師走の八 / セルフケアの方法
●12月某日: 今年下半期、時々(月1~2回)Fbライブしてみてた。しゃべる練習もであり、目先を変えるってのもあり。なかなかおもしろい。来年はもっと話の中身を‥‥(笑)。夜ごはんは鶏と野菜のトマト煮。カルボナーラ、サラダ。
(facebookより)
私のセルフケアのひとつに「めためたに泣く」ってのがあります。泣くってデトックス効果ありますよね。
頻度にして1か月か2か月に1回くらいでしょうか?
意識的にやるわけではありません。ただ、ほろ酔いの夜になんとなく開いた本、聞いた曲、再生した録画や動画をきっかけに涙が出てきて、涙が出ると気持ちが盛り上がっちゃって、そのコンテンツにやたらめったらに感情移入し必要以上に自分と重ね合わせ、だんだん何で泣いてるのかわかんないけど涙が止まらん、みたいな(笑)。
こうやって書いてみると「子ども泣き」に近いですね。
計ったことないけど、時間的には20~30分くらいのはず。
そのくらい経つと昂った気持ちがおさまってきて、「あー、こんなに泣いたら、明日絶対、目が腫れるな」と俯瞰する自分が戻ってくる。
で、寝る準備をして寝る。という感じです。
何でこんなこと書くかというと、2021年の後半は「セルフケア」についてよく考えてたからってのもあるけど、まさにゆうべ、めためたに泣いたからですw
朝起きると鏡を見るまでもなく目が腫れていて(尋常でなくまぶたが重いw)、ふとんの中で「あー、ゆうべ泣いたんだったわ」と思ったものの、「はて、何をきっかけに泣いたんだっけ?」と5分くらい思い出せなかった。
ケストナーの『飛ぶ教室』でした。
12月になると読みたくなる本。
「泣ける本/映画」みたいな基準でコンテンツを選ぶわけじゃない。そもそも、「さあ泣くぞ」なんて気もまったくない。気が付いたら泣いてる。無意識に「泣きたい気分」になってるんでしょうね。
かといって、どんなコンテンツでも良いってわけじゃなく、無意識に、そのときの自分の琴線に(涙腺に)触れるコンテンツを選んでいるんだろうなあ~
特別悲しいことや心配事、ムカついたことがあった日の夜に‥‥というわけでもありません。日々を過ごす中で、檻のように少しずつたまっていく負の感情が‥‥
いや、「負の感情」に限らないのかもしれません。吐く息に必ず二酸化炭素が含まれているように、どんなに栄養のあるものを食べてもいくらかは排泄されるように、楽しいことや充実感ある仕事すら緊張や疲れといった老廃物を伴うもので、体の中にその老廃物を溜めておくコップみたいなものがあり、コップがいっぱいになると、涙になってわーっとあふれだす‥‥って感じ。
でも、そのコップの容量や、今いっぱいになってるかどうかは、自分でもわからない。何か良い本や曲、映像などがトリガーになって涙が出てきて初めて気づく。
で、一夜明けると、何でそんなに泣いたのかさっぱりわからないけど、どこか心が仕切りなおされている。そんな感じ。
考えてみるに、20代のころからやっている不定期のルーティンであり、無意識のセルフケアだと思います。同じようなことやってる人いませんか?
あ、今ふと思い出した。今年の春、BTSが珍しく韓国の地上波の特番に出たとき、「最近泣いたのはいつ?」と聞かれて「昨日。アニメ見て泣きました」と答えたジンくん。でも、タイトルは覚えていない、と。
いやいや昨日見たのにタイトルわかんないとかある?スポンサーに配慮したのかな?と思ってたけど、あれは私と同じ涙活デトックスだったのかも! 泣いたあとはスッキリしてよく覚えてないってやつ。
(都合よく解釈するのはオタクの悪癖です)
うつになるとわけもなく涙が出て止まらないのは、デトックスがうまくいってないことを示しているんだろうなと思ったり。