師走の十二 / Eテレ 「(東北発)未来塾」森達也講師
●12月某日: 寒いよ~1日冷蔵庫の中みたいだよ~という予報の日。実際、寒い。でも、朝きもちよく目が覚めたのでランニングしてみた。向かい風に負けてられんと自分を鼓舞して8kmちょい。板付遺跡。資料展示の「弥生館」とともに、ミニ環濠集落もうらぶれた味わいがあります。野っぱらに無造作に置かれた竪穴住居・・・夜になると若いカップルなんかがこの中に籠もったりしないんでしょうか・・・と思ったら、中に入れないように南京錠的な施錠がしてありました。そうですよね、うん。
午後、読み聞かせサークルの「○○(サークル名)通信」の原稿を作る。全校生徒に配るのだ~! ま、そんなにじっくり見る人もそうそうおらんだろうけどさw なんか、普段しないことなので、ちょっと面白かった。
サクは夫とハウステンボスの本とか見ながら計画ノートをせっせと作っていた。地図を書くのがうまいw
夜ごはんは焼き鮭と豚汁とか。「直虎」の最終回ぃぃぃ~~~! よかったよ。めっちゃよかったよ。感動!! で、私が直虎に釘付けに見てる間に、サクがアルミホイルとか折り紙とかモールとかですっごくかわいいリースを作っていた。めっちゃいいやん!!って言う前にサクは寝てしまったので、手紙を書いて伝える。
●12月某日:
スパゲティサラダという昭和の献立(「きのう何食べた?」のシロさんいわく)を作ったら、明らかにパスタの量を間違えた。この大量の炭水化物ェ
きゃーっ。長崎に出張してた夫が豚の角煮まんを携えて帰ってきてるらしい!
ということで、夜ごはんは、鶏手羽と玉ねぎの煮物、スパサラ、豚の角煮まん。
羽生結弦が全日本欠場を発表。競技会に彼の姿がないのはとても淋しい。ライトな私ですらこうだからファンの皆さんそして本人の無念と不安たるや。オリンピックシーズンっていつもこんなんある印象。トップアスリートの世界、過酷…
森達也監督が講師の回のEテレ「未来塾」(旧:東北発未来塾)の録画を見て泣いている
石巻市。人もまばらな仮設住宅に残されたおばあちゃん83歳。みんなどうしていなくなったんですか?と聞くと、立ち退きの期日が迫っているから、と。行く先の無い人は、数百m先の新たな仮設住宅に移らなければならないらしい。
一人でお住まいですか?と聞くと、娘と2人だと。震災後3度も入院していて、2人でよく「波と一緒に逝きたかったねえ」と話している、とおばあさんは静かに語った。おばあさんの話を聞いていた大学生の1人は大川小学校出身
2歳年下の妹が大川小学校で被災して命を失った。彼女は震災以来、多くの集会やメディアの取材など不特定多数の前に立ってきたが、face to faceでは今でも震災を少しも語れない。親友にさえも。サンドウィッチマンの「妹さんは帰ってき… URL
大川小で子どもを亡くした遺族には、県や国を相手に訴訟を起こしている人たちもいれば、そうでない人たちもいる。当時から、「何が正しいのだろう?」と思いながら過ごしてきた、と彼女は言った
一言で「被災者」と括られがちな人々の様々なレイヤーについては、やはりドキュメンタリータッチの映画を撮る是枝裕和が「東北発未来塾」に来た回でも語られていた。同じクラスで過ごしていても、家を失った人、家族も失った人、一時避難だけですんだ人など様々で、互いに触れないようにしている、と
たとえば被災の体験や現状を伝えたい・忘れてほしくないと面前に立つと、同級生から「家族も亡くしてないくせに何がわかる」と言われる、というような体験を若い子たちが語っていた。
みんな生活があるんだから、四六時中、寄り添うとか不可能だけど、それにしても、こういう現状をもっとたくさんの人が見たら、選挙結果とかもだいぶ違うんじゃないかしらと思う。でも届けることって本当に難しい。
●是枝さん講師「東北発未来塾」を見た時の感想
●いとうせいこう『想像ラジオ』感想
文中でも書いたけど、これ読んだあと、与党のやることなすこととか政治を見てるとあまりにしらじらしくて、震災であれだけの命や地域や生活が失われたという悲しみと怒りを経た世界なんだろうかこれが? と、信じられない思いがする。
ところで昨日のTHE MANZAIの録画はまだ見てないんだけど、森達也監督が来たEテレ「未来塾」の放送(12/3)の最後、森さんが「これまでの流れや映像も、どう編集されるでしょうね」と言ったあと、サンド伊達さんが安倍さんを真似した口調で延々としゃべってました。
あと、「LIFE」は時々しか見ていないのでよくわからないのですが、ウッチャンがNHK会長に扮するキャラで言う「NHKですから(みなさんに寄り添います、応援します)」は、皮肉なんでしょーか? 熊本ライブ、すごくよかったね。