福岡県民さわやかマラソン大会
3ヶ月以上も前から楽しみにしていた大会。もちろん自分が走るつもりだったんです、10kmの部。現地でもらった選手名簿を見て、自分の名前があまりにも前のほうに載ってるんで笑ってしまった。こういうのって、エントリー順に記載されるのだ。どんだけ張り切って申し込んだんだっていう。
当分、大会に参加することはできなくなってしまったけれど、夫をかき口説いてエントリーさせてたので、当然、応援に行きますよ! 8時半前に家を出て、東区の海の中道 海浜公園へ車で向かう。税金の無駄遣いとか企業との癒着とか、さまざまな問題があるらしい人工島や、それにかかる橋とかいろいろできてて、すんごく近くなってた。
夫の同僚で市民ランナーとして素晴らしい実績をもってる大ちゃん・そのお友だちと会場で合流し、駐車場から10分ほど歩いて受付を済ませる。ここで、計測チップのついたゼッケンや、選手名簿・参加賞などを受け取ります。受付時間から夫のスタート時間まで40分以上あったので、またとぼとぼ10分ほど歩いて車に戻る。今日は寒く、また、ここは海のそばであり、だだっぴろい公園で遮るものがないため風がすごく強いのだ。
夫は2kmの部に出場。さすがに、成人男性の姿は多くありません。陸上部らしい中学生が、学校名の入ったランニングシャツ・短パンというユニフォームでスタートラインに控えている。さ、寒そう・・・。でも、やっぱり中学生ともなると、部活でやってる子はとんでもなく速い。力強いストライドには、おばちゃん、目を細めてしまいました〜。
我が夫がとことこと走ってくる姿も見えてきた。待ってる3人で大声を上げて手を振り(2kmなのに大げさ笑)、ゴールに向かって伴走する。やっぱり身近な人を応援するのって力が入り、いちおランニングシューズを履いて行ってたので調子よく伴走してたら、大ちゃんに「ちょっと! 無理しないで!」と止められた。はっ、そうであった・・・。
わずか10分ほどで終わってしまう2kmは、見てるほうも走る本人もやっぱり呆気ないもので、というか、こんなに短いと、きつさも少ないが、長距離の楽しさ・良さも味わえない(ほとんどダッシュ勝負になるので)ので、「やっぱり次は5kmに出らなね!」と話す。夫、今日の時点ではまんざらでもなさそうだった。
続いて30分後には、大ちゃん&お友だちが出る(そして私も出るはずだった)10kmの部が始まる。このころにはだいぶ気温も上がってきてたけど、雲の多い天気で、太陽が雲間に隠れたり風が吹いたりすると寒さを強く感じる。ジョグやストレッチなどでウォーミングアップするふたりを尻目に、私と夫は屋台でジャンボフランクフルトを買ってがっついたりしてました。
10kmの部は5kmのコースを2周回する。カメラを預かり、ゴール付近で応援。最長10kmの大会とはいえ、やっぱりトップで走る人は速い速い! 手元の時計で、30分足らずでゴールしてしまった。大ちゃんは、申告タイムが「良くて42〜3分」ってことで、これでもじゅうぶん仰ぎ見るほど速いんだけど、「あと5分くらいは来ないよね」なんて余裕かましてたら、なんか無茶苦茶速くやってきて大興奮! タイム、なんと38分台! お友だちも52分台で、ふたりとも見事に自己ベストを更新! 「や、いくら凹凸が少なくて走りやすかったとはいえ・・・これ、実は10kmなかったんじゃ?」というのが、ふたりの共通意見であった。どうなんでしょう。
4人で牧のうどん奈多店に寄り、ちょっと遅い昼食をとって帰路に。大会は、やっぱり練習とは違った昂揚があるなあ。応援する人が何人もいると、より楽しい。またどっか行きたい。この大会は、おおむねいい大会だったと思うけども、参加賞があまりにもショボいのが印象的だった。や、別に参加賞目当てで走る人はあんまりいないだろうが、100mlくらいの「ふくれんオレンジジュース」とボールペンってどうなのよ・・・。
3時ごろ家に着く。応援するだけでもハイになって、現地ではまったく感じなかったが、帰りの車からもうぐったりで、帰宅と同時にベッドに倒れこむ勢いで、2時間ほど寝た。