『Q10』第7話

平太(佐藤健)とQ10前田敦子)の出番が相当少なかった気がするんだけど・・・気のせい?

Q10をどこかに隠すため」に逃げようとする平太が切ない。最初から「めでたしめでたし」を望んでいない。

別れるのは決定事項で、それならせめて、と明るい映画を撮ろうとする影山と河合。第2話の、「たった一度のデートを胸に一生生きていける」中尾。病気を抱えて生きてきた久保。みんな、基本姿勢としてあきらめがあって、情熱も“それをふまえて” 発動するんだよなあ。21世紀、若者は、こげなふうでごわす。

あと爆笑田中・・・じゃなくて小川もね。ヘンシンリセット。あきらめを知ってた若者が、そのまま大人になったのが小川。彼が最後にどうなってるのかも見ものだなあ。

Q10は誰が何のために作ったのか、月子(福田麻由子)とのかかわり、それにもちろん平太とQ10のこれからは・・・など、謎やら今後の興味やらあるんだけれども、それより何より、ひとつひとつの場面を大事に味わいたいと思っちゃうのがこのドラマ。あと3回くらいで終わりだよねえ? さみしい。終わってほしくなーい。

しかし、こういうタイプのドラマはやっぱりかなり人を選ぶらしく、初めて見た(それもしっかりは見てない・・・そこまで引きつけられないんだろう)夫は何がおもしろいのかさっぱりわかんなかったもよう。いいもんいいもん。