ロンハー「マジメ芸人グランプリ」

まあ台本もあるのだろうが、ここまで撮られるって大変だなあと思う。たけしとかさんまぐらいの大物ならともかく、まだまだ若手・中堅クラスの芸人が、笑いをかぶせずマジメにお笑い語る姿とかってさー、手の内さらしちゃってむやみにハードル上がるというか、ちょっと醒めるんだよな、私。

まーでも、フジモンは紳助が作りたがる感動の輪の中にいることも多いし、後藤も前回のこういう特集から特に逸脱してないし、あんま影響ないのか。出川とか亮とかの若手評は的確で、なんだかんだ長いことプロでやってるって違うな、と思わされた。フルポン村上のオリラジ評は良かったね。「あいつら全然天狗になってなんかなかった」っての。

そしてザキヤマ
「嫌なことは『酒のつまみになる』と考える。」
「(乗り気じゃない仕事に際して)なんか乗れる方法はないかなーと考える。昔だったら、その仕事のあとに合コン入れるとか。」
「寝るまでは、どうしたらよかったのかと考える。それで思いつかなかったら、もうこれはオレには一生ムリだと思ってリセットする」

記憶をもとに書いてるんでディテールは違うだろうだけど、こんな感じでポンポン出てくる。『ポジティブ力』みたいな本を書いたら長谷部さん並に売れるんじゃなかろーかと思わされた。またVTRがね〜、まるで番組収録中みたいに、さんっざんふざけ倒したあとで、こういうことしゃべる編集だったんで、おもしろくて。ザキヤマさん、スタッフに愛されてるなぁ。