神無月の十五
●10月某日: 病院。診療開始時間の予約だったんで、さすがに待たされることなく、さくさくと終わる。帰宅後、保険会社に問い合わせると、どーも、手術一時金は実費でなく、満額(入院一日あたりの保障金額の20倍契約になっている)出るっぽい! うひゃー。いや、とらぬ狸の皮算用はいかんよね…。締めていこう、締めて。ということでサクの肌着を西松屋で買う。公園タイムも短めだったのに、今日は割とあっさり昼寝した。お昼食べてるときからちょっと眠そうだったもんな、とニヤニヤしてると、割とあっさり起きてきた。ちぇ。夜、義実家からもらってきた鯛の煮つけを食べる。何の祝いだ、っつーぐらい大きくて、お米を食べるまでもなくお腹がいっぱいになった。すげー高タンパクな夜だったと思う。
●10月某日: 月末近いので銀行回りなど。サクの散歩も兼ねて。諸事済んだあと(ウィンドウ)ショッピングし、サクを広場で遊ばせた。最後は歩かず、抱っこ、抱っこ。夜、家計簿が示す現金残高と実際の有高が2万円も合わないので青ざめたが、現金用の封筒を誤ってふたつに分けていて、2万円出てきました〜ふぅ、おどかすなよ☆ 私がつける家計簿に誤差などありえない、ふっ。サクはパパと紙飛行機で遊ぶのがすっごく楽しそう。「さん、にぃ、いち、それ〜!」と言いながら飛ばしてる。日本シリーズ第3戦は北海道で日ハムが勝利。テレビのゲスト解説にダルビッシュ。毎年やってるよね。声だけでもいい男だ。
●10月某日: 予報にはなかった雨が突然降り出して、いきなり早送りしたみたいに公園の大人たちが動き出した。急いで子どもに靴をはかせたり、砂遊びの道具を片付けたりして、あわただしく「さよなら」を言いあって一斉に引き上げて行く。なんか面白かった。もちろん、私たち親子もその風景の構成素だ。仲良しの男の子としゃぼん玉をして(というかぶーッぶーッと息を大きく吹き合うことに)盛り上がっていたサクをベビーカーに乗せて、小走りで帰る。サク、「あめ、あめ」と繰り返す。夜、日本シリーズ第4戦@札幌 は20歳の投げ合いに始まり、両軍、次々に投手を繰り出しながらも0対0のまま延長へ。12回裏、飯山が美しいサヨナラ打を放ったときは、もう22時半を過ぎていた。おかげで長々と晩酌タイムが続きましたよ。巨人は阿部の不在がかなり痛いな。