葉月の十八 / 朔太朗的日常 満5才1か月、いっちょまえ

●8月某日: 夫の会社で子どもを集めて「職場体験」なるものが実施される運びとなり、サクも狩り出されることに。サクは「わーい、パパのかいしゃ、パパのかいしゃ~」と浮かれているが・・・。

私「まだ社会科見学ってほどの年齢でもないんだから、いいリアクションを期待して追いつめないように。人前だからってやたら厳しくして抑えつけるのもかわいそうだからね。親の都合に付き合わせてしまってるぐらいの気持ちでやってね。」 
夫「うんうん、わかってる」

というやりとりを経て送り出す。が、12時に体験を終えた夫&サクチームと一緒にお昼を食べようと天神で待ち合わせたところ、らんらんと目を輝かせたサクがそこに・・・。かなりスパークしていたらしい。体験の内容は、館内案内(屋上含む)、名刺交換、パソコン&コピー機操作などだったらしいのだが、おとなしかったのは開始20分ほどで、パソコンもコピー機も嬉々として扱い、女性社員さんたちに優しくされてのぼせあがって(←「のぼせる」って博多弁?)、変顔や歌や変な踊りもエンドレスで披露していたもよう・・・。

でも、夜にばぁばに電話で今日のことを報告しているとき、「めいし ってわかる? しらないひととあったとき、カードをわたして、『わたしはこういうなまえです』っておしえるんだよ」など、割と的確に説明していたので、ちゃんと話は理解していたようだ。ま、楽しかったなら何でもいいや。

午後は半休扱いになる夫も一緒に、ソラリアプラザでお昼を食べて、買い物したり、イムズのスタンプラリーしたりしてぼちぼち帰った。夜ごはんは、人吉で買った田舎そば。鶏手羽。マカロニサラダ。

 

●8月某日: 「プールしたい。ずっとしてないやん」とサク。確かに旅行とか台風とかなんとかで10日ほどごぶさただったかも。最近少し涼しくなっていたのもあるが、今日は昼にかけて気温が上がりそうだしちょうどいい。空気を入れなおしたり掃除したり水を入れたり、ビニールプールの準備にはなかなか時間がかかるので早めに始める。サクもかいがいしく手伝う。

で、準備ができると、「さあ入ろう!」ってなりますよね、子ども的には。なので前もって「あのね、プールに入る前に、買い物とか行くからね」と説明。

「えー、さきにプールがいい。」
「プールすると、そのあとシャワー浴びたり着替えたりして時間かかって遅くなるし、おなかもすいてくるし、そのあとで買い物行くの面倒になるから、先にすませておこう。外から帰ってきて暑い~ってなってから入ったほうがプールも気持ちいいよ」

と、諄々と説くも、まあ当然ながらブーたれますわな、子どもは。水をためている間に洗濯物を干していたのでサクにも自分の分を手伝わせようとすると、いつもは気持ちよくやってくれるのにグズグズ。

「大人はいろいろ仕事があるんだから、手伝ってよ」と重ねて言うと、「こどもは、おとなといっしょに、たくさんあそびたいんだよ!」とかブツブツ言いながらやってた。天気が良いのでシーツも洗おうと2回目の洗濯にかかろうとすると「あっ! せんざい、さくたろーがいれてあげる」とサク。えーと・・・それやらせるのちょっとめんどくさい・・・

「いいよ、ママが自分でやるから」
「なんだよ、てつだってほしい、って、いったくせに!」

ははは、サクがぶんむくれるのももっともだ(笑)。それにしても文句の言い方がいっちょまえでおかしい。しまいには、「うちに、こんなひとがいなかったらよかった」とまで言っていた。しかも、それを言ったら私が怒る or 傷つくというのもわかっているらしく、ちょっと小さい声で独り言気味に言ってたのがまたw でも、切り替えは悪くないサクなので、結局は仲良くスーパーやら八百屋やら行ってご機嫌で買い物してから、プールと相成りました。


(お友だちが遊びに来た時も、夏はプールです)

夜ごはんは、焼きそば、かぼちゃグリル、茹でとうもろこし、ひじき、トマト。夫は急きょ、飲み会に。