睦月の二 / 箱根、ブラタモリ真田丸SP
●1月某日:
おはようござる。あー、年末年始の特番含め録画がたっくさんたまってるのに、箱根を見なければいけない、この焦燥。いや見なくてもいいんですけど。見たいだけですけど!
ということで朝からテレビでは箱根流しっぱなし。青学が1区から独走する衝撃の強さでトップ争いにハラハラドキドキはなかったが、なんといっても東洋大、4年生になった服部勇馬の2区の走りに感動。顔つきも体つきも、3,4年生になると変わってくるよねえ。松田龍平のようだった。区間賞おめでとう!
昼は私の実家・姉夫婦と食事会なので、4区、そして5区の山登りが見られないのが毎年悔やまれるところ。食事は牛しゃぶで、年末年始は肉肉しいものってあまり食べないのもあってなおさら美味しく感じられるのだが、やっぱりサクの食欲がない。なにげに一昨日ぐらいからだ。どうも胃腸の調子があまりよろしくないよう。本人は元気で機嫌もよいのだが、食欲だけが減退するということがたまにある。ま、幸い今回もそのとおりで元気よく喋ったり遊んだりしていたので、夫や義兄はビールどころかヒレ酒まで飲めるぐらいにゆっくりはした。義兄は今年、福岡マラソンに当選して完走。サブ4を目指したがあの日は気温が高くて(私も自主ランしたのでよく覚えている)、かなわなかったらしい。
夜は、サクには雑炊をメインにおせちの残り、大人もがめ煮やタケノコ煮など、家にあるもの・もらいものを中心に軽めの食事。とはいえ、ビールに白ワインとお酒はちゃんと飲む(笑)。サクを寝かしつけようとして、酒の入った私たちが思わず先に寝息を立て始めたら、サクが「ひとりになっちゃったー」と泣きだした。超かわいい。なだめるとすぐに寝たのもかわいい。
●1月某日: 朝、ゆうべのことをサクに聞いてみる。「パパとママが先に寝てさみしくなったの?」「うん。さくたろー、ないちゃったんだよ。でも、すぐねたけん、だいじょうぶだよ」正しく把握してるなあ(笑)。
さて今日も箱根。青学完全優勝。11月の全日本では負けたっていうのが信じられない。大手町でアンカーを待つ部員たちに笑顔があるとホッとする。トップで戻って来る青学の面々が弾ける笑顔なのは当然で、「勝利っていいものだなあ」と思うのだけど、反面、2位のチームがお通夜みたいなのを見るとなんかこっちもしょんぼりする。3位の駒澤には笑顔があった。
終わって、近くのお宮へ初詣へ。参拝客たくさん。お神酒をいただき、おみくじを引く。大吉。サクも自分で上手に折って結べるようになってる。ボンラパスでカレー粉を買って夫がカレーを作る。わが家で、「こくまろ」でないカレーが作られるのは(ドライカレー以外では)初めてのこと。夫「カレー感が薄いな・・・」 うん、ちょっとチリコンカン的というか、水の代わりに使ったトマト缶の味が強かったのだけど、美味しかった。スパイスをさらに足してみたらいいのかな?
年末年始の特番『ブラタモリ』真田丸SP見る。
ブラタモリ面白かった。武田(上杉)モノには頻出の虚空蔵山城と、真田の郷との距離感がわかって興奮。武田時代にも苦労してるけど、上杉・北条・徳川に挟まれた小さな小さな真田が生き残るための格闘は大変なもんだったんだろうなと。#真田丸 ますます楽しみになったよ。
真田昌幸もそうだけど、縄張りの名人と呼ばれた武将はいろいろいる。地形や地質、土木作業技術を熟知しているリーダーってすごいなと思うけど、生き残るための能力として獲得・継承されてきたんだろうなー。
堺さんのインテリジェンスと打てば響くような反応の良さ、誠実でフラットな雰囲気も番組を盛り上げたな。妻夫木・岡田も歴史好きだけど残念ながら歴史の面白さを味わえる大河では主演できなかった。一生一度の主演だと思うと他人事ながら無念。堺さんはその点、心配ないね。#真田丸 #ブラタモリ
#真田丸 の何が安心かって、やっぱり何より、歴史の面白さ、大河ドラマの醍醐味を知っている三谷さんが脚本を書くこと。三谷さんの作風が好きか嫌いかとか、今回どんな作風になるかとかは二の次で、歴史と大河が好きな人が書いてくれるってことが大河ファンの喜びでございますよ。
大河は歴史エンターテイメントだと思ってる。お勉強じゃないから史実のアレンジだって構わない。でも歴史の面白さを損ねる改変はしないでほしいの。歴史の面白さは最低限保持して、そこでもって一般にも訴求して。そのための枠でしょ? 歴史関係ないドラマやるなら他の枠でやっておくんなまし
新春ドラマSP『富士ファミリー』も見た。すごく良かった、ところどころで泣いた。