『西郷どん』 第11話 「斉彬暗殺」
すごい! 歴史好きが嗜好する方向とはかなり違うけれども、こういう大河も作れるんだなあと何だか感心しながら見ております。これはスイーツ大河とも迷作大河とも違って、なんでしょう・・・新感覚大河。
なんたって、ヒー様ですよ。もう目が離せない! 「幼子が死んだのに祝いの盃か(けっ!)」って、まさかの人情家。歴史好きなら絶対に思いつかない徳川慶喜の設定だ!!!
でもなるほどなって思うんだよね。「非人間的だから政治は嫌だ」という慶喜と、そこを越えて大成してゆく西郷っていうことよね。いや、この慶喜なら、幕府の最後も「人間的な観点で」身を引く可能性があるな。それを西郷が受け継いでゆく、と。いや、そんな慶喜、慶喜じゃねーだろ!って言ってはいけませんこれはドラマですからw このドラマを入り口に歴史に入ったキッズたち、いつか史料とのギャップにおののくかもしれんけど、まあそれはこの大河に限らない話です。信玄とか信玄とか信玄とかねw
毎回、引きの強いエンタメシーンをきっちり入れ込んでくるよね。プロの仕事。今回でいえば、品川遊郭の一室で鯛の切り身?かなんかを囲む吉之助・慶喜・左内の3すくみねw 「ヒ素か!」と知ってる慶喜さんはやっぱりインテリ。そこからの、仮面の男との大立ち回り(ってほどでもないか)もエンタメでした。匕首つきつけられてひたすら怖がってる左内さんの意外なチキンぶりもエンタメ。風ぽん何やってもうまいなww
今回は土煙まみれのユッキーヤ。この、毎週の全力の小芝居が、総集編で全部カットされると思うと切ないw ユッキーヤ総集編を今からでも作るべきか、自分でw
斎興とお由羅をここまでひっぱるとは意外でした。しかし吉之助さぁ、泣かんでもw 今はまだ、向う見ずに動いてこてんぱんにやられる未熟な吉之助さぁ、という描写なのでしょうけども。対面かなって面をあげたらにこやかな鹿賀丈史と小柳ルミ子、っていう画もよかったわぁ。
数ある藩士の中から、うぶで無知な吉之助さぁを3藩主の密会にまで連れて行くのは、決して人材不足ではなく、吉之助さぁが民のために死ねる男だからだし、むやみに重用しといて何も教える気がないのは時間がないからだ、という説明がされた今回ですが、力技で見せるのはある意味大河の王道とはいえ、ナベケンさんのマジ本気マジな芝居はこってりしすぎてて、もうちょっと抜けがほしいです・・・いや、毒を盛られて「抜け」が欲しいってのも無理な話かもしれんけどw ナベケンさんって、大河ではとことん毒を盛られる人生だよな・・・とぼんやり思いながら見てました。
民のための国をつくるために姫だろうが民だろうがガンガン犠牲にしていくぜ、その代わり俺っちも毒盛られても子ども殺されてもスルーするから!!という斉彬様のストロングスタイル。それにしても、え、そこで終わるのw ちょっと笑っちゃった。
睦月の十二 / 試験です
●1月某日: (facebook投稿より)
今年最初のワークライフバランス勉強会、テーマは
「2018年。AI時代に企業や社会はどんな人を求める?」
プレゼンターの熊倉さん、人前でお話する経験が豊富なのかな? とても落ち着いていて、参加者同士のコミュニケーションも取り混ぜながら、話に引き込んでくれました。
人間のIQの平均値は100。
アインシュタインみたいな天才レベルで200らしいんですが、なんと
「AIは、この先、IQ 10000までいける!」と孫さんも言ってたらしい。ケタが違いすぎて、笑えてきますがw
AIの発達・普及によって、世の中の大多数の仕事はなくなるといわれてますよね。その割合、半分とか、いやいや9割だとか。子どもが働く時代には確実に変わってるでしょうね。
そんな時代に求められる人材とは?
求められる力を、どのようにして育むか?
後半のディスカッションも含めて、とても面白いテーマでした。みなさんどう思いますか?
AIは途方もない次元のビッグデータを処理できるんだから、人間に必要なのは、コミュニケーション力や共感力。創造力。
…と、よくいわれるし、同感です。
反対に必要なくなるのは、暗記力や計算力はもちろんのこと、分析力やロジカルシンキング・・・
と、いわれますが、果たしてそうかな。
そういうの、さらに必要になるんじゃないかなと思ったりする。
なんの知識も思考力もないところから、新しいものを創造するって、可能なんでしょうか? や、アインシュタインレベルなら別だけど、凡人のIQが100ってのは変わんないわけなので。
去年、NHKスペシャルで「AIにビッグデータを処理させて日本の将来を予想する」をやってたのね。AIが出した結果をMCが全ッ然解読できなくて、かなり番組崩壊してた(笑)
というか、必要なくても、考える力を持っていたいなと私は思いました。尊厳にかかわる。なんなら、いま絶滅寸前の教養みたいなものも求められる世の中になってほしいな。ディスカッションでは「ヒューマニズム」と発言しましたが。
AIが発達しまくった時代・・・といわれると、近未来を舞台にした映画なんかが思い浮かびます。『ブレードランナー』とか。『マトリックス』とか。『マイノリティ・リポート』とか。どれも古いなw樹なつみの傑作マンガ『OZ』も(知ってる人いますか?!)
それらの作品が描き出すのは、科学の発達でユートピアになるかと思いきや、反対にディストピアに近づいた社会。人間が人間らしく生活していくために必要なものって・・・。
勉強会の写真を撮り忘れたので、最近読んだ、AIの「言語処理」の最前線にいる研究者さんが書いた本とかを貼ります。感想はコチラ。
さて、午後は試験へ・・・・
択一式でなく記述式の試験って、いったいいつぶりだろう。肩が凝り、腕が疲れ、自信はイマイチ。てか、ヤマが外れすぎ~(昔から、ヤマをはって勝負するタイプ)
でも、勉強になる科目でした。勉強ってすごい意味あると思う。この年になって、しみじみそう思う。しかし今は、これらの教科書とオサラバと思うと超うれしい!しばらくは勉強したくない~!
◆
「試験の前に別の予定を入れられるキャパすごいね」って言われたけど、要は「もう勉強したくない!!」って思っただけです! しかも言うほど勉強してない気もw 「問題解決の~」のほうは、たぶん大丈夫。問題は教育学かな~。問題多いわ、全部記述だわ、ヤマが外れるわ・・・。でもほんと、勉強になりました。いうほど勉強してませんけどw(再)
朝10時前から夕方5時過ぎまで、私が1日留守にしてる間、夫とサクは、釣りゲームができるゲーセンに行ったり、大濠公園で弁当食べて遊んだりしてたらしい。夜ごはんは、焼きさば、味噌汁、大根おろし、ほうれん草のおひたし。
サクが寝てから、夫と『アンナチュラル』の初回を見る。いちお試験前なので、ドラマの録画もためてました!! 夫「ドラマってやっぱり脚本なんだな・・・」としみじみ。この作品が終わるころには、きっと石原さとみにオチているでしょうw
睦月の十一
●1月某日: 最近ご縁のあるKさんとランチ。警固のH店、相変わらず大人気! 私たちもちゃんと予約して行った。でも、でもね、今日の日替わりパスタ、イマイチだったの。鶏むねと小じゃが、春菊のジェノベーゼ。野菜高騰の折、春菊とかすごい惹かれるやん。頼むやん。イマイチだったの(再)。ショック。
でもKさんとはゆっくり話せて、めちゃめちゃ面白かった。抱いていた印象を裏づける、これまでの彼女のエピソードをいろいろ聞けた。今後の計画も少し。
夫がおすすめの焼き鳥屋さんを予約してたので夜も外食。しかし、私もサクもおなかのすき具合がイマイチで、めちゃくちゃ美味しいのにあんまり入らなかった。ショック。サクも「あー、これ、もう1こたべたいけど、おなかいっぱいだ~ あ~」と悶えていた。リベンジせねば。
で、帰宅後、なぜかモーレツに創作意欲を燃やすサク。釣りゲームをつくるといって、竿をつくり始めた。リールを回すと糸が巻き上がる構造にしたいらしい。あまりに一生懸命やってるので、中断させるのも忍びなく、大人はテレビを見ながら(そして飲みなおしながら…ワイン1本あいたぜ)つきあう。「極タウン」といって、オーストラリアの砂漠の下に作られた町と、ノルウェーの極夜が続く町とのレポート。すごかった…。10時も過ぎて、集中力も一区切りしたかなというサクに「さすがに眠いんじゃない?」と聞くと「めちゃくちゃねむい!」というw 一瞬で寝てたw
●1月某日: すごくいい天気! 気温もそこそこ高いし、外で遊ばなきゃもったいない! 登山でもしたい!! って感じだけど、いちお明日、試験なんでね…。
てか、サクは朝から目の色変えて、ゆうべの続きで釣りゲームの作成に励んでいる。マグネットが必要で100均に行かねば、というので、家族で散歩がてら行くことにした。途中寄り道もする。クラスの子を発見。昼は「けんちん汁ふう肉そば」by 夫。よくわからんけど、美味しかった(はーと)。白菜いっぱい。
午後、サクと夫は公園とかに遊びに行って、私は昼寝もそこそこに(寝たんかい!)勉強しました。ふう。でも、もうやる気のピークが過ぎた感。さてピークはいつだったのでしょう・・・w 夜ご飯は、鶏のから揚げ、白菜とベーコンその他の煮物、枝豆、トマト。ワインも飲んだよ。明日は試験!
睦月の十
●1月某日: いなとみさん主催の勉強会へ。詳しくはコチラに書きました。
有権者になったばかり(もうすぐなる?)の年齢のお子さんがいるらしい方が、
「若い人は「憲法改正、どうでもいい」と思っている」
「選挙も、だれが当選しても同じと思っている子が多い」
とリアルな声を伝えていた。あと、「ニュース等で見て、改正に賛成してた。ずっとパッとしない日本。ちょうどオリンピックもある時期に、憲法も新しくすることで、新しい日本になるきっかけになれば」とおっしゃってた人もいた。
ところで! 10時半からと思い込んでたら、10時からだったのね! なぜ、この手の間違いをたびたびしてしまうのだろう・・・
(参照→ 葉月の十一 / 油山さんぽ ・ ブレイディみかこ講演&夏飲み - moonshine )ええ、それはきっと、確認やメモを怠っているから・・・・。
校庭開放で遊んできた息子、6時前から宿題をやる気になれないらしく(そりゃそうよね)、「てつだってー」と言うので、音読を代読してやった。代返みたいなw ほかは、ササッとやってた。今日から「メディア・チャレンジ」らしくプリントをもらってきてた。テレビ、ゲーム(スマホ含む)、ネット(動画含む)、メールやLINEと項目ごとに1日にふれた時間を記入する。
夜ごはんは、ぎょうざ、もやしとしめじとひき肉のオイスター炒め、小松菜のおひたし。ごはんがすすむ日。
睦月の九 / 読み聞かせタイム
●1月某日: 寝不足気味だけどやることいっぱい! ふせんに書き出して消し込みながら。午後、思ったより強い雨脚の中、歩いて学校まで。「読書タイム」でサクのクラスに読み聞かせに入る。
掃除の片づけをしつつ、人なつこい子どもたちが話しかけてくる。「今日はなんの本?」とバッグをのぞき込む子、「雨の中、ごくろうさまです」とか言う子もいたり。先月に続いて2度目の機会なので子どもたちも心得て、前回よりもサッと座って聞くムードができあがった。
詩集「のはらうた」より、こぐまきょうこの「やまのこもりうた」を読んだあと、「くんちゃんのだいりょこう」。
これは、かわいくてかわいくて面白くて面白い本なので、やっぱりよく聞いてくれた。読み終わると、やんちゃなSくんが「おれ、この本かいたい。おもしろかったもん」と叫ぶ。「やろ?やろ~?」と超同意。
その足で、男女共のサポーター講座へ。えーっと・・・第9回かな。ワークショップとファシリテーションの実践。面白かった。
帰ると、サク、本日行われた席替えについてコーフンして説明。初めて、くじ引きによって決めたらしい。盛り上がるよね! そしてインフルエンザの波・・・。4年生、5年生のうち数クラスが学級閉鎖に! サクのクラスも、昨日5人、今日4人がお休みだったそうだ。
夜ごはんは、豚テキ、もやしとしめじ炒め、ポテサラ、小松菜。飲み会から帰宅した夫と、2/3くらい残っていたワインをあける。
『西郷どん』 第10話 「篤姫はどこへ」
大河ドラマの醍醐味の一つは、歴史を彩るさまざまな人物が次々と登場してくることにある。うぶで鷹揚な西郷に対し、食えない遊び人ふうの一橋慶喜。切れ者で志に燃える橋本左内。造形、キャスティングともに、今後が楽しみになる取り合わせをよく考えてあるよなーと感心。
風間俊介の橋本左内、さすがにうまい。生真面目で間違いなく優秀な、けれどどこか危うい雰囲気を初手からびんびん出してくる。西郷をdisって帰る様子、本当にかわいそうなのは勝手に見込まれて勝手に失望された西郷のはずだが、一人でキリキリ舞いしてる左内のほうが気の毒に見えてくるんだよねw 「僕」という、この時代には真新しい一人称を意識的に言っているのもよくわかる芝居だった。それにしても最近のジャニーズさんは時代劇に溶け込むどころか引っ張るくらいの勢いの方が多いですね。
今回すばらしいなと思ったのは、海辺での西郷と篤姫のシーン。鈴木亮平が語る薩摩での大家族の思い出が、映像つきだったからというだけじゃなく、本当に実体験を語っているかのような風情で、その日々はもう二度と戻らないんだなあと思うと、ついうるうるしてしまった。回想シーンに映る篤姫の実父、島津忠剛が長塚京三でないことに違和感を覚えた視聴者は私だけじゃないと思いますが(笑)、西郷と篤姫の回顧が響きあう感覚で見ることができました。
が、残念だなと思ったのもこのシーンで、万事につけ一から十までセリフで語らせる作風だから仕方ないとはいえ、篤姫の「あらためて礼を申すぞ。ありがとう」あたりは、その前が叙情的だっただけにくどくどしく感じられたことでした。
南野陽子の幾島。斉藤由貴の代役ですが、さすがの貫禄でハマってましたね。松坂慶子からの幾島ラインとしても継承性を感じましたw 「ひ・かぁえよ」キャッチーにくるなあw お庭でいちいち反応する吉之助かわゆ。
かわゆいといえば、ユッキーヤですよ。今のところ、なんちゃぁない役どころなんだけど、いつも全力で芝居をしている! 品川遊郭のお玉さんだか誰だかが優しいと感激してる小芝居の小物感のすばらしさ、今さらユッキーヤをこんな使い方するなんてゴージャスなドラマや!
側近・山田を演じる徳井さんの軽妙な演技が斉彬の重厚さとコントラストを作っているのはわかるし好きなんだけど、いかんせん他の家臣の姿が見えない状態で西郷に課される「慶喜と昵懇になれ」という命・・・。さすがに薩摩藩の人手不足感甚だしくw 幕末史、大丈夫かなという気にもなりますw
でも今回のキモはやっぱり、「お篤は不幸になる」宣言なんでしょうね、そこはキレイキレイでごまかさないんだね、と。藩主の座に就くために父も陥れた(というか正々堂々のギャンブル?だったけど)斉彬ですが、あれはいわゆる下克上だったわけで、今回の篤姫についての言及は、
「大義のためなら自分より力弱き者も犠牲にするのをいとわない」
と言ったも同然で、それはつまり「西郷おまえだって大義のためなら切り捨てる」と言ったも同然だし、一方でそんなマキャベリストな腹の内を開示するほど西郷を見込んでいるとも言えて、なかなか興味深いものがありました。
『伝わる・揺さぶる!文章を書く』 山田ズーニー
わたくし、この本を中古で入手したんですが、2014年、43刷!
静かなロングセラー。それもそのはず、というクオリティ。
そのものズバリなタイトルのとおり、伝わる、それだけじゃなく揺さぶるような文章を書くための本である。とはいえ、“文章術” つまり「このとおりにやれば上手く書けるよ」というテクニックの本ではない。魂の本だ。といっても気合いで涙腺に訴えろ、というスポ根的発想からもほどとおい。
「考える」ための本だ。何をどのように考えるべきか、その道筋を照らし出してくれる。
学校って、やたら作文は書かさるのだけれど、どうも「表現力」とかいう漠然としたものを、漠然と評価していた記憶。で、その漠然と求められる空気を察して書くのは苦手じゃなかった私のような人が、大人になってからちゃんと「機能する」文章を書けない、というあるあるが発生するw
いったい何が言いたいのか。何をめざして書くのか。誰に伝えたいのか。根拠をどう示すか。
そういった、1つ1つをクリアにしながら書くこと。それはつまり、1つ1つについて、ゆるがせにせず、しっかりと考えるということだ。たぶんそれが、日本の教育に(少なくとも、私の世代が受けた教育では)もっとも足りないことの1つだと思う。
考えることを嫌う人は少なくない。「考えよう」よりも、「考えるより感じよう」というフレーズのほうが、支持率がずっと高いはずだ。でも、考えることのすばらしさ、考えて考えて表現された言葉がどんなに胸を打つか、この本ではプロローグで鮮やかに教えてくれる。終章の「揺らぎの大切さ」もまた、同様。書くことは考えること。考えることはよく生きることだと感じさせてくれる。もっとこの本を読み込んで、私ももっと良い文章を書きたい。だってこの感想文、考えぬかずに、感覚で書いている(だめやんw
睦月の八
●1月某日: 「ゆるマジ」第6回オンエア(笑)。相方あこさんは、お母さんとしてセンター試験を迎えたこの週末も比較的遠方で講演があり、翌日にはこの「ゆるマジ」を。いろんな意味で本当にタフ・・・! 放送直前に、facebookのライブ配信の仕様がマイナーチェンジしていることに気づいて焦る。
終わったあとのランチは清香園が定番に。3月にまたイベントをやりましょうと計画開始。帰宅後、あちこちに連絡したり、こまごまとした要件を片付ける。朝、勉強しといてよかった~。疲れて、早く寝る。
あ、でも、キムタクがゲストに出た『帰れま10スペシャル@くら寿司』は、ロケ終了まで見たw この番組がレギュラー放送していたころ、まだ2歳くらいだったサクは、「何位ですか?!」のあとに、タカトシと一緒に拝みポーズをしていたものである。今7歳になっている彼は、「なんだ、このばんぐみ。あてないとおわれないって、なんなんだ」と激しく疑問をていしながら、食らいついていたw
夕方の彼は「キュウレンジャー」のホウオウなんとかのシールドを段ボールで作成。なんと、「仮面ライダービルド」のフルボトルも装備できるという、いいとこ取りのクリエーションをw
●1月某日: べ・ん・きょ・う。「ママじゃな」たまきさんのレポートを仕上げて、アップ。たまきさんはfacebookもされているので、反響が私たちにも可視化されて、うれしい。
たまきさんの場合に限らず、モデルさんのお友だちからはよく、「○○のエピソードは知らなかったけど、たまきらしい」「読んで元気をもらった」というような声をいただくのですが、その声に私たちが元気をもらっています! 勉強の合間に、facebookでそんな声を見ると、癒されます~。
夜ごはんは、手羽元と根菜のトマト煮、あじ刺し、ポテサラ、パプリカ、レタスなど。夫が有休で作ってくれた~。あじ刺しでサクが握りを作るんだけど、たびたび経験値を積んで、けっこうサマになってきてるんであるw
ノーベル文学賞の受賞後にNHKのアナウンサー(?)がロングインタビューした番組を見た。すっごくよかった。カズオ・イシグロが平易にな英語で深い内容を話すのが、彼が書く小説と非常に重なる。
睦月の七
●1月某日: 午前中、子どもと外で遊んで帰ってきて
「おなかすいたー」
「今ごはん作ってるよー」
という、息子と私…ではなく、私と夫の会話。私ってこの家のもう一人の子ども・・・。
で、ちゃんぽん食べた後、勉強を始めて10分で眠くなったので20分だけ寝ようと思ったら瞬く間に1時間半経っていてやけくそでひらいたfacebookで読んだ淳の記事が面白かった。今日、センター試験を受けている淳。以下、記事の大意。
「たとえばFacebookで働いている人は、仕事が終わると外に出ていろんな人たちとどんどん会い、そこで得た気づきを、自分の仕事に生かしていた。日本の芸人のように、仕事の後も芸人同士で飲みに行き、居酒屋で仕事の話を延々と話しているのとは真逆の風景」
「とある番組を作ったら2000万の赤字。テレビに誰も手を出さない理由がわかった。もうからない。自分でやってみたからわかったこと」
「困った案件をいつも相談している弁護士がいる。彼女はすごく能力が高い。その能力の土台が法律の知識。ルールを知らない人は、ビクビクして安全な場所ばかり歩く。どこまでがルールの範囲内で、どこから逸脱なのか、その境目を知った上で、境目のギリギリ内側を歩きたい。大学で手に入れたいのはそのための知識」
というわけで、私も勉強する。試験が近いのだ。午前中、スーパーで「フルボトル」(←仮面ライダービルドのアイテムね)を見つけたサク、「とーちゃん、ひるごはんたべたらスーパーいこう」と誘っていた。お小遣いをもっていってゲットした様子。夜ごはんは、牡蠣フライ! 夫が初チャレンジ。めたくそおいしかったー。子どもはチキンカツ。ほか、きびなごの唐揚げ、もやしとモツ炒め、サラダ、枝豆。豪華(高カロリー)じゃのう・・・。
●1月某日: 朝から夫がカレー作り。何くれとなくサクも手伝う。めっちゃおいしい。ついついおかわり。豆たっぷりのカレー。ちなみに、豆をもどしといたのは私です!(アピール)
夫とサク、ジョギングがてら、借りてたCDなんかを返却しにいった。往復3キロくらいあるかも。サクよく走ってたらしい。勉強してた私も夕方走った。走ると、体はもちろん頭もスッキリするので。昼、たっぷりごはん食べてたせいか、パワーがすごいw
サク、昨日から取り組んでいた自作のハウステンボスガイドブックを完成させる。10ページほどある力作だ。惹句もなかなかいい。夜ごはんは、鮭、大豆とひじき煮、白菜とだいこんの味噌汁。楽しみにしていたナスDの無人島サバイバルの続き、ちょっとしか放送されなかった。まだまだ編集が追いついてないらしい。ひっぱるな~! わかるけど。『西郷どん』2話、本役が登場。瑛太の正助どん、ずっとしゃべっていてほしい~!
「私のあなたの眠れる力を社会へ vol.2」レポート
3/10、『私のあなたの眠れる力を社会へ vol.2』
いろいろな形でご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!
長くなりますが記録しておきます。
素敵なお写真を撮ってくださったのは、井上智美さんです✨
(撤収前、残っていた人で撮りました↓)
🍀第1部 ゲストスピーカーさん、あなたのヒストリー教えて!
3人の方に、おひとり15分ほどで語っていただきました。
あらためて、この形式ってすごくいい❣️
「ママじゃない私、ポートレート」もそういう気持ちでやっているんですが、人をインスパイアしたりエンカレッジしたりするのは、過程=プロセスなんですよね。結果ではない。
名刺交換や自己紹介。ふだん表に出るのはたいてい、肩書や現状という「結果」で、
人間、すばらしい結果を見れば、「すてきだなあ」「すごい人だ」と尊敬はしても、
「平凡な私とは違うな…💦」と線を引いてしまったりする。
でも本当は、どんな人にでも、ここまでの道のりがあるんですよね。紆余曲折の。
その道のりを知ることによって、すてきな人と自分との距離はぐっと近づく。私にも手が届く何かが見えてくる。
しかも、1人じゃないところがイイ❣️
3人いたら、当然それぞれ個性的で、違う道のりがあり、今いるステージも違う。
正しい答え、目指すべき道は1つじゃないんですよね。
🎵あかねちゃん
私の同級生です。
今の会社で働き始めたとき末っ子ちゃんはまだ0歳、子どもたちの病気で休みがちで、職場で苦しい思いする日々を私も垣間見てきました。よくぞ乗り越えたなあと。そこからさらにもう1人授かって、今は育休中の彼女。こうやって、がんばって働き続ける人がいろんなところにいるからこそ、みんながあとに続きやすくなるんですよね😊
🎵三好さん
「ままいる」の代表として様々なことに取り組んできた実績や能力を、巧みなスライドに見ました✨
ご自身が強いリーダーシップを持ち、新しいことにもどんどんチャレンジし、とてもかっこいいイメージ。そんな彼女からディスカッションの最後に「男らしさ、女らしさには良い面もある」という言葉が出たのが印象的でした。人間ってたくさんの襞をもっている、と感じられる瞬間が好きです。
🎵覚田さん
プレゼンを聞きながら、私泣いてしまって…😣 まさか泣くなんて思わなくてハンカチが手元になくて💦 こういう場でよくお話しくださったなあと。それが彼女の強さだし、いま彼女がご家族に支えられているから強くいられるんだろうな、と。
「暗黒時代」のあとの「パートナーとの出会い」で、本当に本当によかったなあ、と思いました。今のチャレンジにもとても興味があります。
🍀第2部 みんなでトーク 「私のあなたの眠れる力を社会へ」
中学生から小さい子まで、何人ものお子さんもママと一緒に来てくださってました。とてもうれしかったです💗
幕間には、サニー安田氏による歌🎵もあり、お子さんたちがキャンディーを配ったりマイクでおしゃべりする一幕もあって、和やかでしたよね。
これまたいつも思っていること、
「道の途中にいる人も、どんどん語っていいんじゃないかな!」
【ママじゃな】をやってきて、何十回も耳にしてきた言葉、
「私なんて」「私なんかでいいの?」(←と、モデルを断られる…)
立派な肩書を持っていたり、子育ても仕事も両方を(←重要!)ちゃんとやれていたり、仕事じゃなくても素敵な趣味があったり、
そういう「特筆すべき何か」を持っていなければ、
みんなの前で発言する資格なんてないんじゃないか…❓
私なんかが発言すると、何様と思われるんじゃないか❓
角が立つんじゃないか❓
っていう思い込み。
いろんな環境がそう思い込ませるんだと思います。
私も、気づいたら言ってますもん。
「いえいえ」「私なんて」「ただの主婦ですから」
その悪気のない謙遜や沈黙が、
あとに続く女性たちにも萎縮を強いることになったら
今ある問題を子どもたちの世代へ先送りすることになったら、悲しい。
それに、発言するって怖いことのような気がするけど、
やってみると、けっこう、気持ちがいいものです。
大きく見せるのでも小さく見せるのでもなく
ありのままの自分の言葉でしゃべって、受け止めてもらえると、なんだか自信がもてます😊
ということで、
「しがない専業主婦」の私が皆さんの前でファシリテーションしてもいいじゃない👍
ドラマや芸能ネタを話題にしたっていいじゃない👍
主婦だって政治を語るよ! 人のネタはすぐパクるよ! …という感じでやらせてもらいました。
もっとテーマを深堀りできればよかったなあ、もっとたくさんのご意見をいただけるよう進められたら…と、反省点はたくさんありますが💦
みなさんのおかげで、友だち同士での世間話とも、きっちりかっちりした勉強会とも違う、リラックスしつつも活発な、良い雰囲気ができていたように思います😊
身近な大人たち、しかも女性たちが、決められた正解を求めるのではなく、相手を論破したり追及したりするためでもなく、みんなが明るく楽しく、自分の言葉で話す場。
それを子どもに見せられるって、すばらしいことですよね。
それでは、アンケートに書いていただいた感想を、一部ご紹介します!
◆
・女性はみんなモヤモヤをもっている。もっと社会を変えたいなと思いました
・男性目線からのすりこみの話が興味深かったです。もやもやの原因が少しわかった気がしました。
・私自身、今が暗黒時代。不安がたくさんですが、今日の話をうかがって1つ1つがんばろうと思いました
・男性、女性、能力や役割の違いはあれど、認め合って共力、協力していければいいなと思います。
・政治経済の分野などあらゆるところで女性の感性や気づきが生かされるといいと思います。
・3人のお話に、家事育児と仕事は両立できる! 子育てがひと段落してからでも遅くない!と思えました。
・悩みつつスタートするのが今日の3人の行動力の共通点かなと思いました
・3人のお話を聞いて、「自分の歩んできた道」はすべて意味があったと思えるようになりました。これからの自分の人生も楽しみです
・前向きで、ご自分をよく理解している素敵な女性たちが参加している印象でした。
私自身、何をするとワクワクするか、今一度自分と向き合いたいなと思いました。
◆
最後に、
「えみちゃん、ファシリテーションやってみない?」
と思いもしないチャンスをくださった雁瀬さん、
「手伝うよ、大丈夫だよ、すてきだよ」
と いつもエンカレッジしてくださる智美さん
周りを巻き込んでいける人
応援して、力を引き出してくれる人
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
by宮沢賢治
みなさん、第3回へのご参加&登壇、お待ちしています!!
◆
【Life is mine】サニー安田さんが書いてくれた感想を紹介します✨
第2部のディスカッションの時、男性もいるほうが絶対いいよなあと思ったのと、途中で歌をやってほしかったので、参加を依頼しました。
彼がギターを持って登場した時、いきなり何が始まるんだと思われた方もいたかもしれません😅
仕事、家事、育児、地域活動、PTA・・・たくさんの「役割」でできている女性たちの忙しい毎日。ひととき「役割」から解放して、心を自由にしてくれるのが、
1枚の絵や1曲の歌なんじゃないかと思っています。
ナマの絵、ナマの歌なら、なお良し。
それで、忙しい時間を縫って来てくださったみなさんに、1曲お届けしたかったのです。