睦月の一
●1月1日: 晴れて穏やかですばらしい元旦。ゆうべ遅かった私に初日の出は遠いが、なんとかかんとか午前中に近所のお宮さんへ。行列に20分ほど並んだかな。御手水舎の柄杓が廃止されたりとコロナ対策が施され、口を漱がなくて良い感じになって、らくちん。こうやって伝統は合理化されていくのであるw ま、参拝の作法なんて、たかが200年弱くらいで、長い日本の歴史にしたら新興ですけどねw
午後、義実家へ移動。寒い! おせちをお重に詰めるというわずかばかりの仕事を請け負い、おご馳走をたくさんいただく。
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(facebookより)
大みそかに思いあまって「推し変しそう」と書いたら、元日に推しが安定の奇人ぶりと広報部長ぶり、そしてSNSの上手さを見せつけてきた。はいはい、あんたにゃかなわん。
みんな真面目に今年の抱負や願いを語ってるのに、「背を伸ばす」って何w
動画全部見たけど、比喩なのかガチ身長なのかわからんかったw (ちなみに彼は29歳だし179センチ‥‥)
向こうも虎年なんですね
●1月某日: さすが、この地は冷えますね~。息子が寒暖差アレルギーぽっく、鼻ぐじゅぐじゅになってた。とはいえ元気で、午前中は南蔵院にお参りし、昼はそば+きな粉餅をいただいたあと、すぐに広場で家族野球、つまり私も駆り出される。ま、いい運動になります。
元日の新聞は西日本が良かった感じ。斎藤幸平の対談や、別刷りの九州福岡特集。読みがいがあった。夕方、辞去し、夜は家でぶり刺やエビとほうれん草のパスタなど。義父の畑から野菜をたくさんいただいた。
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(facebookより)
あまりにも食べてばかりなので南蔵院にお参りに行きました。義実家からは徒歩3,4分なので、ウォーキングにすらならない距離ですが‥‥(笑)
曇天に涅槃像。宝くじに当たって建てたという、なんとも俗な、ご利益がないのか、逆にありすぎるのかわからないブロンズ像ですが、むやみにでかいのと寝転んでるってのがなんかイイ。
ここ南蔵院は密教系の寺院。本堂では、人ひとりの身長より大きな護摩の炎が上がる前で、鮮やかな紫衣をまとうお坊さんが野太い声でお経を唱えています。太鼓(?)はどんどん、香炉からは煙がもうもうと上がり、騒然とした雰囲気w
きのう初詣に行った神社(やはり徒歩5分程度‥‥)の、たくさんの人が並んで参拝しているにもかかわらずどこか深閑とした様子とはまるで対照的で、おもしろいもんだなあと思います。
別にどっちでもいいのよね。寺でも神社でも。うるさくても静かでもw うんうんそれでこそあなたも私も日本人w 二礼二拍手一礼とか、むしろ最近になって広まった作法だから。何となく綺麗だから、そしてみんながやってるからやっちゃうけど、あれは日本全体の伝統ではナイw
さて、本堂から進むと不動明王ゾーンがあり、その奥こそが南蔵院の霊験あらたかな場所です。
巨岩に次ぐ巨岩、そして滝と岩窟。ここが篠栗四国霊場発願の地といわれており、昔は修行者が滝行に励んでいたとか、さらにさかのぼると平家の落人が身を潜めていたとかいう伝承もありますが、夫は子どものころ、もっぱら友だちとここで水浴びをして遊んでいたらしい。
岩窟の中は意外に広く、ここにも不動明王像が鎮座し護摩が焚かれています。
で、巨岩と滝の清冽さと裏腹に、私この岩場に入るたびに気分が悪くなるんですよね(不敬)。今日もそうでした。何かただならぬ磁場であるのは確かです(単に空気がこもって二酸化炭素過多なのかもしれないw)。
そういえば、今日の箱根3区で快走、トップに立った青学の一年生が篠栗出身らしく、このへんじゃ有名なんだって。
往路、青学は順当として、ほかの上位は意外なメンツになってますね!
‥‥と思ったら、國學院とか創価、そして東京国際大もシード校だった。そうだそうだ去年もびっくりしてたんだった。明日の復路楽しみ~!