ハンガーストライキ進行中
なんと。沖縄で、若者がハンストをやってる…。
辺野古の海に土砂の投入が始まって既に1か月がたちますが、
埋め立てて基地を作るべきかどうなのか、沖縄では2月に県民投票が行われることになってます。
しかし ここへきて、宜野湾市など5つの市が、
「ウチは投票に “かたらない” 」と言い出してるそうで。
昨年9月、基地に反対する玉城デニー氏が相当の差をつけて県知事に当選。少なくともあるていどの沖縄の民意が示されたわけですが、国はかまわず、土砂の投入を始めました。
2月の県民投票は、
市民グループが92,000人の署名を集めて
県議会に直接請求し、
住民投票条例に基づいて実施が決まったものです。
つまり、ひとつひとつの手続きを正しく踏んでいるのです。
●一部の県民が、県の意思形成に参加できないのはおかしい
●憲法がさだめる「参政権」を、首長や議会が奪うことは許されない
●参政権の侵害は、民主主義に対する挑戦だ
・・・と、弁護士会や、憲法や、地方分権の専門家からも声が上がっています。
確かに、もし
「玄海原発の稼働 / 廃炉を巡って福岡で県民投票をします」
とかいうとき
「でも福岡市民は投票できません、
議会が予算を承認しないんで」
とか言われたら、「ハァー?!」ですよね。
ハンガーストライキ、という方法の賛否はあるにせよ
「こうでもしないと問題提起にならない」
という追いつめられた気持ちを一蹴することが、誰にできましょう。
若い人がこんなことで体を壊していいわけがない。
オンライン署名しました。
沈黙は、抑圧の側に立っているのと同じなので(←太字にしたい)。
ちなみに、県民投票に “かたらない” 、といってる6市のうち
当該市民は、県民投票を実施することについて、どう思っているのか?
宜野湾市: 投票実施に賛成73%、反対17%
宮古島市: 賛成63%、反対32%
うるま市: 賛成69%、反対20%
石垣市 : 賛成56%、反対33%
沖縄市 : 賛成76%、反対18%
だそうです。(2018年12月29日・県民投票連絡会の調査)
普通に民意を踏みにじっているのでは・・・?
あ、ちなみに
宜野湾市長 (自民・公民・維新)松川正則
宮古島市長 (自)下地敏彦
うるま市長 (自・公)島袋俊夫
石垣市市長 (自・公・維)中山義隆
沖縄市市長 (自・公・維)桑江朝千夫 ですって。
てか、これで本当に5市の住民が投票できないまま県民投票が行われたら
これってすごく悪い前例になってしまうのでは。
なりゆきに注目・・・
RTs 「埋め立てをやめて」って主張するハンストじゃないからね。「正式な手続きを踏んで議会が実施を決めた県民投票を、決まった通りにちゃんとやって」っていう主張だから。こんなことでハンストまでせないかん現実が既に怖いし、これが通らなかったら日本って絶望の国やん
— エミ (@emitemit) 2019年1月18日
大学院で人道支援を学んでいた友人が、「若い人をこういうふうに追い込んではいけない。ハンストの次は、次世代のテロ行為につながる。若年層は見ているので」と書いていた。
— エミ (@emitemit) 2019年1月18日
報ステは見たけどあまりに小さい扱い。テレビはもちろん、ネットメディアさえ報道がすっごく少なくてびっくりする。
— エミ (@emitemit) 2019年1月18日
投票率がここまで低くなると、「選挙?投票? 別に、やらなくてもいいやん」って集団心理になるんだなあ。そりゃそうかー。
— エミ (@emitemit) 2019年1月18日
こういうときなんだよね、「こんな国、こんな時代に産んでしまってごめんね」と息子に対して思うのは。アカルイミライがある気がしなくって。
— エミ (@emitemit) 2019年1月18日