文月の二

●7月某日: 久々に育児サロン。一番乗りだったので、ボランティアの方々(50〜60代の女性中心)がこぞってサクをかまってくれるのだが、それにびびってかたまるサク。しばらくしてちょっと調子が出てくるが、2歳くらいのお兄ちゃんに、もってた木のおもちゃをいきなり取り上げられ、しかもそれで頭をガツンと殴られて泣く。すぐさまお母さんがその子を叱り、私にも平謝り。そりゃ我が子を殴られていい気はしないが、明日は(殴って謝るほうが)わが身ですからね・・・。手押し車を使わせてみると、ヘタクソながらも前進。押すとカタカタ鳴る犬をさわりたくて仕方ないらしく、すぐ膝をついて手を伸ばしてしまう。ところで私、左右バラバラの靴下を履いて行ってたよ。誰か気づいたかしら?

●7月某日: 結婚記念日。そして、サク1歳の誕生日でもある。まあ、結婚式は楽しくありがたいばかりの思い出であるが、やはり子ども。産気づいてから3日かかってやっと対面した去年のサクと、今日のサクとでは、もうまるで違う生態なんだもん。。。。考え始めたら尽きることなくいろんな思いがあふれだしてきて、いくらでもおセンチになれそうなので、むしろあまり考えないようにする・・・。とにかく元気に今日を迎えていることに感謝。「これからもすくすく育ってね!」なーんていう月並みな言葉にどれだけの祈りが込められてるか、ってこと。親になってからはじめてわかるぜ、ほんとによぅ。

平日だったけど、私にしてはがんばっていろいろゴハンこしらえて、早く帰ってきた夫と、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ(?)。サクは特に豪華な離乳食でもなかったが(おセンチになるくせに、「まだ1歳だからいつもどおりでいいだろ」と、こういうとこは淡白な私)、夫と一緒にハピバスデの歌を歌うと一緒に手を叩いておった。自分で自分におめでとう!だね。この日くらいはと思って結婚式のアルバムを出して夫と一緒に見てみたが、ゲストの方々についてのみが話題にのぼり、互いに相手の晴れ姿への言及はいっさいナシ。我らも夫婦らしくなってまいりましたな、ふっ・・・。