圧巻、TORI-BUDOU

午前中から、ひとりで天神へ。
岩田屋で、2週間前に購入した真珠のネックレスを受け取り、来週の法事に備えて黒いエプロンも買う。
老舗百貨店の宝飾品、あるいはブラックフォーマルコーナーなんてのには、ベテラン店員さんたちが待ち構えている。
「お暑うございますねぇ、なかなか梅雨もあけませんし。」
などと、お上品な言葉で接客を受けている自分が、すっかりミセス・・・というか、いっちょまえにおばちゃん顧客扱いされててちょっとおかしい。

夫の服(もうすぐ誕生日なので)と、バーゲンで自分の洋服、サンダルなども購入。
基本的に出不精だし、もう独身でもないし、おしゃれな洋服なんてそうそう要らないよなーなんて思いつつも、なんだかんだいって結構買っちゃうのはなぜだろう・・・。

夜は、この連休のお楽しみにしていた、薬院「TORI-BUDOU」へ。

独身時代から5年ほど、ちょくちょく通っている「Tiny Boat」の2号店だ。“焼き鳥とワインを楽しむ”という、ユニークなコンセプトのお店。鹿児島から新鮮な鶏肉を仕入れているらしく、つくね串は10種類、ハツや砂ズリといったものも超レア焼で出てくる。これがもう、すんごく美味しい! 
照明を落とした店内、カウンターの中にはズラッとワインボトルが並んでいて、女性客やカップルをターゲットにしているのがわかる。とはいえ、「Tiny Boat」と同じく、店内の雰囲気もお値段も、敷居はけして高くないのがステキ。開店して半年足らずといったところかな? 今は予約しないとなかなか入れないみたい。私たちは6時半に予約して入店したのだが、もうお客さんいっぱい。あまりの美味しさに酒がすすみ、予約得点のサングリアと、生ビール1杯ずつのあと、フルボトルを2本あけた。

それでもまだ9時前だったので、興奮冷めやらず、「SEI」で2次会。
「いやー、圧巻だったな、あの店」と夫。飲食店に対する形容詞としては、かなり最上級なんじゃないでしょうか。

SEIの名物、パイも絶品で、初めて食べた夫は絶賛していた。