葉月の十五

●8月某日: 今日から夏祭りの準備登園。朝、家を出るときサクに「久しぶりにみんなに会うの、なんか変な感じする?」と聞いてみると、にこにこ笑いながら「すっごくする!」との答え。午前保育なのであっという間なのだけど、久しぶりの静かな午前中で、自分のことが捗る。

昼ごはんを食べた後、クラスの友だちの家に遊びに行く約束をしていたのだが、「ひとりでいきたい(私が送っていかなくていい)」と言う。子どもの足で徒歩7-8分てところ。昼間だし(夕方になると自転車やバイクが増える)、何度も行ったことあるし、大丈夫かな、とOK。喜んで、待ち合わせ時間の15分前になると、自分で水筒にお茶を入れたりして準備していた。こういうとこ自主性のある子だ。

夕方は迎えに行く。別れがたくてはしゃぎまわる子どもたち。夜は非常に疲れた様子。久しぶりの幼稚園だったもんね。「きょうすごいつかれた。おみこしもつくったし、たいこもいっぱいしたし、ぼんおどりもれんしゅうしたし、あそぶひまなかったもん」と多忙アピールw 夜ごはんは、ドライカレー、ポテトサラダ、薬味いっぱいサラダ。

 

●8月某日: 近所のお友だちも一緒に連れて、幼稚園まで歩いて登園。お友だちのママ、予定日も過ぎていよいよ出産までカウントダウンといった感じである。サクと友だちは、一番に幼稚園に着きたいと狙っていたけど、到着すると6番目くらいだったかな。

午前保育でお昼を家で食べてから、お金を下ろさなきゃいけないのを思い出し、ついでに本屋でサク待望の「よつばと!」13巻を買うことにする。「重大はっぴょーう!」と、まさによつばと!風にその旨、伝えると、無邪気に喜ぶサク。私も自分の欲しい本を2冊。サク、40分ほどで読み終わると、「ほんきでそうじする!」と言い出す。そういうお話が収録されてたんですね。玄関を掃いたり、調理台をぴかぴかにふきあげたり、ありがとうございます。こういうお手伝いを自主的に自己流でやって、さほどの大事故にならず普通に助かるところが6歳だなあ。

その後、大小のブロックで作り上げたレジスターを中心に「本屋さん」開店。レジは、品物を置く台、お金を置く皿(高坏式)、金額を表示する表示板、バーコードリーダー、そしてカードリーダーまで備えた本格派であった。夜ごはん、ぎょうざ、焼きビーフン、蒸しナス、きゅうりとオクラとみょうが。妙に肉肉しい餃子になり(水が出るのが怖くて野菜より肉を多くしちゃうの)お腹いっぱい。