000年代、そして来たる2020年と、過去から今を行ったり来たりする歌。
 

『今遠くにいるあのひとを 時に思い出すよ
 笑い声と音楽の青春の日々を』

 

という歌詞の部分で、
私はほんとに昔の友だちや学生時代を思い出すのだけど、
テレビに合わせて一緒に歌ってる息子9歳。(私がさんざんリピってるので覚えてしまった)
 
彼は、1995年にも、2000年代にもまだ影も形もこの世になく、「青春の日々」もまだしばらく先。
10年、20年、30年後、彼が何かの機会にこの歌を久しぶりに聞いて、彼自身の青春の日々を思い出したり、2019年にこの歌を聞いていた母親の気持ちを、ちょっと想像してみたりする日がくるんだろうか?

番組中の小沢のトークや歌詞のテロップを見て、
「ちょっと何いってるかわかんない」
サンドイッチマンふうなフレーズを3回くらい言ってたけど、逆に言えば、その3か所以外は、彼なりにわかった気がしてるのかな~?とおもしろかった。
 

『薫る(労働と学業)』の中の歌詞、
 

「君が僕の歌を口ずさむ
 僕はひそかに泣いちゃうんだよ」

 ↑まず、ここでぐっとくる

 

『君が僕の歌を口ずさむ
 約束するよ そばにいると』

↑ここで我慢できず泣くw