水無月の七

●6月某日: ちょっと買い物をしたあと電車と地下鉄を乗り継いで友だちの家へ着くまで、万歩計を見たら私の足で4000歩くらいになっていたのだが、ほとんど抱っこしなかった、つまりサクさん体力気力充実でよく歩いた。母4人、子は計5人でのランチパーティー。広いベランダにビニールプールが用意されていて、子どもたちは部屋の中で遊ぶのに飽きたら、随時そちらに行ってリフレッシュ。水着持参ではなかったので裸でプールに入れてたんだけど、5歳のお姉ちゃんが「お尻を洗ってからね」とか、「(服やパンツが濡れるのは気持ち悪いから)裸にはなりたいけど、ママと弟以外に見られるのは恥ずかしい」的なことを言うのが面白く、かわいい。サクはまだまだ無邪気に脱いで無邪気に遊んでた(そして最後にプールの中におしっこしてた・・・ごめんなさい・・・!)。食べ物、飲み物たくさん! 新しくて広くいおうち、心づくしのおもてなしの数々、とりとめなくも尽きない話! 大人だけでしっぽりやるのもいいが、子どもたちがわちゃわちゃしてる中で飲み食いしたり喋ったりするのも楽しいもんである。楽しいを通り越して、あとで振り返るとホント夢のような時間に思えるんだろうなあ、と、ふと思ったりもする。お酒も入ったそこそこの距離の帰路なので、3組でタクシー相乗りして帰る。

●6月某日: 出先にて、「だっこしてー」連発のサク。珍しいな。帰路、自転車に乗せても、何やらむずがっている。よくよく聞くと、短い距離だからいいやとシートベルトを締めていなかったのが気に入らなかったらしく「なんでカッチンしないのよ〜」と言っているもよう。まあ、もともと機嫌が悪かったのもあるんでしょう。帰宅後もしばらくギャーギャー言っていたが、どこかのタイミングで「むずがり飽きた」とでも思ったのか、逆にご機嫌になって、昼食のホットケーキ作りを張り切って手伝い始めた。昼寝が長い。時折鼻をすすっているし、やや風邪ぎみか。夜、夫が寝かしつけを試みるも、暗い部屋から出てきたのはサク。「パパ、ねちゃったー。ママも、そろそろ ねるじかんだよ」私のことまで寝かしつけてくれるつもりらしい。