『とと姉ちゃん』 第16週 「『あなたの暮らし』 誕生す」 ツイートと追記: 間違っても貶されても駆け続ける人
さっすがに闇市の女性の内面吐露は作為にあふれていて「とほほ」感ありましたが、ここで綾が借金に来るのは、おお!と。「女の人の役に立つ雑誌」を興すために貯金+借金で大金を動かそうとしている常子が、最低限生きるためのお金を求める女の人(しかも友人)に、ここで相対する流れ。#とと姉ちゃん
一方で、常子が社長で花山が編集長というバディ関係の在り方もまだ見えていない。「雑誌作りに命を賭ける」覚悟で会社を興した常子が誌面のあれこれを決めるのが普通に思えるけど、巨大すぎる花山の存在はいわば船頭みたいな状態なわけで、航海はスリリングなものになりそう #とと姉ちゃん
「自分本位」を大事にする波がきてる?朝ドラ、大河、ライフイズマイン? URL 書きました。
常子社長+花山編集長では、一歩まちがうと「船頭2人」みたいな状態になりかねない、の意。船、山をのぼらなければいいけどw #とと姉ちゃん
女子校に行くと、男の人がいなくても何でもできるんだと実感する。それって一応平和だからだよね。今イラクやシリアのような紛争地域に行って、身の安全と衣食住を確保しようとしたら、やはり男がいたほうが、また丸腰より武器を持っているほうが安心だし狙われにくいと思うだろう。#とと姉ちゃん
より力の強いものが先んじて食料を手に入れ、敵を追い払って生存できる。それが自然界の摂理で、だからこそ平和が大事なんだよね。力の弱い女だけでも安心して生活できるように。「一人一人が暮らしを大事にすることで平和な世を作る」花森さんのポリシーだと何かで読みましたが #とと姉ちゃん
「食べてないだけ」と言ったら「いずこもおんなじね」と返された綾さんの気持ちを考えると胃がきりきりしてまいりまする…
常子は割烹着を着ているしおそらく調理の匂いも着いていただろう。綾さんは何日食べていないのだろう。何度見ても「いずこも同じね」でヒッとなるけれど、でもここで常子に、或いは私なら、他に何と言えただろう。 #とと姉ちゃん
綾の「食べてないだけ」に「いずこも同じね」って答えちゃう常子が通常営業で。“雑誌を作って庶民の生活を変える戦い”に挑む彼女はこれからも沢山考えなくちゃいけないんだろうなぁ。。 #とと姉ちゃん
そんなに「なんだかお疲れ」「いずこも同じ」ひどいかな…? 綾はプライド高めだし、ただでさえ惨めな立場なんだから、気心が知れた人にかけられる言葉は深刻にならずにさらに一般化してくれた方が気が楽というか、「人の仲それぞれ」レベルの話では #とと姉ちゃん
鈍感なようだけどそんな常子だから友情が続いたのもある。最初に訪ねてきたとき、鞠子は綾の落魄をつらいと言った。そういう感情が言動に滲んだら、たとえ気遣いでも綾には酷だったんでは。あの家と暮らしを見ても態度を変えない、同情してしまわない常子だから綾は付き合えた #とと姉ちゃん
常子からすると、綾の暮らしを知ってはいても、青鞜を支えに生気を失っておらず、その後に訪ねたときも明るい様子だったのも知っている。そして彼女は同情や共感から遠い性分。予告を見たり、お話として俯瞰してる視聴者と違って、即座に「綾に危機が」と捉えなくても不思議じゃない。#とと姉ちゃん
家も焼けず家族も死なず、銀座に事務所を…という常子と衣食住全てに困ってるだろう綾では客観的に見て全然違うけど、常子は今んとこ本気で「いずこも同じ」つまり自分たちも庶民=戦後の弱者側の生活者だ と思ってる。上から教えてあげるんじゃなく同じ目線からの雑誌作りを志してる #とと姉ちゃん
でも、客観的に見たら常子と綾は全然違うわけで、「雑誌で間接的に多くの人の役に立つ」ことと「目の前で窮乏する人を直接的に助ける」ことを天秤にかけて考えるための綾の来訪という作劇だろうから、「いずこも同じね」と言った常子が明日以降、何を思うのか注目するよ #とと姉ちゃん
今日、家賃だの、雑誌作りのための固定費だの、やたら事業にかかるお金の話をしたのもその前フリで、「でもそんなお金あったら目の前で餓えてる人をだいぶ助けられるよね? それでも雑誌作るの?」っていう問題提起だよね。サンデル先生の白熱教室的というか。あなたならどうする… #とと姉ちゃん
闇市のショバ代も払えなかったのに月1,400円の家賃。でも非現実的な数字じゃない。第2号を7円で1千部刷って(1号でも刷ろうとしてたからあり得る)完売したら7千円。経費は紙代と印刷代と1人分(花山)の人件費。家賃はこの時点で発生してないからけっこうな粗利が出てる。#とと姉ちゃん
一発あてやすいご時世だし、第2号ヒットの実績や、花山の名やキャリアも融資には良く作用しただろう。2号の利益と借金に蓄えを加えれば、何か月かは毎月1,400円払えるはず。もちろん、新しい雑誌を売って資金繰りしなければたちまち首が回らなくなるのも明白。至極現実的な計算 #とと姉ちゃん
蓄えがいくらあったかは謎だけど、青柳の遺産的なものがある可能性も。ただ戦中戦後を通じてモノがなく、配給は回らず闇市はインフレしすぎだから食に困る。妹の職もない。当時に生きていたらその状況が何年後に緩和するかは全く読めないから小規模出版社を辞めるのも無くはない判断 #とと姉ちゃん
だからといって、私なら会社を辞めるなんてできないけど、それやっちゃうのが起業家マインドなんだろうね。甲東だって永続的企業かどうかは誰にもわからないしね。常子はスーパーウーマンじゃないけど生活雑誌という新しい事業を成した人だから、やはりどこか突出した部分もあるよね #とと姉ちゃん
「自分本位」を大事にする波がきてる?朝ドラ、大河、ライフイズマイン? URL 書きました。エゴじゃないよ、個の尊重。集団とか空気とか共感とかに囚われないようにしようよ、と。危ないよ、と、長い物語が語ってるような。
取材に行くのか、朝ドラとしちゃ斬新な展開だなw しかし作品としてはとても自然な流れ。そうだよね取材は大事だよね #とと姉ちゃん
取材対象に対する過剰なリスペクトも、過剰な好奇心や哀れみも記事には出ちゃうもので、ある種の冷静さフラットさが必要。でも取材者が取材対象者や作成する記事に対して思い入れがなければ読み手には響かない。常子、試されるなあ! 文芸誌ではやらなかったことだろうし第一歩だね #とと姉ちゃん
常子新会社の資金問題については今までドラマで出てきた数字を考え合わせれば割と妥当な状況が展開されてる、つまりちゃんと数字ありきで作劇してると思います。 #とと姉ちゃん URL
てか花山さん、ほどけた知恵の輪をまた嵌めようとしてたよねw #とと姉ちゃん
常子の、他者への踏み込み方や線引きって一見無神経で無遠慮に見える部分もあるけれど、よくよく見ていくと個を尊重してフラットに接する…というととから受け継がれたものが軸にあって、優しさや誠実さってなんなんだろうなと色々と考えさせられます。 #とと姉ちゃん
唐沢さんのスタパ、最初のほうだけ見たけどやっぱりすてきな人だ。三姉妹がVTRで「唐沢さんの生放送は心配」と言ってたのが面白かったw 撮影現場でも面白いんだろうなw でも、実際ちゃんとジェントルだよね、スタッフもとても大切にしてるイメージ #とと姉ちゃん
充希ちゃんを「芝居のことをよく考えていて、(芝居で)いい表情をする」と言ってたのが印象的。役者さんはどんな場面でも自分の役の芝居をしなきゃだけど、相手が良い表情・良い芝居することで引き出されるものってやっぱりあるだろうな。たとえ唐沢寿明でも。#とと姉ちゃん
唐沢寿明プレゼンツの焼肉弁当が演者スタッフ全員に差し入れられた日、たまたまヒロイン充希ちゃんの初めての撮休だったという奇跡w 「唐沢祭り」という垂れ幕がかけられていたらしい。ちなみに唐沢さんがうっかり小道具を壊しちゃったお詫びの差し入れという趣旨だったとか #とと姉ちゃん
常子、綾の件を妹たちには黙っていたのに、会話の流れでとはいえ花山には堰を切るようにベラベラ喋っちゃったんだな。そして全く驚かない花山。すでにバディな2人 #とと姉ちゃん
綾の仕事を知ったときはショックで身動きとれなくなっていたのが、取材に行って生の声を聞いたから、気づいた。「いずこも同じね」じゃない。「大したものじゃありませんから」じゃないんだよね。聞こうとして、見ようとして、主体的に接したから。#とと姉ちゃん
「戦争で死別して/嫁き遅れて 気が付けばこの仕事に」「女の雑誌のことは殿方に聞いたら?」「殿方の好む献立とか服装とか」 現代批評そのままみたいな直接的なセリフでもあったけど、男性の相手をする仕事の彼女たちが批評性のある視線を持ってるのは自然でもあるし面白かったな #とと姉ちゃん
「女の人の役に立つ雑誌」「庶民に届けたい」なんてぶち上げつつ、彼女たちのニーズも実状も諦念も、本当にはわかっていなかった。でも雑誌のため行動したから気づいたし、気づいたことをもとに考え、動けるようになった。未熟なままでも思いをもって行動を始めることが大事なんだよね。#とと姉ちゃん
わかったようなこと言うのは簡単だけど行動は大変。未熟さやミスを何もしない外野が責めたてて思いきって行動した人を潰してしまうのは、本当に現代の悪習だと思う。行動する人を減らして素人批評家増やしても何にもならない。未熟で失敗しながらも雑誌作りを続ける三姉妹がんば #とと姉ちゃん
たぶん常子達はずっと普通だった。これからもずっと普通だろう。戦争で世の中下がったちゃったから普通が上になってしまったが、これから高度経済成長時代を迎えて世の中が上がってきてもずっと普通だろう。 #とと姉ちゃん
「とと姉ちゃん」では戦後直後は貧しい人が多いといっても、戦争で家が焼けてしまったかどうか、夫が戦地で亡くなったかどうかでその貧困の度合いにも大きな差が出ている。同じ暮らしが豊かではない人で一括りにせず、その中に差を設けている。#とと姉ちゃん
「とと姉ちゃん」の主人公たちは父親を早くから病気で亡くし、男性よりも遥かに安かった女性の稼ぎだけで生きてきた家庭なので、標準よりも貧しい部類に入る人達である。だが、それよりも貧しい人がゴロゴロでてくるので視聴者にはむしろ豊かなほうの家庭にさえ見えるという罠。#とと姉ちゃん
家庭環境と、ととの不在から常子たちは経済的な自立を目指すことが当たり前だったけど、当時の多くの女性は綾さんたちのようによい妻になる技術だけを身につける努力をしていたから、レールから外れると稼ぐ技術がなく水商売一択になってしまうという現実。 #とと姉ちゃん
月曜、火曜と何が始まるのかわからないで見ていたら、本当に貧困の中にある綾さんや同僚たちが、常子たちを裕福だと言い、洋服なんて余裕はないと言い切った。こういう主人公の階層の相対化はカーネーションでもなかった。貧困が見えるようになってきた「今」らしい描写。 #とと姉ちゃん
お金を貸したときより、ずっといい笑顔で、晴れやかな気持ちになってくれた綾さん。そのことが心底うれしい常子。そういうことなんだよね。うちに間借りしたらとか水商売よりまともな仕事紹介するわよとかじゃなくて、常子は雑誌を届けることを通じて、こういう笑顔になってほしいんだ。#とと姉ちゃん
「寒い季節に半袖ワンピースって?」と季節感を疑ってるの散見するけど、確か4月号って言ってたような。夏に向けての服装としてぴったりなのでは? #とと姉ちゃん
脚本家が美子の裁縫好き設定を忘れてるわけじゃなくて、美子は曲がりなりにもプロのはしくれ(洋裁屋バイト歴もある)だから、君子に頼んだんだよね。君子が言われたとおりにやってうまくできれば、雑誌の装丁読者層である庶民の女性にも作れることが確かめられるという暮らしの手帖流 #とと姉ちゃん
#とと姉ちゃん 今作で、カフェの女性たちが一張羅を着たきりすずめにしてて臭いという表現があったのは重要なことと思います。大半の人は、清潔に身を保てないのに自分自身に誇りを持つことなんか出来ない。洗い替えして、清潔な身なりで仕事を出来ることがどれだけ大事なことか。
RT相手の苦しみや悲しみに無関心なのは言うまでもなく、過剰に反応して憐れむのも無関心と同様に対等さがないことだ。そこって履き違えやすいところで、そういう場面を実生活でも見るにつけ、本当の優しさや公平さって?と考えてしまう。だから常子と綾の関係がとてもいいなと思う #とと姉ちゃん
#とと姉ちゃん は常子が男前ヒロインじゃないところがいいと思っている。それは男くさい花山の中にフェミニンさが息づいていることにもかかっていて、人は多面体で、男らしさ女らしさなんて取るに足らないんですよというメッセージになってるのよね。
花山が母代わりに暮らしの色々をやってきた(生活の実践者である)から知っている、のは納得だけど、今は普段の生活でやっている描写がない(奥さんが全部やってる)ので、ちょっと弱かったかなーと思う。まぁ史実の花森さんとこも奥さんがやっていたなら変えにくいだろうけど #とと姉ちゃん
直線裁ちワンピースvs洋裁学校は序盤からの「本物偽物論争」からの繋がりっぽくて面白かった。直線裁ちワンピースは洋裁学校で習うような本物の洋裁ではないけど綾さんが笑顔を取り戻せたから村野家にとっては本物以上の価値があるんですね #とと姉ちゃん
常子新会社の資金問題については今までドラマで出てきた数字を考え合わせれば割と妥当な状況が展開されてる、つまりちゃんと数字ありきで作劇してると思います。 #とと姉ちゃん URL
RTした通り、今日の話も、1冊50円なら1万部といわず3,000部売れただけでも売り上15万で、写真やカラーの印刷費がかさんだとしても広告費2,400円は無茶な数字ではない。当面の資金は「借金した」と言っていたので、売れれば資金繰りは回っていく。しかし!(続 #とと姉ちゃん
承前)雑誌50円・新聞広告2,400円と出てきたことで、銀座の家賃が月1,400円なのは如何なものかという疑問に囚われてる私であるw 陽当たりも悪くなさそうだし、銀座の隅の隅かすごくガタがきた建物か、いや契約時より家賃もインフレしてるのか。終戦後のご時世だからして #とと姉ちゃん
校長への態度が本当に常子らしかった。「営業妨害のつもりはない、自分たちの雑誌作りもやめない。」上手い修辞や理論武装のない、シンプルな意思だけ。口下手だけど強い意思を、激せず臆せず静かに語る。相手の瑕疵も突かない、帰ったあとも悪口言わない。「自分本位」常子ここにあり。#とと姉ちゃん
辞めるときの「大金持ちになれるかも」は甲東の堅実さ(でも将来にわたって絶対安全とはいえない)より博奕性ある起業を選ぶことの説明で、大金持ちの妄想では「あんまりいいの出なかった…」と言ってたので、大儲けしたい願望は実際はないんだよね。わかりにくい描写だったのかな #とと姉ちゃん
甲東の給料ではギリギリの暮らしで先細りであり、もっと家族に(特に母に)楽をさせたいという意味での「稼ぎたい」であって、「大儲けして贅沢三昧の暮らしがしたい」じゃないんだよね。食物・文学という妹たちの具体的な妄想に比べ常子は空虚だったし、妄想した後しょんぼりしてたし。#とと姉ちゃん
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常子は社長なんだから、彼女のやることはお金のことを考え社の方針を考えいい人材を揃えて「いいですね」とGOサインを出すこと。常子の今までの経験と積み重ねはそこに出る。稼ぐとか女性のための雑誌を作ろうとか、表紙絵への感想とか。 #とと姉ちゃん
今までのところ、何より大きな仕事は、花山という最高の人材を口説き落としたことだけど。それぞれがそれぞれの能力と経験を元に、それぞれの仕事をしている。#とと姉ちゃん
講座の件、どうしても歯磨き作りとオーバーラップするもので、あのときは常子が一番に笑い出し、「家族ではない」森田屋も一緒に笑ってくれて終わったけど、今回は厳しい表情で自分の失敗を認め頭を下げる姿が印象的。でもこれをどう糧にすればよいかはまだ見えていないだろう。#とと姉ちゃん
また、「食うためにやったこと」という花山の言葉は、多田や早乙女を思い出させる。そして、やった本人ではなく「時代を恨め」と。時代はこれから高度経済成長に向かい、雑誌は商品テストを始める。歯磨き時代からの常子の成長やこれまでのエピソードと共に、今後を感じさせる土曜日 #とと姉ちゃん
「恨むなら時代を恨め」は、「時代を恨まないためには、どうしたらいいか」と考えることにつながりそうだなあ。意地悪や理不尽に対して恨まず「自分はどうするか」という自分本位の態度に徹してきた常子が、どう会社を守っていくか、雑誌を通じて変わりゆく時代とどう対峙していくか #とと姉ちゃん
んで、「時代を恨め(キリッ」なーんて言ってくれちゃった花山は、「時代」に加担した過去をあれだけ悔やんでいたからには、ご自分の考えもおありなんでしょうね、時代とどう対峙していくか。でも社長は常子だから顔は立てるというか常子を育てる側面もあっての今回の対応ということか #とと姉ちゃん
来週さっそくやるみたいだけど、常子と花山が、ぶつかり合ったり協力したりしながら雑誌作りをしていくの、楽しみ。家族を含めた「内の人」常子が、「外の人」とそこまで深い関係性を築くのは初めてだね #とと姉ちゃん
常子と花山は夫婦でなく家族でなく、社長と編集長で、年上と年下で、男と女で、とと姉ちゃんとかか兄ちゃんで、推進力と頑固一徹で、求めた者と求められた者で、いろーんな関係性が見られるよね。こういうバディは朝ドラでは異色だし、楽しみー #とと姉ちゃん
あの焼け跡のバラック街で、「もう、間違えないようにしませんか」と常子は言ったけど、それは「間違えないために行動しようじゃありませんか、立ち止まって後悔しているばかりではなくて。」ということだったんだろうと思う。
実際に行動すれば、人は細かく間違う。迷惑かけることもある。どうしても、何度でも。それでも凹んで反省して失いながらも行動することをやめない人だけが為せるものがあるんだと思う。正しく空気を読み間違いを避け、危ういものには寄らず触らず、それだけでは事態は何も変わらない。何もしないくせに人のことにツッコミ入れたり批判したりすることだけはいっちょまえなのは世の中悪くするだけ。
ここ数年そんなふうに思って生きてるので(大げさ)、常子たちのこと超応援したくなるし励まされる。何やかんや難癖な勢いで批判され貶められているのを見ればみるほど、「それでもがんばって」って思うし実際がんばってくれる常子たち超尊い。物語に対する視聴者の反応(の一部)が現代の世界を炙り出してて、炙り出しながら物語は自分たちの道を進んでいって、ほんと面白い作品になってる。10年後に再放送したら全然違う反応に・・・って、そんな世界になるといいな。