相変わらず凝った演出だったが、1時間まるまる使うほどの話だっただろうか。と真正面から突っ込んでみたくもなるってもんです。でも、始終せつない顔をしたおりょうさんを見てると、この先どうなるかわかりきってるだけに、テレビのこっちがわでも平静ではいられませんよね。「今夜は一緒に風呂に入るぜよ」のあとの、「風呂は熱いほうがええぜよ」「ぬるいのはいかんぜよ」は、福山さんのアドリブだったそうです。
これはもはや往生際の悪い視聴態度といえるのでしょうが、谷原章介の木戸も高橋克実の西郷も、そしてこんな終盤に登場させた及川光博の大久保も、豪華すぎるチョイ役と化している件について、今なおあきらめがつきません。