弥生の十八 / 幼稚園同窓会

●3月某日:(facebook投稿より)

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幼稚園で、息子たち、現1年生の同窓会がありました。
1学年1クラスの小さな園。息子が卒園するときはクラス17名でしたが、入学先は8校にも分かれました。

在園していたころと同じように、登園するやいなや、遊び出す子どもたち。気づけば、奥の砂場の近くにみんな集まって何かを観察していたり、追いかけっこが始まったり。
この小さな園にはちょっとそぐわないくらい、背ぃも手足も伸びているけど、在園児さんたちが作ったどろんこの山や川の凹凸をものともせず縦横無尽に走りまわる姿はあの頃のまま。

場になじむまでちょっとはにかんでもじもじしてる子や、一人ゆうゆうとマイペースで遊んでいる子がいるのも当時と同じで懐かしい。そんな子たちも、友だちに遊びをしかけられればいつのまにか輪の中に入っていたりするのです。

幼稚園に思い入れたっぷりなのは親だけで、「今」を全力で生きてる子どもは一年も経てば変わってしまってるんじゃないかな。・・・・なんて想像もちょっとしてたんだけど、なんのなんの。

この子たちは3年間、この仲間と、ここで遊んできたんだもんね。体が覚えてるんだね。来る日も来る日も繰り返してきたことの強靭さを感じました。君たちにはしっかりした根っこがある!

お部屋に入って集まり、先生たちも勢ぞろいで久しぶりの「語り合い」。担任の先生が「みんな、どこ小学校の何年何組で、学校の何が好きか教えて~」と促す。それぞれの子の発言の仕方や、それに対するガヤ(笑)の反応にも、一年生らしい成長と同時に、変わらない一人一人の “ らしさ ” が感じられて、懐かしくて眩しい! 

いろんな個性の子どもたち、そのすべてを先生たちが心から受け容れ尊重している様子、わが子だけじゃなく、よその子にもあたたかい目線を注いでる親たちの雰囲気、
そして、心を許しきった笑顔の子供たち。
久しぶりに見る光景に、涙が出そうだった! 
尊い」ってこういう時に使う言葉だと思います。

公式(笑)の同窓会は午前中で終了しましたが、そこから近くの公園に移動してお弁当。もちろん子供たちは食べるのもそこそこに思い思いに遊びまわります。お母さんたちの終わらないおしゃべりも健在。久しぶりだもんで、ネタが尽きないのよ~! 

気づけば夕方。楽しくて胸いっぱいのさくらの1日でした。 

幼稚園での「語り合い」、サクは「好きなべんきょうは、こくごです」と言ってた。えー! 生活とか図工とか言うかと思ってた母ちゃんはびっくり。おまえ、普段あんなに「あー、また こくごか(翌日の時間割を見て)」「おんどく、めんどくせー!」って言うとるやんけ! 

先生に「国語のどんなところが好き?」と聞かれると、「漢字書くのとか」と言ってた。あーなるほど。なぜか(なぜか、っていうのも変だが)サクは字がうまいと褒められていて、書写で賞状ももらってきてたので、得意だという感覚なのかも。ほかにも、わが子の発表を聞いて「えっ」という声がちらほら。子どもは親の斜め上をいきますねw 

夜ごはんは、牛肉とピーマン、チンゲン菜などでチンジャオロース風のやつ、小松菜の和え物、みそ汁。残業帰りの夫と話し込んで(飲みこんで?)1時前まで。お母さんたちとの公園トークで出た話をしてたら、「それだけ話せば夕方までかかるはずやな…」と言われるw 明日の佐川氏の証人喚問はどうなるか?とか。これから政局はどう動くか?…だけじゃなくて、政権はどうするべきだと思う?とか。