文月の十一

●7月某日: サクの最近のお気に入りは「ジューキーズ」。ブルドーザー、ダンプトラック、ミキサー車などの重機を戦隊モノになぞらえた歌があるんですよ…。公園で、そういった車の絵がたくさんついてるTシャツを着た3歳のお兄ちゃんを見つけて、「うわーっ、ジューキーズだー! すごいすごーい!」と大歓声を上げ、彼の胸の絵を順に指さし、「ジューキーズ、ジューキーズ、ジューキーズ、ジューキーズーーー!!!」と(ひとつひとつの車の名前はまだ覚えていない)。お兄ちゃん、ドン引きして動けず…。帰りに珍しくカップ麺を買ったんだけど、買い物袋から出した時点で「うわーっ、ちゅるちゅるだーっ、すごいすごーい! ちゅるちゅる、するー!」と大歓声なのはなぜですか? なんで知ってんの? ひと月に一度も食べてないよね? さて、今日は夫が鹿児島に泊まりの出張。あ、だから手抜きでカップ麺ってわけじゃないですよ、いちお、焼きそば作って食べましたよ。これもちゅるちゅるなので、サクも喜んで食べる。

●7月某日: ゆうべは久しぶりにひとりで夜更かしを満喫したが、今朝もやることがたくさんあるので、6時に起床。あらかじめリストアップしといたTo Doを一個一個やっつけていく…と、サクが6時半に起きてきた。は、早いのね。そして、機嫌が悪いでもなく、はしゃぐでもないのに、Eテレに見向きもせず何となくもじもじしながら、私にまとわりついて離れない感じは珍しい。うーむ、ゆうべパパが帰ってこなかったことと関係あったりするのだろうか? さて、朝ごはんを食べてから実家へ。子どもって遊んでくれる人が大好きなもんで、はしゃぐはしゃぐ。全然昼寝しないので、大人全員で寝たふりをして寝かしつけた…。体は限界だったらしく、立ったまま上体をソファの上に折り曲げた格好で寝つくサク…。19時ごろ帰宅すると、先に夫が帰っていた。今日は夫の誕生日! だが、うちのマンションが日中まさかの断水だった(排水管工事のため)ので、実家に帰ってたのよん。そこでナスの揚げびたしだけ作ったけど、あとは握り寿司を買い、その場で豚バラとお野菜を炒めたものやなんかで、簡易祝いメシにしました。

●7月某日: 日本選手団の行進を見届け、朝7時半からランニングに出たんだけど、足を痛めていることが判明して帰宅。もったいないので、そのままの格好で網戸掃除にとりかかる。1時間半ほどかけて、網戸5面洗い、全部の窓を裏から拭いて、ベランダの床を掃いてブラシでこすって水を流して…とがんばった。角部屋なもんで、ぐるりとつながった広いベランダに囲まれている我が家なんだけど、植木鉢のひとつも置いてない。純粋に、洗濯ものを干すだけ。私たちってこの部屋に入るべき人材じゃないとつくづく思う…。それからキャナルシティに出かけて、夫にオニツカタイガーのスニーカーをプレゼント。陳列してあるキッズ用のスニーカーを見つけたサク、自分の履いてるのを脱ぎ捨て、試着する着まんまん。いや、6,300円も出して君のスニーカーを買う気はまったくないから。夜は夫の料理祭り〜! ペンネのサラダが超うまかった。食後は、鹿児島土産の鰹の腹皮を焼いて、焼酎を飲みながらなでしこ観戦。