神無月の十四 / サクの言い草 / 「ミュージックポートレート」 大地真央×市村正親
●10月某日: 今日もサク弁です。鶏と椎茸、玉ねぎのグリル、スクランブルエッグ、カレー豆、ポテサラ。朝から鼻がムズムズ、グシュグシュ。風邪ひいたー。スタートダッシュ力、無し。昼はヘルシーに雑炊・・・と思いながら、ついついホットな唐辛子を入れてしまう。辛! でも、うまー。
サクは降園後、珍しく女の子の友だちんちに遊びにいくーと行った。結局、その子のうちの近くの公園で、男女6人くらいで遊んでたみたい。夜ごはんは、ギョーザ、Wさつま煮(まだある)、きゅうりとオクラ。夫は飲み会。
息子6歳のしりとり。ふつう、しりとりって普通名詞でやるもんだと思うけど、彼は固有名詞もバンバン使う。県名とか友だちの名前とか。あと、形容詞や副詞なども。「うれしい」とか、「ときどき」とか「どきどき」とか。なんもかんも合わせたら、5,6歳児でもほんっとうにたくさんの語彙を持ってる。
「おかーさん、いま、パソコンにむちゅうだったな」とか、「そっちのほうちょう、めったにつかわんね」とか。的確な言い回しを流ちょうに使ったりするのでびっくりするよ。
鼻のムズムズぐしゅぐしゅは、昼ごろがピークだったらしくサクが夕方帰ってくるころにはかなりマシに。治癒力・・・!
●10月某日: 夫、今日はゴルフで6時半に出発。・・・って、普段からそれぐらい早く出勤してる人も多いのでしょうね。7時に起きたサクに「お父さん、6時半に行ったよ」と言うと、「すっげー!!!」と目を丸くして驚いていた。
私たちは、クラスの子も一緒に歩いて登園。昨日、クラスで、先週の山登りで拾ったマテバシイの実(大きいどんぐりみたいな)で駒や笛を作ったらしいのだが、先生に
「この笛、いつ吹こうかなーって話をしてたら、さくたろうくん『おれ、おとうさんとおかあさんがケンカしたときにふく』って言ってましたよ」
と、にこやかに報告される。先生、登園したサクに
「さくちゃーん、おはよう! 昨日は、笛吹く機会なかった?」て、やめてww
ったく、こんなに円満な夫婦をつかまえて、サクったらぁ。夜ごはんは、アジとカツオの刺身、トマトソースの辛いパスタ、ほうれん草おひたしとトマト。4時ごろゴルフから帰宅した夫がパスタ作ってくれた。
30代、40代、50代と、本当にずーーーーっと舞台(しかもほぼほぼ主演)に立ち続けてるんだよね。大地真央。昔、離婚後に、「舞台の出演は数年先まで決まるもの。でも子どもが欲しいと思って、1年(2年だったかな)だけ仕事を控えたことがあった」とテレビで語ってたのが心に残ってる
大地真央も還暦。いつもすごく若々しい服装とメイクで、収録でもぺかーっと女優ライト当てられてて、若作りーとか無理しちゃってーとか感じる人もいるだろうけどさ、なんかそういう次元を超越してる人よな、と私は思う。これがこの人にとって自然な流儀で、こうなるよなっていう凄まじいキャリアがある
大地真央、宝塚退団後、最初のコンサートのタイトルは「I am what I am」=私は私。私こういう人が好きだw出産後に選手復帰した安藤さんのフリープログラムの選曲が「My way」みたいなw
自分の道を自分で切り拓いてどこまでも行っちゃう人なんだよね。そういう生き方はもちろん敵を生んだり、関係ない外野にあやこや言われたりもするけど、それでも突き進んでしまう人。業に近いんだろうな。この番組見て、とと姉の祖母役が大地真央だったことにあらためて納得したわ
祖母役なのに若すぎるとか舞台調すぎるとかいう声もあったけど、大地真央そのままに、現実離れしてるくらい美しく凛として筋を通す姿こそが常子に多大な影響を与える祖母としてふさわしかったのだと思うわ。それが素敵でもあり、彼女が抱える業でもあるよね、っていう姿が。
で、大地さんは番組内で、「人生の10曲」の9曲目に「花束を君に」を選んでました。滝子が最後に常子に残した言葉「木が育つのは植えてから40年、50年後。40年先に生きる人のことを考えて仕事をする」が、収録を終えた今でもすごく心に残っているそうです。
・・・と、思考を亀ちゃんで締めくくる夜w