葉月の十八 / 始業式・Jアラート
●8月某日: 新学期。8月なのに2学期が始まる。ありがとう。虫かごを見ると、ちょうどコクワガタが土から出てかっこいい姿を表していたので、「おはよう。コクリくん、枝に乗ってるよ~」と正体なく寝ているサクの耳元でささやくと、ガバッと起きてダダダと玄関まで走っていった。
久しぶりなのに特に渋ったりすることもなく、ルーティンをこなして元気に登校するサク。えらい。で、そうすると、やることいろいろ片付く片付く~。夏休みのダラダラ感に慣れてて、あー明日から規則正しい生活かぁ、めんどくさ、と思ってたけど(←順応性の鬼と言ってくれ・・・いや単なるなまけもの)、やっぱり子どもが学校に行くってすばらしいことです!
子ども会の運動会の種目決めを経て、1時ごろサク帰宅、ものすごいハイテンション。午後は、サクに味噌汁の作り方を伝授。煮干しと昆布で出汁をとるところから始まり、ガスのつけ方も教えた。うだるほど長い夏休みがあったのに、2学期が始まる日にそんなことを教えるのが私だ。そんなみそ汁のほかに、夜ご飯はハンバーグととうもろこしとひじき煮。
●8月某日: Jアラートが鳴る地域ではなかったが、テレビ画面は軒並みアラートの静止画像になったようだ。夫が見て驚いていた。
Eテレは6時台は総合と同じニュースで、7時のシャキーンから子ども番組を放送。小1息子はちょうど6時半ごろ起きるので、Eテレで「ミサイルはっしゃ」「ほっかいどう」「きたちょうせん」などの単語を聞き取る。
小学生以上の子どもには、まず親が説明しなきゃいかんだろうなと思う。ニュースが伝えている情報のほかに、家族でどう動くか、自分はどう思っているか。不確定なことが多いから何も言えない、説明できない、ではなくて。いつでも自分の頭で考えて自分の言葉をもち、その中で子どもに伝えられることを。
熊本地震でこちらもけっこう揺れが続いていたころ、息子はとても怖がってたからなあ。なんだかんだいってとりあえず日常を暮らしてゆくしかないけど、天災と違って、「どうしてこういうことがおきるのか?」と聞かれたら説明しなければならない。
テレビはいつごろまでニュースやるんだろ。テレビでは延々と非日常やってるのに学校や会社に行かされるって、子どもにしたら矛盾だよなあ。こういう情勢はまだ当分続くんだろうけど、報道体制はこのままでいいのかなあ
寝違えて首が痛い。首というか肩というか、二の腕まで含めてそのあたりが全体的に痛い。年に2回くらいやってしまう。
夜ご飯は、ねぎ豚キャベツ丼、きゅうり。夫は飲み会。Nスペで「9秒台への挑戦」の録画を見ていると、多田修平が9秒94の記録を出した映像。サクに「え、9びょうでたの?」と言われ、追い風参考記録について説明を試みるも、うんうんと真面目に聞いた最後に「ワカラナイ」と出川哲朗@イッテQ風に言われる。でも、なんか面白いらしくて、何度も説明を迫られる。そして「ワカラナイ」と言われる。何のコントだよw