皐月の十

●5月某日: 今日は夫が午後休をとれたので、自由登園期間中のサクは午前中だけ幼稚園へ。なんとなく体が重い。夫も同様だったようで、ゆうべ飲みすぎたかね、と話す。

12時前、サクを迎えに行く。午後までいる子たちがもうお弁当を食べ始めていて、あららサクはどうしてるかなと思ったら、先生におみかんをもらって食べていた。かわゆ。先生、ありがとう。「お父さんが帰ってくるんですってねー。いいわねー」と、先生。幼稚園でもそういう話してるんだね。サクがカバンを持って出て来るまで待ってたら、年少の子たちが5,6人たむろっていて、のぼる→飛び降りるをするので褒めると、みんな次々にのぼって飛び降り、のぼっては飛び降り。かわゆ。いろいろ買い物があってお腹ペコペコで、ひっさしぶりにほっともっとで弁当を買うと、サク、ロースかつ弁当(おかずだけ。ごはんは家にあったので)を全部食べた・・・。驚き。

午後、サクと夫は博多方面へ。鉄道模型の店で、新幹線をNゲージで走らせることのできるコーナー(有料)があるのを友だちから聞きつけたらしく、そこがお目当て。平日なので空いていて堪能できたらしく、ほくほくで帰ってきた。夜ごはんは、焼き鮭、味噌汁、小松菜おひたし、とまと。サクが寝てから、女子バレー(リオ最終予選・タイ戦)の最終セットを夫と見る。大逆転勝利。

 

●5月某日: サク弁、さつまいもごはん、冷食のしゅうまい、枝豆入りスクランブルエッグ、さつまあげと糸こんにゃくの炒め煮、にんじん煮物。ほとんどがゆうべ仕込んでおいたもの。弁当作りは小さな努力が大事ですね…。登園途中、さくらんぼゾーンでクラスの女の子が採集してる。ちょっと話して、追い抜いて行ってたら、「さくーーーいっしょいこーーー!」と、その子が走って追いかけてきた。微笑ましいのう。

お母さん劇団の活動、次の誕生日会でやるペープサートの制作。器用だったり創作のセンスある人がいっぱいいるなあ、って、過程を見てるとすごく面白い。自分は粛々と(嘘だ。くっちゃべりながら)単純な仕事をこなしておりますw 降園後、サクは友だちの家へ。自転車に乗っていくというのでいったん帰ってから送っていく。そしてもちろん帰りも迎えに行くのです…。今日も暑いわ。そう、今週はずっと、25度とか27度とかまで気温が上がっている。体が水分その他を求めている感じがして、スーパーで甘夏を買った。

夜ごはんは、唐揚げ(専門店で買った)、焼きビーフン、さつまいもごはん、コールスローとトマト。夫は飲み会。サクを寝かせた後、片付けその他をやって私も10時前に寝てしまった。みょう~に疲れていた。

 

皐月の九

●5月某日: 今週も4日、サク弁日となるので、今日は趣向を変えてサンドイッチにしてみた。ツナ、卵、リンゴジャムの3種類。おかずに、ソーセージ、きんぴらごぼうin ちくわ、きゅうり、りんごを少しずつ。

ていうか、登園時、すごい雨である!! 近所のママさんが乗せて行ってくれたんだけど、そちらのおうちまでの徒歩3分ほどでびしょぬれに・・・。大きなステップワゴンに子どもが5人、ちょっとした園バス状態で登園。行ってらっしゃーい。ありがとう。

さて今日は年に一度の家庭訪問なので、気張らないなりにもそれなりに掃除・片付けして、サンドイッチ作りで出た耳をラスクにしようとオーブンを予熱し、同時に私の昼ごはんにトーストを焼いていたら、プチンと電気が落ちました。電灯パソコンなどは生きてて、レンジ・炊飯器・トースターという台所回りのコンセントだけが死んでいる。書くのも疲れるので以下は割愛しますが復旧までいろいろ試みて疲れました。そして家具の裏に引っ込めてたコード類を引っ張り出すと当然埃ちゃんたちも一緒にやって来るのでまた掃除しました。しくしく。

幼稚園から帰ってきたサクに、そんな話をつらつらすると、「たいへんやったな」と夫のような相槌を打ち、夜、帰宅した夫に、上手に今日の事件を説明していた。ありがとう・・・わかってくれて・・・。そんなこんなで家庭訪問は無事に終わりました。今年は、この道20数年の、優しいベテラン先生。安心です。

夜ごはんは、皿うどん、きんぴらごぼう、きゅうり&ツナサラダ。なみなみとビールを注いだコップを夫が倒し、カーペットがびちょぬれになりました。あーもったいない(こぼれたビールが)。


●5月某日: サク弁、ごはん、豚&玉ねぎ炒め、卵焼き、ピーマンきんぴら、ツナきゅうりサラダ。本人の希望により、今日から久しぶりに2段弁当。冬からこっち、アルミの弁当箱を使っていた(冬場はストーブであたためて食べるので)ところ、今日から少し容量が増えます。帰ってから聞くと、「おかずもうすこしおおくても だいじょうぶだよ」と。昼間はしこしこ地道に。昼は久しぶりの納豆パスタ。最近、スーパーに納豆の在庫が切れていることがしばしば。こちらくるのは、熊本で作る納豆が多かったらしく、工場が再開していないということだろう。

幼稚園の帰り道、桜の木に生ったサクランボの熟したのを友だちと探してちょい食べ(笑)するのが今の季節のお楽しみ。まだピンク色の、熟してないのを小枝ごと折って、家に持ち帰って水に挿すのも楽しみ(実が1つ2つついてるだけのほんの小さな小枝なのでお許しください・・・てか市の元・沼地に生えてる桜だけど)。2日くらいで真っ黒に熟して食べごろ(?)になります。そのまま友だちがうちに遊びに来て、たいそう楽しげに遊んでおった。

夜ごはんは、鶏肉のクリーム煮(ピーマン、エリンギ、玉ねぎ)。厚揚げグリル(しょうがとネギをたっぷり乗せていただく)。キャベツときゅうりの酸っぱいサラダ、ミニトマト。サクが寝た後、夫と飲んで夜更かし。Eテレの「きょうの料理」の録画を、夫が厳しい目で見つめてぶちぶち言う(笑)。

 

蜷川幸雄、告別式。弔辞は、平幹二朗、大竹しのぶ、吉田鋼太郎、小栗旬、藤原竜也。それぞれに心のこもった・・・というか熱い文章だった。彼らにとっては本当に蜷川が見ている舞台に立つようなもんだったろうな。まぁ演出方法は昭和のアレだったんだろうけど、彼に壊された人もいっぱいいるだろうけど、そもそも舞台演劇というものがそういう非人間的なものを含んでいるんだろうなとも思う。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160516/k10010523131000.html
(リンク切れるかもしれないけどいちお貼ってみる)

 

『とと姉ちゃん』 第17週 「常子、花山と断絶する」

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とにかく次週が楽しみ! 

 

 

>>女性4人に1人は、鉄分残高、ゼロ。
鉄分吸収率を上げて美と健康へ導く天然ドリンク、サジー

 

 

皐月の八

●5月某日: 思いつきで油山自然の森。行こうとなると素早く弁当作りにとりかかる夫がエラい。「え?おにぎりして卵焼き焼いて、ミニトマトとか果物とかあるもの詰めてるだけやん」うん、そうだけど、そうなんだけどね、それがめんどくさいなって思うダメ人間がここにいるではないか(笑)。夫がもっとエラいのは、自分が簡単にできることを妻に求めない点である。「こんな簡単なことぐらい、やれよ」って言っちゃいそうだよね。

 

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(写真、やたらけむってる・・・)


さて油山、自然の森のほうに来たのは、少なくとも大人になってからは初めて。とても広い。地図を見ながら、なんとなくの目的地を決めてブラブラ歩く。歩き始めてから間もない場所に小屋があって、入ってみると、油山で採集したという蝶やカブトムシやクワガタなど昆虫類の標本、鳥たちの羽やら、もちろん写真もたっくさん展示してあって、サク釘づけ。確かに見ごたえあった。そして整然と並べられた標本って美しいんだなと思った。執念に近いような情熱が伝わってくる。

さてルートに戻って小一時間、きつい山道ものぼって、とりあえずの目的地にさだめた吊り橋へ。思ったよりかなり立派なもので、建設の経緯を刻んだ碑みたいなものまであった。吊り橋然り、この自然の森自体、当時の福岡市長進藤一馬の肝入りで始まったようで、ここに限らず市内のさまざまな施設や銅像なんかには、必ずと言っていいほどこの人の名前がある。長期政権だったのも含め、時代なんだろうなーと思う。40年くらい前の話ね。

これからどうしよう、って地図や案内表示を見て話して「とりあえず展望台目指すか」となる、やっぱり人間(バカ?)は高いところを目指したがるものですね…。展望台は376mだったか、かなり高かった(注:途中までは車でのぼってきています)。とても良い天気で暑いくらいだったんだけど、なかなかけむっていました。お弁当を食べて、道々に点在しているアスレチックで遊びながら降りる。翌日の昼、ふいに二の腕に鈍い筋肉痛を覚えたのは、このときの疲れだったのだと思われます。

夜ごはんは、もつなべ。酔っぱらいつつサクとオセロをしたら、そりゃ全力でかかったわけじゃないけど、思わぬ大敗を喫して目が覚める。サクが寝てから、とりためてた録画を夫と消化。

 

●5月某日: 午前中、ランニング8キロ。暑い。11時ごろにはもう25度超だったのでは。帽子はかぶっていってたし、つとめて日陰を探しながら走っていたけど、すごく暑くて、夕方近くまで頬がポッポと火照ってる感じがあった。午後からサクと近くでボール遊びやらした夫も、3,40分で帰ってきたけど、「なんかちょっとヤバかった」と夜になって言っていた。暑さに慣れてない時期は熱中症に注意ですね。

さて博多駅近くに最近できたKITTEが今日のランニングの目的地で、外から見ただけだけど、あまり人がいなかったような・・・? 午後、明日に備えてちょこちょこ掃除したり、そのついでに断捨離したり。サクも厳寒の掃除など手伝う。夜ごはんは、さば、大根おろし、小松菜おひたし、きんぴらごぼう、味噌汁。

 

皐月の七

●5月某日: サク弁、ごはん、ひき肉とひじき、キュウリのカレー炒め、ソーセージ、のり卵焼き、りんご、パプリカ。登園路、ちょっと前から計画してた、近道を通ってみる。というのは某小学校の中。けっこう、そこ通ってきてる子たちもいるようで、行ってみたいとサクが言う。手を繋いで裏門から入る。「うわー、どきどきするー」とサク。折しも、運動会の練習を始める体操服姿の小学生たちがわらわらと校舎から出て来るのとすれ違うことになり、ドキドキも最高潮だったようです。幼稚園の、こちらも裏門から入って先生に「おはようー」と声をかけられるとホッとしたようであったw 

今日は夕方、どんぐり文庫へ。冬の間、体調不良だ極寒だなんだでご無沙汰していて、久しぶり。サクも行く前から楽しみにしていて、「どんぐりぶんこって、すごいよね! あれが、いえなんやもん。きで できとうとよ?! おみせみたいに えほんがいっぱいやし」と力説していた。木のすがすがしさにみちた家、今日も心地よく、梶田さんはあたたかく。お話(語り聞かせ)は「世界で一番きれいな声」、猫や犬やあひるや牛の鳴き声が素敵だなーと思って真似をしてもすべてうまくいかない鴨の子が、やがてお母さん鴨の鳴き声を上手に真似てハッピーエンド。鳴き声のたびに子どもたちから笑い声。サクに絵本5冊、私も1冊、絵本関係の雑誌を借りて帰る。

夜ごはんは、親子丼、キャベツとミョウガのごまだれ和え、きゅうりとひじきの酢の物。昇級の面接を受けた夫、ストレスは溜めやすいほうか?という質問に「はぁ、よくわかりませんが、家族によくしゃべって寝つきがよいと言われます」と答えたそうな。

 

●5月某日: 自由登園期間中につき、今日は午前中だけ園に預かってもらって、昼に母を呼ぶ。サクには朝告げた。喜んでた。12時前に迎えに行くと、園でも話していたらしく、先生に「おばあちゃんがいらっしゃるんですってね。楽しみね」と言われた。子どもたちは、昼ごはんの準備をしているところ。テーブルをわっせわっせと運ぶ子、ふきんを濡らしに行く子など、みんなで動いてる。一緒の部屋で食べるらしい年中さんは、壁際にカバンを持って並んで座って待っている。どちらもかわいい。

さて母も、頼んでいたピザも無事に到着し、昼ごはんー。サク、ひとしきり食べて「もうこれぐらいでおなかいっぱーい。ごちそうさまー」と言ったあと体重計に乗りに行き、大台まであと一歩という計測結果が出ると「やっぱりもうちょっとたべる」と食卓に戻って来る。なんかの選手みたいw 母とサクが遊んでいる間に家事雑事も多少片付き、駅まで送っていった帰りに買い物を。夜ごはんは、豚バラ、キャベツの千切り、ズッキーニとトマトのマリネ、きゅうりの浅漬け、トマト。

 

 

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皐月の六

●5月某日: サク弁、炒り卵と唐揚げの照り焼きごはん、チクワ入りきんぴらごぼう、さつまいも煮、りんご。自由登園期間は正式な保育期間ではなく、よって給食もないので、預けるときは毎日お弁当持参になります(泣)。でも正式な保育期間ではないから、冷凍食品も果物も入れちゃうぞ!!という私はお気楽人間。

迎えの時間は雨で、近所のママが数人を一緒に車で連れて帰ってきてくれた。帰宅後、サク、「おにたいじゲーム」を一生懸命工作。そりゃもう力作なので、夕方の忙しい時間だけれども付き合わないわけにはいかない。

夫が飲み会なので夜ごはんは簡単に。ピザの具と台が残っていたので、ピザにした。大根と鶏ハムのサラダ、トマト、さらし新たまねぎにポン酢(私だけ)など。夫は博多駅に開業したばかりのKITTEでもう2度目の飲み会。好きよのうw 帰宅後、2次会と称してちびちび一緒に飲みながら、東出くんの「家族に乾杯」の録画を見る。

 





●5月某日: 夫が有休をとれたので、サクも幼稚園を休ませる。昨日のログにも書いてるけど、今週・来週は工事の関係で自由登園期間なので。今日はお母さんもお弁当を休むのだ(この期間は給食がない)。朝起きたら、昨日から引き続き雨降ってる。

放送大学の学習センターに所用を足しに行くついでに、近くのラーメン屋で昼ごはん。とんこつ原理主義の福岡には珍しい味噌ラーメンのお店だが、夫のリサーチ通りたいそう繁盛していた。味噌といっても、北海道・信州・名古屋・関西(?)そして九州と5種類の中から選べる。味噌の効能についての説明も豊富で、並々ならぬこだわりの店らしい。私と夫は北海道の、サクは甘いのがよかろうということで九州味噌を選んだ。麺は(たぶんスープも)同じなのに、味は全然違いました。どちらもとても美味しかったです。人気のはずだ、ズズー(スープすする)。

さて放送大の学習センターは、私が学生時代に通っていたキャンパスとは違うけど、九大の施設の中に間借りしているので、懐かしい感じがある。謎の施設(炭素なんちゃら研究センターとか、国際アジアリーダーなんちゃらとか、とにかくいろいろ)がいっぱいあるのも、建物や内装が非常にそっけないのも(笑)。夜ごはん、鶏手羽の照り焼き、アジ南蛮など。ビール、白ワイン飲み、家族して早寝。

 

【“ママじゃない私” ポートレート  更新情報】

(あらっ。こちらでの告知、またまた忘れてたわ。1ヶ月近く前にリリースしてましたの…)

 

こんにちは、外は梅雨空が続いていますね。(※梅雨空が続いてくる頃にfacebookで更新告知してたのデスw)
どうぞ、「ママじゃな」で初夏の空と緑を感じてください♪...

私(インタビュアー・エミ)の幼稚園のママ友で、
ポートレートのvol.17に登場してくれた茉莉子ちゃん。
彼女が、長男を出産した産院で出会って仲良くなったのが今回のモデルのみどりさんです。広がる人の輪がうれしいです(^^)。

私はプロセス(過程)やディテール(詳細)のお話が好きなんだなー、
とあらためて感じた今回の取材でした。

みどりさんにしても、
小さい子が3人いる中で、バランスボールの資格を取って教室で教えていて・・・
「すごい人だなあ、特別な人なんだなあ、私なんかと全然違う」
って思いがちじゃないですか。

でも、「すばらしい結果」だけを見るんじゃなくて、
それが達成されるまでのひとつひとつのプロセスを聞いてると。
ひとつひとつは、私にもできるかもしれないって思えてきます。
小さな決断、小さな勇気、小さながんばり。

できることから、ひとつずつ。
そんなプロセスの積み重ねが、何か大きなものにつながっていくんですよね。

 

mamajanaiwatashi.hatenablog.com

 

 

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皐月の五

●5月某日: 午前中、走る。ゆうべはあまり飲まなかったし(当人比)、なんだかやる気で、今日はちょっと遠くまで行ってみようと目的地をさだめる。結果。遠かった~。復路も、家まで遠かった~(笑)。10キロ以上走ったのは3か月ぶりくらいかな、しかもそのときとは気温も10度以上違うしね。でも心地よい疲れと充実感。精進しましょ。

夕方、サクが「おかあさん、ふろそうじ、やってあげる。」と申し出てくれる。「よつばと!」のよつばちゃんの真似っこでやりたがるようになり、何度かやってもらったんだけど、まぁ正直まだ力不足(比喩的な意味でなく、こする力が弱い)だし、必要以上にびしょびしょにしたり自分もなったりしてちょっと面倒だったりもするんだよね。もちろんそのプロセスを経ないと上手にならないんだけど、ちょっと急いでたのもあり「いいよ、今日はお母さんがするよ・・・」と逸らそうとしたら「いいよいいよ、やってあげるよ、”ははのひ” だし」と説得されたのでやってもらったお母さんです。

夜ごはん、あじの塩焼き、わかめの味噌汁、大根おろし、たけのこ煮、トマト。『真田丸』ついに昌幸が上洛!! 

 

●5月某日: サク弁、ごはん、しゅうまい、ピザの具、卵焼き、鶏ハムときゅうりのサラダ。ピザの具は、ひき肉や野菜をトマトソースで煮たのに、チーズをかけてトースターで焼いたものです。

今日から2週間、幼稚園は今学期2度目の自由登園期間。園のすぐ横(ぐるりと団地に囲まれた園なのだ)の棟を壊す工事をするので、粉塵や埃がNGな人もいるので、正式な保育期間には含めない。でも大丈夫な人は預かりますよ、という期間。たとえば料理とか、工作とかみたいな保育活動はないけど、先生たちはみんな来ていて一緒に遊んでくれる。今日はサクのクラス(年長さん)、6割くらいの登園だった。一日中、小雨が降ったりやんだりな日だったけど、広い部屋でやった大がかりな「電車ごっこ」がものすごく楽しかったらしく、帰宅後サクから詳細な報告があった。

帰宅後、週末にNHKでゲットした「真田丸」のポストカードで私が友人にハガキを書いていると、サクが自分も書きたいという。ちょうど同じものがもう1枚あったので(というか1枚を私が、1枚をサクがとったのだった)あげると、おばあちゃん(私の母)に出すという。

ずいぶん時間をかけて書いたのを完成後見せてもらうと、よく電話で話してるけど真田丸を見てること、NHKに真田丸(の巡回展)を見に行ったこと、それから大濠公園に行ったこと、よつばとの絵などが書いてあった。切手を貼って、ポストに投函。「いつ、ばーちゃんちにつくの?」「明後日かな」「あさってつくよ、って、ばーちゃんにでんわしよう」そして「てがみだしたけん、ついたらでんわしてね!」と言っていた。ほう・れん・そう完ぺき。

夜ごはん、ドライカレーふうのもの(ひじき、豚ミンチ、たまねぎ、えのき、きゅうり)、焼きネギ、トマト&パプリカ、アジフライ(スーパーのお惣菜)。夫に、「えみの料理でこれが一番好きだなー」と言われ、やや憮然とする。超手間のかからない料理なんですけど・・・・。まあ、確かに美味しくできたけどさ。

 

『真田丸』 第29話 「異変」

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もちろん面白いんだけども、実はけっこう視聴ストレスをかける回だったなーとも思う。カタルシスがないのはもちろん、思いきり感情移入できる人物(たとえば前回の秀次のような)もいない。不穏な秀吉、不穏な豊臣家、かわいいけど謎な新妻、子を授かったものの2人とも幸せなのかな?ってな信幸の妻たち、不穏な真田家、なんといっても信幸・信繁兄弟。これがピークじゃなくてこの後にどんどん不穏を増しますよーっていう作りなのが何とも重い。そんな内容だけど、TLに視聴ストレスを訴える声は少なくとも私は見なかったのが、すんごいなーと思う。

大坂編(秀吉編?)もラストに近づいてきて、多様な登場人物の影にややもすれば隠れがちだった信繁に、私の中でぺかーっとライトが当たった。兄信幸の重ねての質問に、同じ答えを返す信繁。秀吉の容態を伝えない信繁。

かつて「真田のために働きたい、叔父上のように兄を支えたい」とキラキラした目で語っていた少年が、こうなったんだなーと。でも、そうだよねって思う。秀吉の周りでいろんなものを見ていろんな人と接して仕事してきたわけだから。何も知らなかったころと同じじゃいられない。「真田のため」という目的意識に立てば、つまびらかに情報開示すべきだけど、その目的意識がそもそも正しいのかどうか、っていう話、何のために働くのか、それは上(父や兄)から決められるべきことなのか、それが唯一無二なのか。

一方で、今の信繁が秀吉に(豊臣に)心酔しきっているかといえば全然そうではないわけで、秀吉の残酷さも、茶々の危うさもよくよく見てきているし、豊臣の中で出世したい!というような願望もなさそうに見える。

信繁は何となく「場当たり的」に見える。茶々を怖いとは思いつつ、固辞せずに一緒に武器蔵に入ってやる。三成にも刑部にもある種の敬意を抱いている。秀吉の振舞いがおかしいと思えば策を講じてみたり度胸よくぶつかったり(前回のたかの件)、利休に相談してみたり、けれど利休の所業を告発したり、家康に頼まれれば氏政の説得にも全力であたり、秀次付きになれば力を尽くして支えようとする。

いっぽうで、家族に対する愛情が変化したわけではなく、父への真心もあり(「瓜売」)、兄に子ができたことも心から喜んでいる。真田を飛び出したいなんて気持ちは毛頭なさそう。

で、きりに対する態度はどうだろう。いくらきりちゃんがうざいとはいえ、ひどいよね。って思うよね。

仕事熱心で正義感も責任感もあり、度胸や知恵もある。気が優しくて、人の痛みを感じ、人のために動くことができ、でも他方では近しい人(きり)に残酷な態度をとってたりする。「真田のため」という目的意識や「あわよくば独立したい」みたいな大志は、ない。

信繁って、「仕事ができてそこそこモテてコミュ力もあって、要するに光るものがあるけどイマイチ突出できないサラリーマン。人を平気で傷つけている部分もある」って感じの造形だなって思えてきた。その場その場の仕事には一生懸命だけど、跡取り息子とか起業家みたいな強いものはない。それって、視聴者の平均像かも。その彼が、いかにして「己のさだめ」を見つけ、動くか。って話なんだなあ。梅のハリキリワーキングウーマンみたいなのも、秀次の合わない仕事で発したうつも、秀吉ほどの人物でも老いて認知症に至る姿も、いろいろが現代に似てるよね、っていうツイートを見た。だからこそ、信繁がこういう造型なんだな。

それにしても兄弟そろって周囲の女に甘え過ぎなんじゃないのかな、って状態でかなりの回数が過ぎてるのが、そろそろ気になる。稲が自分からガバーッていったのも、尊厳を尊重された真田丸の女らしい行動だったけどさ、お兄ちゃんあんまりなし崩しじゃないのかな。きりちゃんのキリスト教傾倒、そんなのきりちゃんらしくないよって思って見てたしゆうべもそういうツイートしたけど、もしかしたらきりちゃんの己のさだめは「祈る人」になるのかな。そう一筋縄じゃいかないとは思うけど・・・。春と話して「私とお梅ちゃんのいいところを併せ持ってる!」って、ちょっとそんじょそこらでは出てこない名言でありました。

 

 

『とと姉ちゃん』 第16週 「『あなたの暮らし』 誕生す」 ツイートと追記: 間違っても貶されても駆け続ける人

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あの焼け跡のバラック街で、「もう、間違えないようにしませんか」と常子は言ったけど、それは「間違えないために行動しようじゃありませんか、立ち止まって後悔しているばかりではなくて。」ということだったんだろうと思う。

実際に行動すれば、人は細かく間違う。迷惑かけることもある。どうしても、何度でも。それでも凹んで反省して失いながらも行動することをやめない人だけが為せるものがあるんだと思う。正しく空気を読み間違いを避け、危ういものには寄らず触らず、それだけでは事態は何も変わらない。何もしないくせに人のことにツッコミ入れたり批判したりすることだけはいっちょまえなのは世の中悪くするだけ。

ここ数年そんなふうに思って生きてるので(大げさ)、常子たちのこと超応援したくなるし励まされる。何やかんや難癖な勢いで批判され貶められているのを見ればみるほど、「それでもがんばって」って思うし実際がんばってくれる常子たち超尊い。物語に対する視聴者の反応(の一部)が現代の世界を炙り出してて、炙り出しながら物語は自分たちの道を進んでいって、ほんと面白い作品になってる。10年後に再放送したら全然違う反応に・・・って、そんな世界になるといいな。