水無月の十三 / 県議会傍聴 「政治分野における男女共同参画について」

●6月某日: facebookより

県議会議員(一期)後藤香織さんの初めての一般質問を傍聴に行ってきました。

テーマは「政治分野における男女共同参画について」

福岡県議会87名のうち、女性議員は現在9名です。
県内の市町村にはいまだ「女性ゼロ議会」も存在します。
よって、地方公共団体には、性別や年齢を問わずいろいろな立場の人が政治に参画できるよう環境を整えることが求められています。

後藤さんは、この件について、福岡県における実態や啓発活動、人材育成への取り組みを質問し、とりわけ、立候補者が政治活動と家庭生活とを両立できる環境がさらに整えられるよう要望しました。

子育て中の女性が立候補するとき、前職を離職しなければならないことから、保育所や放課後児童クラブ(いわゆる学童、留守家庭)を退所せざるを得なくなる事案があるとのことです。
そのような不安があれば、立候補への大きな障壁になります。
また、親の仕事の状況にかかわらず、すべての子どもが放課後や長期休暇中に安心して生活できる場所があるべきです。

本日の質問は、県議会において初めて質問される分野だったそうです。
3児の子育て中、春休みに選挙活動を行った後藤さんならではの
今後につながる質問を議会に届けることができました。

議会のお昼休憩の時間に、
ごとうかおり応援団を始め、
女性のための政治スクール」のみなさんや、
子育て中のママたちの市民グループなど、
傍聴に駆けつけた人たちで写真を撮影しました

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左上は、博多区選出で同じ立憲民主党の堤かなめ議員です。
撮影は、田川市選出の佐々木允(まこと)議員にお願いしました。

赤ちゃんや小さい子もいましたので、議員さんや議会事務局のみなさんにいろいろとお気遣いいただきました。ありがとうございます!
今後とも、子育て世代が積極的に傍聴できるよう、ご協力をお願いいたします。
みなさんもぜひ県議会に足を運ばれてください!

県議会の傍聴に行ってまいりました~!(自分が書いた文章を自分でシェアするワ・タ・シ)

子育て中の女性議員が誕生すると、必然的に、傍聴席にも子どもたちが現れます(笑) 
0歳児が3人、1歳以上のおちびちゃんが3人…あら? げんちゃん写ってない(笑)

みなさんご承知のとおり(?)
わたくし、一昨年から福岡市議会のほうのミーハー傍聴イベントをやっておりますが(笑)、市議会には、防音装置が施されたいわゆる「親子傍聴ルーム」があるんですよね。

が、県議会には今のところそのような場所がないので、大人と同じ一般傍聴席に座ります。

議場の厳粛な空気を感じ取って、子どもたちも静かに…
というわけには参りませんで、
元気ざかりの1歳児、3歳児はキャッキャウフフと声が出ることもあります。
インターネットによる議会中継にもその声が時折拾われていたようです(笑)

もちろん、議事がスムースに進行することは大事ですが、
車椅子を利用されている人が車椅子と一心同体で「車椅子とセット」が当たり前のように、子育て世代の人は「子どもとセット」です。
そして、そんな子育て世代も傍聴という市民の権利をもっています。

「子どもが迷惑かけるから…」と尻込みしなくていーんですよ!!
市民と議会との距離が縮まることは、私たちの生活に、ひいては子どもたちの将来に良い影響を及ぼしますから。

後藤さんは、前日から緊張していたようですが(あの大きな議場の真ん中にたった1人で立って話すのですから当然ですよね!)とても立派でしたよ~!
落ち着いて、はっきりと話されていたし、内容も、論旨明確で非常にわかりやすかったです。

私たちの代表が、私たちの言葉を議会で伝えてくれる。
そのことがとてもうれしく、誇らしく感じました
議会棟の1Fのレストランでランチをいただきました。
窓の向こうは見事な庭園…静かで心地よい空間です。
(私たちの場合、子どもたちがいるので賑やかでしたが(笑))

議会の事務局の方、レストランのスタッフさんなど、
子連れにもみなさん親切でしたよ~