神無月の五 / 堺雅人@ぴったんこカンカン

●10月某日: 奥のほうにしまいこんでたおんぶひもをサクが発掘してきた。床に広げてゴロンとなって、おんぶされようとしている。「いや、いやいや。歩いて行こうよ」と誘うが断固拒否。しょうがないので、おんぶして近所のスーパーまで。ご機嫌で始終ハナウタ歌ったり、ぺちゃくちゃ喋ったりしてる。うむ・・・・まあ、ママの筋トレにもなったってことで・・・。その後、公園。昨日も今日も、帰るときにいつも以上の号泣。夜、風呂にも入った後、ちょっと一杯、と夫と飲み始めたら、ことのほか話が盛り上がってついつい一時間あまり。「「にせたぬき汁」と「にせだぬき汁」の違い、わかるー?」と、言語学の学生には定番の問題を思い出して出題。ひとり飲み、夫婦飲み、友達飲み、全部好きです。会社飲みすら嫌いじゃなかったもんな。

●10月某日: 育児サークル、マネー講座。ところどころ勉強になる。最近、ちょっとでも気に入らないことがあると大声で叫ぶサクだが、ここでも2−3回やってた。ふぅ。基本的にはとても楽しくいろんなおもちゃで遊ぶ。最後、もろもろ片付けて広くなった教室を走りまわるのがめっちゃ楽しそう。そういえば最近、ウソ泣き?みたいなこともする。昼寝させようと、私が率先して横になり目をつぶると、「ふえーん、ふえーん」と悲しげな声。私が目を開けると、即座にニッコリ。パソコンが退院してきた。その場で入院費を支払う。高かったー(泣)。しかもハードディスクも遠からず昇天する可能性があるとのこと。買ってまだ3年だけど、いろいろ酷使してるもんなぁ。夜、夫と駅で待ち合わせ。スーパーでちょっとした買い物もあったんだけど、夜の散歩が主目的。サクも珍しげ。

夜、「ぴったんこカンカン」、ぴったんこ史上で最高に面白かったかも。堺雅人と安住アナのコンビがすごく良い! 同い年ということで心安い感じ。輪袈裟をつけた堺さんを見て、安住さんが「寺の3代目の道楽息子って感じ」と評すると、すかさず「良い飲み屋知ってそうでしょ」と返す堺さん。知恩院では、安住「何をお願いしたいんですか?」 堺「ドラマ(大奥)のヒットを」 安住「案外真面目なんですね。私なんて普通に世界平和なんて願っちゃいましたけど」 堺「ほんとにー?」 安住「いえ、日本に限ってでした」笑 JINの前に綾瀬はるかと行った軍鶏の店、と紹介されれば、「行きましょう行きましょう、ゲン担ぎゲン担ぎ。むしろ綾瀬さんを担ぎたい」とノリノリの堺さん笑 『武士の家計簿』原作者の磯田さんを交えての3人旅も面白かった。磯田さん、京都弁がいい感じで飄々とおもしろく、テレビでの需要もありそう。ラスト、他局なのに驚くほど長い『リーガル・ハイ』のVTRが流れたと思ったら、古美門弁護士のセリフをこれまた他局なのに驚くほど長々と読み上げる安住さん(もちろん、絹美村の老人たちへのセリフだった)。人が長いセリフを流暢に喋ってると嫉妬するたちなんだそうで(笑)、HDの録画をノートにびっしり書き起こしていたのにはびっくり。「今の感じ聞いてると、5回は読みこみましたね?」と笑う堺さん。乞われて「見たまえ!」の続きをサラリと読んだんだけど、んまー、アナもびっくりの早口であったことよ。