自称19歳!

連結決算は形になった。連結グループ10数社分の引当金を調整したり税効果を考慮したり剰余金残高を合わせたり・・・これやってると、いつも思い浮かぶのが「”頭がハゲそうになるくらい”考える」という比喩である。ほんと、ハゲるっていうか、一気に白髪が増えるっていうか、そういうげっそりした感じを想像していただきたい。ちなみに、この表現は氷室冴子が『なんて素敵にジャパネスク』で使ったもの。

今週からは、決算作業と平行して監査法人の監査が始まっているのだが、自分の対応がナイスすぎる。なに、この使える人材。

見よ、この、閃きと論理的思考に支えられた分析力! とある数字があらわす事象について質問されたら、パッと脳裏で分析し予想を立て、それを立証するための方法を考え、その方法はフォーマットだけ作って後輩ちゃんに実践してもらい(←こういうこと頼めるようになったので最近ラク)、3割くらいデータが出てきたら最終的な数値を試算して予想が正しいことを確信、会計士に説明。納得してもらい、後追いで後輩ちゃんが作った資料チェックしてエビデンスとして提出。うーん、おのれの手腕にほれぼれするぜ。

・・・と、ざっとこんな具合で、●ひとりでやる作業の真っ最中は沼底にハマってとことん落ち込む→→→●作業にメドが立ち、人に説明したりする段階になると、ちょう自信満々になる ということを、何度も何度も繰り返して大きくなってきた私です。

ともかく、このサイクルの中にいるときの私は、ものすごーく頭を使っている! 脳年齢診断みたいなゲームとかすると、たいていかなり若い数値が出るんだけど、これは、持って生まれた賢さというのもあれど(あるのか?)絶対、仕事のおかげだと思う。つまり、仕事をやめたらかなり衰えるってこと・・・。ちょっとコワい。

今夜は夫が早く帰っていて、シチューを作ってくれていた。ホタテとほうれんそう、にんじん、玉ねぎ、しめじ。ホタテのだしが出ていておいしかった。テレビでは、「うたばん」で、アーティストそれぞれの代表曲はなんでしょう?というアンケートをとってベスト3を発表、というのをやってた。いまや、HEY×3でもうたばんでも、毎週、懐かしの・・・みたいな企画をやる時代だ。

途中から見たんだけど、プリンセス・プリンセスブルーハーツチェッカーズ、スマップ、とんねるず、そして久保田利伸。すべてについてベスト3がパッと閃くこのわたくし。これも脳の前頭葉がいかに活性化してるかってこと・・・ではなくて、これは、年の功ってやつでしょう。

最近の歌は全然知らなくても、こういう企画で出てくる歌はすべて知っている。そして、「あー、あらためて、なんていい歌なんだ・・・」と心からしみじみしながら、テレビに合わせて口ずさんだりする。30代である。正真正銘30代である。