『マッサン』 第6週「情けは人のためならず」
先週ラストの「夢を食べて生きていける」っていう感動的な志を即座に否定したのがすばらしい。食べていくことの大変さを地道に描くからこそ、夢をあきらめないことの凄さが際立つんだと思う。にしても大家さんまで「マッサン」呼びw 近所におけるエリーの人望と #マッサン の非人望ぶりが窺える
#マッサン 鴨居さん、執事に対して「別にムキになってない」的なこと言ってたのがすげー気になる!
「マッサンクズ」「だめんず」を通り越して労働の尊さを再確認し始めたTL #マッサン
職につかない政春と職につけないエリーをずいぶん執拗に描写するんだな、と驚きつつある水曜日。さらに「もう一回世界戦争でも起きないと景気は良くならん」なんて不穏な発言も! 視聴者は政春の後年の成功をわかって見てるけど、運命が一筋でも違えば生活すら危ぶまれるって…あるよね。 #マッサン
でも、同時に、鴨居がウイスキー関係の人脈作りを始めたとこ見ると、この時代、同じ大阪にウイスキーの知識もってる人なんてたかが知れてるわけだかあら、きっとスコットランド経由で政春にたどり着きそうな気もするし、そうなると必然の流れだよね。人の運命って不思議だ。#マッサン
#マッサン 予告に出てた艶姿エリーがついにキター!とワクテカしたら、あれ? 八嶋さんの出番はまだですか?
#マッサン ご近所からは無職無職言われTLでもクズ扱いされてるマッサンのこと、エリーが「今お休みしてるだけ」って言うのにホロリ。そうだよね…「ずっと止まったまんま」なの、鴨居さんのような人には信じられないだろうし、ハッパかける人も必要だけど、人生にはお休みの時期もあっていいよね。
#マッサン でも、現実には、「ずっと止まったまんま」の状態を見てるのが一番しんどいのは、一緒に暮らす家族なんだよね。エリーがマッサンを信じ切っているのは、帰るところがないからそうするしかないってのもあるにせよ、すんごいことだと思う。
八嶋さん、なかなか出てこないなー。
「世界戦争=軍需景気」、「戦争の終わった今は不景気」にたびたび言及してるってことは・・・このドラマの市井の人々は、次の戦争の時も、最初はそういうとらえ方をするのかな。戦地になった欧州からきたエリーだけが戦争の悲しみを知っているっていう・・・つらい。
土曜日、「情けは人のためならず」の実証日として大団円的茶番(笑 悪い意味じゃないです)が繰り広げられる中、最大の猿芝居として機能した「エリー、死んだふりをする」が軽くえげつなかった。エリー、ホントに先立ってしまうこと、もう1話で提示されてるからね…。
この日、すごく美味しそうな雑炊を作ったり、エリーのシュミーズ(と、懐かしい語彙を使ってみるw)を洗濯したりするマッサンが描写されたのも面白かったです。やたら「日本では」「日本の男は/女は」という枕詞を振りかざすまっさんだけど、実は家事はできるんね、それって明治生まれの男としちゃすごいことだよね。留学中に身につけたスキルかもしれんし料理=化学が得意なのは前のBKの悠太郎さんと同じなのかもしれんけど。
とにかくマッサンは掃除洗濯おさんどんのためにエリーが必要じゃなく、ただ愛し愛されて生きるためにエリーが必要なんだよね。そのことが美しく、そして遠い未来を思うとうっすらと悲しい土曜日でした。
・・・・え? 来週も無職?