定時で帰れるよう、前もってご協力を願っていたのだが、この日だと告げると上司、
「うわー、水曜日。ローテーションの谷間やね・・・」
と同情顔。や、やっぱりそーですかー?!
ネットで先発を確認すると、高橋(秀)。
・・・・・。
だれ。
ちなみに相手のピッチャー、近藤。
って、だれ、、、?
仕事のあと、地下鉄唐人町駅で夫と待ち合わせる。
「今日は、打撃戦になるかもなー」
なんて言いながら7時ごろドーム着。
試合開始後1時間でまだ2回。しかも2(SB)対1(O)と、既に点も入っている。
あー、やっぱりね。
て感じで、とりあえずビール頼んで、コンビニで買ったおにぎりやなんかで腹ごしらえ。
そしたら、なんと、ここからまさかの投手戦に。
なんか両方ともピッチャー調子いい・・・?
特に、初めて拝見した高橋(秀)投手。順調に三振の山を築いていってる!
ところで、今日という日の我々は、奇跡ともいうべき陣取りでして、1塁側内野指定席の前から8列目!
や、うちのお姉ちゃん経由でもらったチケットなんですけどね。(ありがとう!)
ファーストやセカンドがまさに目の前! 等身大!
「なんか、ここまで近いと、若干、草野球見てる気分だな・・・」
と、夫も変な言葉で興奮。
「小久保の代わりに私がファースト守ってもいい気がする!」
と返すと、「むり。」と一笑にふされた。
にしても、松中さん。
足、や、お尻が痛いのか? かわいそうなほど、もう、ひどい。
よろよろと一塁をまわって走る姿、プロ選手とも思えないし。
余裕で代走かと思ったら、なぜか塁に留まって、2塁で牽制球アウトって、、、、やりきれない、、、。
ていうか、あんな状態でヒット打てるってことが、すごい。
両チームろくにランナーも出ないまま、2−1のスコアもかわらず後半へ。
むむー、なんか、盛り上がりに欠けたまま終わるのか?
ま、ドームで飲むビールは格別に美味しいから、いいけど。
なんて思ってると、夫がトイレに立ってる間に、田上がホームラン!
夫が席に戻ってくるころには(前のほうの席は、見てるときはいいけど、トイレが遠いね)、ソフトバンクにホームランが出たとき、むくむくと外野中央で立ち上がる巨大なハリー・ホーク君人形も、すでにまた収納されてた。
「この試合、最大のハイライトも見逃しちゃったかもね〜」
なんてからかいつつも、ビールが美味しいのでお互いにゴキゲンで平日のため空席も目立つ球場の中で黄色い風船を飛ばし、ラッキーセブンの攻撃。
!!!
松中、多村、連続ホームラン!!!
や、相手ピッチャーの近藤さん、だいぶ球数も積んで、前の回あたりから疲れが見えてたもんねえ。
ここでノックアウト。
お疲れさまでした、がんばったよ、あんたは。
ちなみに、松中さんと多村さんのダイヤモンドを回るスピードが全然違った。
松中さん・・・この状態でクリーンアップに入ってて、しかもホームランも打てるってとこがすごいよ・・・。
野球を見に行ったらいつも思うんだけど、こういうのって、都市生活っぽいよなあ。
地元にプロ野球チームがあるってこと。
地元だから、もちろん普段から勝敗だとか選手の様子だとかを気にしてる。
熱狂的ファンってわけじゃないけど、会社関係とか、親類縁者など、どこからともなくチケットが回ってきて、1年に2−3回はドームでライブ観戦できる。
チケット代はタダなので、球場のバカ高いビールも、ケチらずどんどん飲む。
翌日も仕事だったりしたら、ダルいのでタクシーで帰る。2,000円かからないくらいで家に着く。
なんか贅沢。
でも、総額的には、高級な飲み屋さんに行くとかより安い値段なわけで。
もちろん、まいにち地道にふたりで働いて、それでできることなんだけど。
何もかも自腹切ってまで是が非でも行きたいわけじゃなくても、なんとなく、オプション的にこういう楽しみが時々巡ってくるのって、私たちに限らず、周りでもけっこう珍しくないことで、なんかやっぱり福岡(まあ市内やその近辺に限るとしても)っていいとこだなーとか、思う。
さて、ホークスといえば、今シーズン途中から、ソフトバンクの白い犬のお父さんが応援してることも有名で、
「神様、仏様、お父様!」
「どちらもがんばれ」(えっ、どちらも・・・?)
「俺もがんばる」
みたいなキャッチフレーズを載せた白いお父さん犬の広告看板もたくさん球場に出てました。
攻守の間には、テレビでもよく見る、スマップ全員出演のCMも、がんがん流れてましたよ。
広告業界には全く詳しくないんだけど、ソフトバンクの広告って、あれ、いつも同じ人(チーム)が考えてるんですかね。毎回、コンペなのか?
ホワイト家族、ブラピやキャメロン、そしてSMAPと、まあ次から次に、印象的なのを打ってくるよね。
メンバー総出演のドラマなんかを見てると、なんかスマさんも、いいかげん落ち目なのかなーなんて思っちゃうんだけど、あのCMのゴージャスさかげんといったらどうよ! 音楽は鉄板だし、メンバーもひとりひとりが大物にしか見えないし(“ウコンの力”での中居さんとのギャップ!)、ご丁寧にキラッキラの紙吹雪まで散らしてさ。
どこまでも目を引くことに命かけてるよねー。