如月の七 / 菊之助結婚会見

●2月某日: 天神へ。無印で夫へバレンタインのプレゼントを買う。ここ数年、バレンタインにはネクタイをあげていたのだが、夫の会社は今や怒涛の半年間クールビズを実施しているので、「とりあえずあと2か月半か…」と思うとテンションが下がった(私の)。今年からはもうチョコだけにしようかなーとも思ったのだが、やっぱり気持ちだけでもね。サク、福ビル前で背広の男性と接触して転んだあと、えんえんと泣き続ける。そんなに痛そうではないし、ふだんからよく転ぶが、そうそうひどくは泣かないのに、知らないおじさんとぶつかった、というのが衝撃なのか。おじさん滅茶苦茶びっくりしててこっちが恐縮だよ。録画しといた「ファミリーヒストリー勝村政信の回を見る。「嵐にしやがれ」といい、ついつい録画してしまうくらい彼のことが好きなのは、もちろんいい役者であることが大前提なんだけど、6,7年前、彼のブログをよく読んでいたから。すっごく面白かったのだ。今はもうやめちゃったみたい。お父さんが佃煮屋で、お母さんが戦時中の硫黄島に住んでいたことも、ブログに書いてあったことがあって軽く知っていたから、ぜひ見たかった。結果、号泣。あとで2ちゃんを見たら(見るなよ)「今回はたいしたことなかったな」意見が大半でショック…(2ちゃんにショックを受けるなよ、私!)

●2月某日: 公園、あたたかいので人が多い。あたたかいので長めに遊ばせる。男の子同士っておバカでかわいい。こういうとき、母親同士では最近、やはり中国からの大気汚染の話題が良く出る。保育園などでも、保護者の希望により、外遊びを減らすところがある、と新聞にも載っていた。積もり積もって将来的に健康被害が出るのはもちろん怖い。けれど幼児期には外で遊ぶことによって得られる健康的メリットもたくさんあるわけで、どうバランスを取るか、何を優先するか、究極的には人それぞれになるんだろうけど、難しいところ。夫が職場からチョコをふたつもらってくる。ひとつは何と博多の高級和菓子「鈴懸」のチョコだった。うわーバレンタイン商戦にちゃんと加わってるんだ! 超うま。私から夫には、職場でつまめるようなチョコ詰め合わせと、パンツと枕カバー。後者ふたつはバレンタイン関係なく家計から買ってもいいんだけど、まあ「最近、彼の身の回りで何が古くなってるか」をわかってるのは女房ならではってことで、この機会に謹んで新調させていただきました。サクにはチョコ風味のフレークをあげた。なめこの形をしてる奴。

菊之助、結婚会見。同席してる両家の親(ともに人間国宝)自重ww や、楽しませてもらいましたww

菊五郎  「娘がフランス人の旦那をもらったときより驚いた」 「せがれは女性と縁がなくて『趣味が違うのかな』と思っていた」 「パンツ一丁でくればいいから」 
吉右衛門 「こんなとこに親が出てくるのはなんだが、職業柄、役者ということで恥をさらしにきました」 「驚きのあまり『こんなのでいいの?』としか言葉が出ない」 「(菊之助が)1月にお相撲さんの役をやっていたので、押しが強かった。がぶり寄られました」

おっさんら、いちいちうまいww

―バレンタインチョコレートはもらいましたか?
菊之助 「会見の前にきれいなハンカチをもらいました」
吉右衛門 「(ハンカチは)別れのアイテムだよね?」
菊五郎 「おとっつぁんの涙を拭こうと思ったんだよ」

なんだこの小芝居ww

菊五郎 「家内は(瓔子さんを)気に入っていた。和光で助けてもらったりして。せがれは「播磨屋さんが怖い」って言ってた。」
菊之助 「そんなこと言ってない! なんてことを。言ってないですよ! ちょっと飲み過ぎじゃないですか!」

お父さん、飲みすぎですwwwww

いや〜いいですね、若いふたりが落ちついていて(まあ2人とも三十路なんで当然かもしれないが)、親ふたりがのびのびしてるっていうのはww にしても若いおふたり、化粧したら菊之助のほうがびじ…(自主規制w) 「ひるおび!」で1996年、菊之助襲名披露での弁天小僧の映像を映してたけど、いや〜何という美しさ! 絵から出てきたような、とはこのことでございますなあ。しかし、twitter見てたら流れてきた「音羽屋は妖精からおっさんになる家系」っていうツイートに盛大に噴いたwwwww