水無月の七
●6月某日: 今度、男女共同参画推進サポーターとして参加する講座のメインイベントとして、直木賞作家、木内昇さんの講演がある。歴史小説好きの名にもとる、って話でお名前も知らなかったので、これを機に1冊買って読んでみたら、まぁびっくり、めちゃめちゃ面白い。というかめちゃめちゃ私好み。もう十年近く前から、世の中で流行ってたり賞をとったりしてる小説でも「おもんない・・・」ってことがたびたびだけど、これはめちゃくちゃピンときました。久しぶりに根を詰めて一気読み。
リビングに夏用のゴザを敷いたり、夫とサクが力を合わせてエアコンのフィルターの掃除をしたりもして、良い休日だった。
そうそう、小松菜の葉っぱの裏にたかるアブラムシちゃんと毎日格闘していたが、ちょっと前から虫食いが気になるなーと思ってたら、アオムシちゃん発見! たぶんモンシロチョウのアオムシ。4cmくらいに成長し、すごい勢いでむしゃむしゃしてる。すごい勢いで緑色のフンもまきちらかしてる。わかった、わかったよ。この小松菜は君にあげるよ。そのかわり、ここで立派な蝶になっておくれ。夜ごはんは、塩サバ、ポテサラ、みそ汁。
●6月某日: 雨の週明け。しかもけっこう降ってる週明け。子どもたちがんばれ。「半分、青い」律が鈴愛に別れを告げる。すごい会話劇の15分だった。まさか北川悦吏子が平成の終わりにまた傑作ドラマを書くとはね!!と驚嘆しながら夢中になっている毎日。
今週末の歴史勉強会のスライドを一気に作る。うんうん。散歩がてら出かけて週末の各紙の新聞をチェック。夜ごはんは、豚みそロール揚げ(とでもいおうか)、ポテサラ、ブロッコリー。
鈴愛がタブーを破ったから引っ越す、もう会わないなんてさ。「俺は誰のものでもないよ」ってつとめて冷静な顔だけど「おまえのものじゃない律になりたい」と言ってるようなもんなんだよな。その難しさが自分でわかってるから引っ越すんだよな。律。なんか鈴愛のせいにしてるけど。#半分青い
しかし、清と鈴愛がああいう性格だから、こういう通過儀礼(視聴者にはそう見えるw)に手っ取り早くたどりついたけど、空気読んだりかわいい彼女(幼馴染)演じる子たちだったら、お互いちょいちょい気まずい思いしていっそうこじれながら月日が経ってたわけで、ある意味助かったな律w #半分青い
鈴愛を責めたかと思うと最後だからと笑顔を作り、言われるがまま思い出ごっこに興じたり。ひたすら俺ハ悪クナイ・俺ハカッコイイと振る舞ってた律が最後に鈴愛の短冊くすねていくの、もう全部がカッコ悪くて。北川さん徹底的にやりおるなwwって感じだった。中の人もさすがのグッジョブ #半分青い
いや鈴愛も鈴愛で、つらいときに「律に会いたい」だの「背中貸して」だの、やっぱ小学生までだからな。まぁ、大学生くらいの恋愛ってただでさえ痛々しい言動のオンパレードで超めんどくさい展開になるの珍しくないから、鈴愛と律ほど歴史があればそりゃいろいろ大変だわ #半分青い