永遠なれ氷室冴子

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なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)

なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)

ぬおーっ、ジャパネスクの文庫版は、もはや新しいイラストのしか画像が出ないのね・・・。私が持ってるのは峯村良子さんのイラスト版です。この人の絵、味があってクセになるんだけどなー。

昨年亡くなった氷室さんの代表作であるこのふたつのシリーズ、ここ2,3週間、えんえんと読んでます。たまらんね。少女時代のバイブルが、大人になってからも恥ずかしくなく読めるっていうのは、かなり珍しい。氷室さん、本当に素晴らしい少女小説家だった。つくづく、あまりにも早いご逝去が残念でならない。

集英社は氷室さんの著作をこれからもプッシュしてほしい! けして絶版になんかしたら許さんよ。特にこのふたつのシリーズは、歴史モノであるがゆえに、未来の少女たちが読んでも、ちっとも古くさくならないはず。むしろコバルトだけじゃなくてふつうの集英社文庫でも出版したらいいのよ。氷室さんの小説は、かつて少年少女だった大人たちの胸を躍らせ、人生をいつでも力づけてくれる!