水無月の十九 / 寸劇出演とか

●6月某日: (facebookより)
男女共同参画基礎講座 in アミカス。参画サポーターとして、第1部の寸劇に出演しました。

舞台は、地震のあとの避難所。
みなさんと一緒に練習して、劇団の先生に演出つけてもらって、ライトを浴びて・・・(ってほどのライトじゃないけど 笑)、楽しかったですw

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第2部は、歴史小説家の木内昇(きうちのぼり)さんの講演会。

江戸時代といえばガッチガチの身分制度、男尊女卑、女性は三歩下がって・・・
というイメージがあるが、特に新興都市・江戸は意外にフリーダム。
男は目立ちがり屋のお調子者が多くて大して働かず、女性も「ったく、男ってやつは、しょうがないねえ」って感じでそれを許容していた(男性を尊敬して立てていたわけではないw)

また、女性でも、身分や学があるわけでもないのに、幕末の活動家として有名な志士たちにグイグイ絡んで熱い仕事をする人も少なくなかった。しかも、当時としては老齢にさしかかっている、40代、50代になってから活動家デビューした女性・・・

ということで、ここ福岡は平尾に山荘跡が残る、野村望東尼が紹介されました。
うんうん。
高杉晋作を平尾の自宅でかくまってあげてたのよね~。
高杉晋作は、30も年上の彼女を心から信頼し、彼女が活動家として逮捕され流罪に処せられたときは、自分の配下を使って、極秘裏に脱獄させている。

わずか28歳で結核で世を去る高杉を看取ったのも望東尼だった。
ちなみにこの望東尼、2015年の大河『花燃ゆ』に登場しましたよ。真行寺君枝が世にも美しい尼姿を披露していました♡

高杉晋作は、高良健吾
本日、会場は満員御礼で300人以上の人が詰めかけていたのだけど、文久二年とか寺田屋騒動とか和宮降嫁とか足利三尊とか、めっちゃ歴オタwordsが頻出してたので、ぐつぐつと沸き立つ一方で(文久という年号だけで熱くなる幕末脳) 、「これ一般の方にはチンプンカンプンなのでは・・・」と、いらん心配もしたり。

足利三尊の首切りなんて、超マイナーだけど、2013年の大河『八重の桜』でやってたんだよね。穏健派だった松平容保綾野剛)に超ショックを与えるエピソード。大河ドラマを見続けて(無駄な)知識を増やしている人生です(笑)

後半の質問コーナーでは、不肖わたくしの質問をいの一番に取り上げていただき光栄でした♡

終了後は、木内さんに直接、著作の感動をお伝えしたりして、ミーハー心がみたされました! それにしても、お話を聞いてると、よみがえる高杉萌え・・・♡♡♡

どっちかというと、2010年の大河『龍馬伝』で伊勢谷友介が演じた高杉のインパクトが強いけどね。
司馬遼太郎の『世に棲む日日』の高杉もイイ!! なんだかんだゆーて、司馬さんが書くヒーローはかっこいいのよね。

昔書いた感想 ↓↓↓

emitemit.hatenablog.com


「歴史を知ることは、いろ~んな、変わったことをした人がいると知ること。それは、生き方を広げてくれることです」

と、木内さん。わかる~! 生き方はたいして広がってないけど(笑) 萌えは人生を豊かにする!!

木内さんの歴史小説は超硬派。甘くないところに、逆に萌えるのです

emitemit.hatenablog.com

午前中からリハーサルをして解散は16時半ごろで、1日仕事だったけどそれゆえの充実感。

明け方大雨、昼休みごろも大雨+雷でサクの登下校を心配していたけど、幸いその時間はやんでいてよかった。夜ごはんは、野菜たっぷり焼きビーフン、アジ刺。サラダ。夫は飲み会。人事異動の季節で送別会が相次いでいるもよう。