『BOSS』初回 私のイケメン三銃士・玉鉄さん、最強アラフォー女優となるか・あまみさん

さて、玉山鉄二さんです。
御館の乱に敗れて演歌の花道の向こうへ消えていった。。。
・・・や、実際は自害したらしいが、
超チープなシーンでお茶を濁されていたという、
役柄的にも演出的にも超かわいそうだった上杉景虎としてのオンエアを終えたのはまだ記憶にも新しすぎる数日前のことだが、
今日から始まったドラマ『BOSS』に、ご出演。
あー良かった、録画しといて。
またこれで3ヶ月間、毎週、玉鉄さんに会えるってわけね!

いやー、当分、あちこちで見れそうだね。玉鉄。
心地よい軽みを醸すにはまだまだぽいけど
(でも、昨年夏の、緒形拳主演NHKドラマ『帽子』では、けっこう飄々としてて良かった。あの路線もまた見せてほしい。)
眉間に皺を寄せるだけで絵になるってことは、演技もだいぶ見れるようになってきたってわけだし(←何様だ、俺)。
なんせ、あの男前には、需要があるわー。

私の中でのイケメン三銃士のポジションをがっちり確保だよ。
あ、ちなみにあとのふたりは、長瀬さんと、伊勢谷さんね。
昔は、永瀬正敏みたいに、うっすい顔が好みだったんだけど、
年をとるにつれて、ちょっと絞ったら男汁がボタボタ垂れそうな、
濃い顔が好きになってきたのは不思議です。

あと、主役の天海さんね。
ああいう役やらせたら、やっぱりまだ彼女の天下なんだね。
熟女のフェロモンみたいなのが、一滴も抽出されない、あの感じ。

「サバサバ系ができるアラフォー女優」には、
黒木瞳とか篠原涼子真矢みき永作博美とかいろんなタイプがいて、それぞれ好きなんだけど、
天海さんの「モテとか一切、意識してません。色気? ナニそれ?」
みたいな潔さは、稀有だよなー。

今はどうなのか全然知らないけど、私が小学生〜中学生のときって、夏休みや冬休み時期に、NHKで宝塚歌劇を放送してたんだよね。
ちょうどそのころ、天海さんは宝塚で「10年に1度の逸材」といわれ、異例の抜擢で、瞬く間に男役トップスターへの階段を駆け上がっていってた。
なので、彼女の宝塚時代の舞台をけっこういくつも見たんだけど、
その中で一番好きだったのが、かっこいいけどコミカルな役どころ。
なんか、声の強弱とか、間の取り方が上手いんだよね、昔から。

ちなみにその頃は、真矢みきさんも宝塚で活躍してたけど、
彼女もかわいげある2枚目の男役で、すごく人気だったんだよな。
宝塚の男役といえば、その時代で言うと(前述の二人よりはちょっと前だが)、
もっとも華やかだったのは大地真央
また、中性的な魅力で人気を博したのは一路真輝(『風林火山』で主役の勘助だった内野さんの奥さんになったね)だと思うが、
天海さんと真矢さんは、いい意味での軽さ、コミカルさが、テレビドラマの世界に合ってるんだろうね。
ともかく、息の長い活躍をするって、とてもすばらしいことだなって思う。

あとこのドラマは、『コード・ブルー』の脚本とおんなじ人だよね。多分(未調査)。
キャラ設定とかネタとかにパクリが多いって指摘もあるけど、
上手くまとめてくる人だよなー。と素直に思う。
明日出る視聴率が楽しみ。春クールドラマ初の15%超えは、さすがにくるでしょう。