葉月の十四 / 『世界の友だち』 『トットちゃんとアフガニスタンの子どもたち』
●8月某日: 久しぶりに、幼稚園の預かり保育へ。ということでお弁当、ちりめんごはん、ソーセージ、卵焼き、厚揚げ煮をトースターでカリッと焼いたの、かぼちゃ煮、枝豆、チーズ。
この10日ほどお盆だったり旅行だったりパパの夏休みだったりでお休みモードをすっかり満喫していたサクだが、意外に朝の準備も順調で、「ちょっと早めに迎えに行こうか?」と言っても「ダメ! いっぱいあそぶから、ちょっとおそくきて」と言う。いってらっしゃーい。存分に遊んできておくれ。一人の昼食、久しぶりに納豆パスタを作って食べた。
迎えに行くと、つかまえたハンミョウを虫かごに入れて持って帰ると言う。エサにアリを入れている。帰り道のついでに、私の靴を修理に出し、新しいサクの長靴を買ったり。夜ごはんは、鶏とナスとピーマンのグリル、味噌汁、サラダ。サクが寝てから、夫と『日本でいちばん長い日』の録画を40分ほど見る。イマイチだという評判をネットで見たので、そこは絶品だという本木雅弘の昭和天皇だけチラッと見ようかな、ぐらいだったのだが、なかなか面白い。
●8月某日: 朝イチで耳鼻科。8時半に着き(本来の診療時間は9時から)、こないだよりはだいぶ早かったものの1時間以上は待つ。待合室の絵本、家から持って行った(図書館で借りていた)絵本など読んであげたりするけど、小さい子の大きな鳴き声が響いて来たりするので、まぁ集中できる環境ではないわな。しかし暗くも機嫌悪くもならずに待つサクの辛抱強さに親が救われるわ。鼻うがいも上手で褒められていた。子どもってポテンシャルあるなあ。
図書館とか、スーパーとかちょこちょこ寄り道して帰宅。蝉の合唱が明らかにトーンダウンしている。朝早い時間の風も少しずつさやかに。昼間はまだ暑いけど、夏は終わりに近づいている。図書館で借りた絵本、「あしのうらのはなし」「はらっぱカップ」どちらも私が目を留めたものなんだけど、サク、案の定ハマる。
その国の一人の子ども(今回借りたブラジルのミゲルは11歳だった)に焦点を当て、家族、家、学校、友だち、町の気候や風習、お祭りなどをカラー写真と文章で紹介していく大型写真ドキュメンタリー本、といったところ。URL
本で取り上げているくらいの年の子が対象年齢だと思うので、綺麗にまとめられてはいるけれど、その国がどんな気候なのか、学校は何時に始まり、どんな授業があり、昼食にどんなものを食べているのか、友だちとどんな遊びをしてるのかなど、カラー写真で具体的に見られてとても面白い。
11歳のミゲルが近くのビーチに行くときはもちろん、友だちと公園で遊ぶようなときも、大人の付き添いが必ず必要で、そのへんの路地が遊び場だったミゲル父の時代とは、リオも大きく変わっているようです。両親は離婚しているけど打ち合わせあって子どもたちに付き添っているそう。ミゲル母は公務員。
2001年7月時点、アフガンでは20年以上も内戦が続き、その上30年ぶりの大干ばつで3年以上も雨が降っていなかった。避難民キャンプには13万5千人が暮らし、お年寄りや戦争未亡人、子どもたちを含む人々が45度の暑さにじっと耐えていた。1月には零下25度まで気温が下がる(黒柳著)
黒柳「私は現場で涙を流すことはありません。でも日本に帰って、田沼さんの写真を見て、現場では気づかなかったり見えなかった「真実」を知り、涙するのです。また、人々の「心」を読むこともあります。絶望のように見えても、子どもたちの中に私は希望を見ます。田沼さんも多分そうなのでしょう」
夕方、家の近くでダッシュ。
今日も息子6歳と夕方のダッシュ十数本。右太ももにちょっと痛みがあるな…
ダッシュはランニングとは全く違う筋肉を使うから、最初にやった翌日、思いもかけないところが筋肉痛になり、「おおー」と軽く感動。続けたら、それらの筋肉が鍛えられていくってことよね。
ちなみに、内腿とハムストリングスと足首にきたのでした。
夜ごはん、ひき肉と野菜のオムレツ、とうもろこし、ツナとオクラときゅうり。夫は急きょ飲み会。