8キロちょっと、47分

あっついですねー。むしむしです。でも今夜も走る。夫は飲み会だしね。

家でストレッチや準備運動してる間、今夜のコースを考えていたのだが、どうにも決めかねたまま玄関を出る。
まあとりあえず、いつもの野間を廻って城南線へと向かうコースを1時間ぐらいジョグしようかな、とエレベーターを下る間はぼんやり思っていたのだが、自宅マンションからすぐの信号待ちをしている間にふと気が変わり、スピード練習を兼ねたメニューにとりかかる。

大濠公園までジョグ、3km:約18分

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周回2kmの大濠公園を、500mダッシュ→500mジョグ・・・というように繋いで1周

  • 500mダッシュ:2分15秒
  • 500mジョグ :2分45秒
  • 500mダッシュ:2分24秒
  • 500mジョグ :2分47秒

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家までジョグ、3km:約18分

ということで、合わせて約8キロ、47分のランニング。

足は特にきつくなかったけど、追い込みダッシュを挟んだことで、心肺が疲れたのと喉が渇いたのとで、やっぱり10キロまでは走れなかった。しかも、ダッシュの割に500mのタイムは決して速くない・・・。
でもまあ、こういう練習は目先が変わって、新鮮なものだ。

思い立ったときに気ままにひとりで実行できる、っていうのが、ランニングを好きな理由。
私の性格や生活習慣に合ってるんだと思う。
でも、それだけじゃ、なかなか続かない。
1時間やそこらも一人で走るってのは、自由気ままな反面、やっぱり基本的に孤独で単調な行為だ。

毎回、同じコースを同じように走っていると、当然、マンネリ化してくる。
ややもすると、家を出る前から、走る自分の心身の状況が手に取るように想像できてしまって、うんざりするぐらいになってしまう。

そこで、まず基本的なコースを何パターンか用意している。
家を出てから、北へ向かうコース、南へ、西へ、東へ向かうコースというふうに。
さらに、それぞれのコースに、大回り、小回り、平坦なコース、坂を含むもの、など、いろいろ。

加えて、
「今日はタイム重視」
「今日は時間にこだわらず、とにかく気楽に」
「距離を長く走ってみよう」
「目新しい裏道を開発」
など、毎回、だいたいのテーマを決めている。
たまには、今日のように、途中でダッシュを組み入れたりする。

ジムのトレッドミルなんかで走るのとは違って(って、マシンで走ったことないけどさ)、ロードを走るってのは、気温や湿度、季節感などをリアルに感じられるという変化もある。
同じ季節でも、朝昼晩の時間帯だけでも感覚は違う。

いいタイムを出すために集中する緊張感もいいし、ゆっくり走れば、道のりの風景も楽しめる。
「おおー、いい感じの店が」とか、「この建物、えらい歴史を感じるなー」とか。
私は福岡の中心部に住んでいるので、家から5キロ程度離れるだけでも、車で走っていたらわからない、それぞれの町の雰囲気を感じることができる。

それから、もはやランニングのお供として欠かせない音楽。
私のi-pod nanoには900曲くらい入っているので、シャッフル機能を使うと、「次、何がかかる? ん? ん? おーっ、そうくるか!」と、かなりびっくり箱状態。
もちろん、自分が好きな音楽ばかりが入っているので、基本的に、何が流れてもゴキゲンだ。
お気に入りのアルバムに出会ったら、曲順どおりに最初から聴いて、アルバム全体の構成に舌鼓を打つ(違うけど)こともよくある。だいたい、1枚のアルバムって50分〜65分くらいなので、1回のランニングで全曲を堪能できるのだ。

その日のコンディションや時間の制約、気分しだいで、コースもメニューも勝手に決められるのは、もちろん、ひとりランニングの醍醐味。
走ることにより肉体的に発散できる、というのもあるけど、仕事や日常の雑事からすっぱり離れて、自分で自分を好きなようにコントロールできるってのは、ほんとにストレス解消になる。

あとは最近、夫がウォーキング&ランニングに興味をもちはじめたので、週末、連れ立って行くのも、いい気分転換になっている。
ひとりだったらちょっと気がひけるような淋しげだったり怪しげだったりする路地にも入れるし、ひとりで走っていた道のりの風景を夫と共有するのは、いいもんだ。

こんな感じで、楽しく走ってます。
いま書いてて思ったけど、こんなふうに、工夫すること自体が楽しいってものもあるな。
「こうしたら楽しいんじゃない?」
「しかも、走力アップにもなるんじゃない?」
みたいなことを考えて、実践するってことが。

帰ってきて、ジョギングシミュレーターのサイトで走ったコースをたどって、距離をはかり、消費したカロリーや燃焼した脂肪を算出し(まあ当然、期待値ですが)、キロあたり平均何分何十秒で走ったか、って計算してもらってニタニタするのも好き。

ランニングのPlan-Do-Seeだ。
それがまた、次回のActionにつながるってわけね。
(面白くないまとめだな、我ながら・・・)