9/27スタジオパークからこんにちは 富司純子
朝ドラ「てっぱん」放送初日ということでの富司さんでしょう。家事しながら10分ほど見ただけですが、ちょっとメモ。
- 夫である尾上菊五郎(当時・菊之助)と共演した大河ドラマ『源義経』の映像が出ていた。もちろん、菊五郎が義経、富司さんが静御前だよ。モノクロ映像だけど、まあ何と美しかったこと! 物語は終盤で頼朝の追討から逃れる道行の場面。今生の別れに「御身、安かれと・・・」といういかにも時代劇らしいせりふがいいし、当時21歳の富司さんのせりふまわしもいいのだ。
- 菊五郎は当時24歳。この共演がきっかけで二人はつきあうようになるのだが、「菊五郎さんのどこに?」と聞かれた富司さん、「とにかく所作がずばぬけて美しかった」とのこと。所作が恋心に火をつけるなんて、私好みの麗しいエピソードだわ〜。
- 子育て期間中は女優業を休んでいた。そっか、復帰したときに「富司」に改名したんだったね。休業中は、子ども会とかバザーとか、しのぶの部活の応援とか、母業が楽しくてしかたなかったんだって。息子か夫かに「いつまでも子離れできないね」みたいなことを言われて、悔しくて復帰を決意したとか。そんなにブランクあった上で、今も大女優として確固たる地位を築いてるのか〜。すごいな。
- 富司さんといえば、私の好きな邦画ベスト3に入る『おもちゃ』(1998年)の里江役なのだが、wikipedia見たら、あれが復帰後初めての主演で、各賞を獲ったものらしい。