文月の一

●7月某日: ゆうべ8時半ごろ飲んだ紅茶の利尿作用というものを思い知ったひと晩である。一緒に飲んだ夫も左様申しておりました。午前中、ふっ、雨もやんだようだな…と出かけ、帰りにまんまと降られる。まあ近くだったので「走ろう!!」とサクを促す。「どんどんふってきたー」「あたまもぬれるー」とペラペラしゃべりながら走るサク。家に着いて手足から拭いてやってると、タオルの端をむんずと掴んで頭にもっていきゴシゴシとやってた。頭が濡れるのがよほど気持ち悪いのか。夜、スマスマのSPを見ながら夫とビール1缶ずつ。夫が「(ビールの消費が増えるのは)しょうがない。飲もう! 夏だから」とCMにでも出られるように明るくきっぱりと宣言して面白かった。そのころまさに、報ステ安藤美姫が衝撃の告白をしていて、TLが祭りに。私にも荒ぶる神が舞い降りる。

●7月某日: 友だちとうちでランチの約束があって、朝からちょこちょこ料理。時間を過ぎても…だいぶ過ぎても、あれれ、来ませんよ? 念のためメールしてみると、「うそっ、勘違い!! てっきり明日だと!! 急いでいく」よ、よかったよー、今日の彼女に予定がなくて・・・。2時間半、爆トーク。帰ったあと、「今日はお客さんもあって刺激的だったろうし」と期待むんむんでサクを寝かしつけるが、寝やしねえ。しかも昨日も今日も号泣されて寝かしつけ終了っていう・・・。夫からメールが来て何ごとかと思えば、仕事で書いた文章を添削してくれ、とな。ざくざくと実行。今夜は、出張でこっちに来てる友だちと美味しい五島サバの店「きはる」で飲んでくるという夫だから、赤ペンを持つ手にも力が入る(ジェラシーでww)。果たして帰宅後、ふたりで焼酎片手に、修正箇所の申し送り。なんかよくわからんがその後も妙に盛り上がってお代わりを繰り返したあげく、日付が変わるころにふたりでひとつのカップラーメンを分け合うという愚行まで犯してしまった…。